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沸点や分子量、蒸気圧、揮発度の数値しかわからない液体の、単位時間、単位面積あたりの蒸発量を計算で求められないでしょうか?
また、これだけでは求められない場合は他にどんな値が必要なのでしょうか?
誰かお教えください。

A 回答 (1件)

 蒸発量は、化合物の物性より熱の移動量の要因の方が大きいです。


 熱源からの供給熱量・温度差・壁の伝熱抵抗など多くが関係します。
 基本計算式 ・・・ Q=U・A・Δt
 Q:熱の単位時間あたり移動量
 U:熱伝達係数[Kcal/m2・h・℃]
    単位例(古い単位ですみません)
 A:伝熱面積
 Δt:伝熱面の表裏の温度差
 Uは、伝熱面の形状、壁材の熱伝導率、壁面の汚れ具合、液体の攪拌度、などにより大きく変化します。

 伝熱計算は、結構複雑かつ経験則が必要です。

 蒸発するものの物性としては、沸点(周囲との伝熱温度差)、蒸発潜熱(物質移動量)、粘度(伝熱抵抗)、などが効いて来ます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
非常にマイナーな有機化合物で、どの文献調べても簡単な物性しかのっていないのです。
熱伝達係数は、実際に実験して求めるしかないのでしょうか?
大体の目安でいいので、計算だけで蒸発量を予測できないでしょうか?

お礼日時:2003/07/27 10:54

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