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日本がそれぞれの月を「一月、二月…」と呼ぶようになったのはいつからなのですか?

英語ではjanuary februaryなのだから、日本だって睦月、如月…でも良いと思うし、その方が格好いいと思うのですが…

A 回答 (5件)

ご質問の趣旨が「日本で(漢)数字+月で月の名を表すようになったのはいつからか」ということなら、「中国から暦法が伝わって暦を使い始めた当初から」だと思います。

史料をあげれば日本書紀などの文献史料や出土する金石文などに普通に使われています。例えば熊本県の江田船山古墳から出土した大刀には銀象嵌で文字が記されていますがその中に「八月中」とあり、埼玉県の稲荷山古墳から出土した鉄剣には金象嵌で「辛亥年七月中記」とあります。後者の「辛亥年」を西暦471年にあてる通説にしたがえば、少なくとも5世紀後半には使われていたことになります。

一方「日本で一般の人が数字+月で月の名を呼ぶようになったのはいつか」ということであれば、これは別の問題です。

例えば万葉集には「数字+月」と表記された歌がいくつもありますが、例えば
原文に「不盡嶺尓 零置雪者 六月 十五日消者 其夜布里家利」(巻三)とある
富士の嶺に降り置く雪は六月の十五日に消ぬればその夜降りけり の歌の「六月十五日」は、
「ろくがつのじゅうごにち」ではなく「みなづきの もちに」と読むように、現存する漢字の表記だけでは「実際にどう読まれていたか」まではわからないからです。(この場合は歌であることもあって「六月」が「みなづき」と読まれたことは確かだと思いますが…)
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この回答へのお礼

なるほど、つまり日本に伝わった暦はもともと数字を使った暦で、読み方は特に関係なく数字を使った表記が日本の大元の表し方なのですね(解釈違ってたらすいません)

時代によって「一月」を「むつき」と呼んだり呼ばなかったり、【睦月】と表記したりしなかったり、「一月」の日数や期間のような定義が少し変わったりもした、という感じでしょうか。



回答ありがとうございます!すっきりしました!

お礼日時:2010/08/29 14:17

奈良時代からです。


万葉集の六月(みなづき)は、歌だからそのような読み方になっていると思います。
しかし、一般には、今の読み方とほぼ同じだと思います。

平家物語 那須与一
 ころはにんぐわつじふはちにちとりのこく
 頃は二月十八日酉の刻

>英語ではjanuary februaryなのだから、日本だって睦月、如月…でも良いと思うし、その方が格好いいと思うのですが

イギリス人が言ってました「日本の暦は番号順になっていてわかり易くてよい」
まあ、人それぞれです。
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少なくとも奈良時代からです。


日本書紀にすでに用例があります。
↓これには五月、六月などの文字がみれます。
http://www.ndl.go.jp/koyomi/rekishi/pic01_2_exp. …

睦月、如月のようなよび名のほうが後からできたのでは?
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「現在使っている太陽暦」においては, #1 にあるように明治 6年1月1日.


それ以前の太陰太陽暦を含めるなら, かなり昔からありますよ.
1月については「正月」と呼ぶこともあります.
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明治6年(1873年)1月1日からだと思いますよ。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E6%9A%A6
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