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武士から見た江戸時代とは?

武士から見た江戸時代とはどんな感じだったんですか?

A 回答 (5件)

 トータルでの話かな?


初期の武士は国替えのあと領地で新田開墾をし結構豊かになりました。ところが俸禄は米だったので、江戸時代後半には他の物価に対して相対的に米価が低くなり生活は百姓・町人に比べて相対的に貧しくなりました。しかも、馬、足軽などを決められた人数を雇っていたので出費もかさみました。跡継ぎがいないとお取り潰しになったし、結構リスキーな立場ではありました。
 江戸時代後半になると、馬にも乗れない、弓も引けない武士が増えたといわれています。戦争がなくなって、年貢の徴収や治安維持などの「お役所仕事」が中心だったようです。

 江戸時代を通してみると、武士は、軍人から公務員へ変わっていった、庶民の給与が上がってゆくのに給料はずっと同じだったといったところでしょうか。
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江戸時代の武士は、士農工商という身分の頂点にいたと言われていますが、その実態は軍事力を持たない現代の官僚のような存在だったらしいです。


ですから、幕府や藩に仕えてはいるものの、それは義務的な意識でしかなく主体性を持って国や藩のために行動するというイメージとは大分違ったようですね。

>好況不況の波は江戸時代にもあって、ほとんどの藩が財政難に陥っていたが、260年もの間、どの藩も年貢の大幅引き上げができなかった。
その理由として堺屋太一は「武士が軍事力を持っていなかった」ことをあげている。戦国時代の武士は軍人だったが、寛永年間(1624-44)以降になると、武士が軍人として行動することがなくなった。つまり、武力を持たない公務員となったというのである。

このことは、江戸時代の武士階級の性格を決定づけることになった。
幕藩体制下で武士階級は公務員となり、上級武士(旗本他)は官僚化した。この新たな身分の創設がその後の日本社会を良くも悪くも左右する。

江戸時代の武士と現代の官僚はよく似ている。元禄時代などの好況期には市中の民間人のほうが羽振りがよく、公務員は相対的に貧困化し、卑屈になっていく。それが不況期になると元気を取り戻して、時として「改革」という大義名分を掲げて「暴走」するのである。

参考URL:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k= …
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!とても、ためになりました。

お礼日時:2010/08/20 12:47

私ゃ、下っ端の郷士です。

スミマセン。
濃尾平野の辺りの江戸時代だと、そりゃあ宗春様の頃が良かったがね。

ウチの藩の朝日文左衛門さんの「鸚鵡籠中記」には、当時の様子が詳しゅう書いとりゃ~す。
神坂次郎さんが『元禄御畳奉行の日記』ちゅ~本を出しとるんで、良かったら読んでちょ。
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自分も元武士です。



自分江戸でしたが、毎日ダルいし町人が偉そうにしてて結構住みづらい世の中ですよ。

命をかけるほど熱くなれるものがあって安土桃山がうらやましいっす(涙)
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元武士です。



自分は安土桃山でしたので、江戸時代は正直羨ましかったですね、平和でした。
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