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ビートルズがモーツァルト/レッドツェッペリンがベートーヴェン
…という、ロックバンドとクラッシクの作曲家の対比を、本などでみかけるケースがたまにあります。

前者はたぶん、いい音楽が大衆(といっても、モーツァルトの場合は貴族に限られるのかもしれない)にも伝わったことを言っているのでは?
後者は、20年くらいを経て、とてもダイナミックな感じに継承され・進化したことを言っているのでは?
と思っております。
(実際、レッドツェッペリンとベートーヴェンが好きです。という人は、結構な数いる気がします。)

これを踏まえまして、
(1)
このような、クラッシックとロックの対比の定番事例はもっとあるのでしょうか?ご存知ならば教えてください。
(2)
個人的に好きなショパンはロックでいうとどのあたりになるのか?
(3)
ビートルズがモーツァルトだとすると、ディープ・パープル、クイーンはクラッシックの誰の位置づけになるのか?
(4)
その他、ご意見や考察などお聞かせいただけたらなと思います。
ただの興味です。今後いろいろ聴く際の参考にさせていただきたくて質問しました。

A 回答 (1件)

全く同意出来ないですし、「ある限られた一時期(古典からロマン)のクラシックの作曲家が、今の定番ロックバンドのそれぞれに必ず呼応している」という前提がおかしいと思います。



コアなロックファンの常套句「○○はロックだ!」というのが時々皮肉で引用されたりしますよね。彼らは自分が認めたもの、今知った事をすぐロック(の美意識や精神性)と結び付けたがる・・という皮肉でしょうが、ノリとしてはそれと同じ類に思えます。



ちなみに、自分はビートルズは好きですし良さも見出せますが、モーツァルトは大嫌いですし全く支持出来ません。それぞれの音楽性にも共通点は全く見出せません。それこそdengaku10000さんのおっしゃるように「当時大衆にバカ受けした音楽だった」・・・くらいでしょうか。

まず、ビートルズの際立った特徴としては、ロックにおいての革新性・前衛性が挙げられると思います。かつ、後のロックあるいはポップミュージック全体の「スタンダード」になったという意味で現代ポップのパイオニアと言えるでしょう。
一方、モーツァルトの音楽は今となっては極めて保守的かつ形式的ですし、音楽理論の観点で何か特別なことをしている訳でもないですし、また彼の音楽スタイルが後のクラシックのスタンダードなった訳でもないです。(ベートーベンであればそう言えると思います。それこそ彼無くして彼の後のロマンから近代の時代のクラシックは語れないと思いますので。)


>レッドツェッペリンとベートーヴェンが好きです。という人は、結構な数いる気がします。
これはなんとなくわかるような気はします。でも「ツェッペリンとベートーヴェンが結びつくから、じゃあ他は?」というような話ではなく、単にこの2つに音楽的共通点があるというだけの話。単純に音楽における美意識(何を良しとするか)の面だと思います。

例えば、ドビュッシー支持者はバッハにも価値を見出すケースが多かったりします。ジャズとクラシックは昔から不思議と相性がいいです。このように一見それぞれが全く似ていない表現作品、あるいは全く違う表現手段でも、共通する美意識が存在するということはよくありますね。
でもビートルズとモーツァルト・・・これは違うと思います。(勿論どちらも聴くという人間もいるとは思いますが、元々どちらもキャッチーで大変大衆に人気の音楽ですから、たまたま重なることもあるというだけの話では。)
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この回答へのお礼

大変遅くなりましたが、回答ありがとうございます。

なるほど。
モーツァルト作品は聴いてみても興味が持てない音楽だったので、あまり調べたりしていませんでしたが、当時としては保守的な音楽だったんですね。
ビートルズとベートーヴェンが革新的だったということで、勉強になります。

美意識の話も、なるほどですね。
むしろ、絵画やマンガをロックやクラッシックと結びつける、という新しい遊びを見いだせそうです。

お礼日時:2010/11/01 16:25

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