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危険物取扱者 乙種 丙種
危険物取扱者の国家試験の内容についてご存知の方に、教えていただきたいことがございます。

1、丙種の試験内容において、元素周期律表を暗記しなければならないような設問が出るでしょうか。

2、乙種のいずれかの類の試験内容において、元素周期律表を暗記しなければならないよう設問が出るでしょうか。
乙種については、基礎科学、基礎物理の問題は出るとのことですが、そういうものの中に、元素記号や元素番号を覚えておかなければならない程度の問題が含まれますか?


お教えいただけたら助かります。
何卒よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

元素記号についても元素記号というか、「化学式」として出ますね。


元素周期表に出ている物質の中で、主に危険物試験に出るものとしては
可燃性固体(乙種第2類)に属する
・アルミニウム(Al)
・マグネシウム(Mg)
禁水性及び自然発火性物質(乙種第3類)に属する
・カリウム(K)
・ナトリウム(Na)
・リチウム(Li)
といったところでしょうか?

私も今から25年前に丙種、4年前から昨年までの3年間に乙種(6種類)を
受験し合格していますが、今までの試験問題の中で元素番号は出た事は
一度もなかったですね。結論としては元素周期律表を暗記する必要は
ないと思います。
強いてあげるなら原子量は覚えた方が良いかもしれません。
といっても、覚えるのは炭素(C)と酸素(O)だけで十分ですよ。
ちなみに炭素の原子量は12、酸素は16と覚えましょう。

基礎的な物理、化学(科学ではありません)の科目で物質の燃焼に
関する問題でこんな問題が出ます。

「炭素6gを燃やせば、二酸化炭素は何gできるか?」

二酸化炭素の化学式に先述の原子量を掛け合わせればOKです。
この場合、炭素が12gだと超簡単なんですけどね。
二酸化炭素は炭素原子が1個、酸素原子が2個ですから12gだとそのまま
12+16×2で44gなのですが、炭素が6gですから

12:44=6:x となりますから、44gの半分である22gが正解になります。
(くれぐれも38gとならないように注意して下さい)

あとアドバイスとしては、乙種第3類の試験では先述のカリウム、ナトリウム、
リチウムの融点、比重といった性状についての問題は必ず出ます。
ここは完全にマスターしてくださいね。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

たいへん詳しく説明してくださり、本当に助かりました。
実は、受検するのではなく、小説の資料として必要でお伺いしたのですが、叙述に使えそうなネタが満載で、とても興味深く勉強させていただきました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/08/19 02:42

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