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日本語の母音についての質問です。音韻論では母音を区分する基準の一つとして前舌母音、中舌母音、後舌母音の3つがありますが、日本語の「あ」は一般的にどのように区分されているのでしょうか?広辞苑によると日本語の「あ」は前舌母音と中舌母音に該当し、どちらかであるかは区別しない、というような記述がありましたが、これは一般的なのでしょうか?

A 回答 (2件)

>>広辞苑によると日本語の「あ」は前舌母音と中舌母音に該当し、どちらかであるかは区別しない、というような記述がありましたが、これは一般的なのでしょうか?



はい。


 これでは回答が短いので、ラデフォーゲッドの図を入れます。

 http://www.phonetics.ucla.edu/course/chapter1/vo …

 ご覧になると分かるように、「ア」にあたる母音は、ちょうど上左の「イ」と上右の「ウ」の中間であることにお気づきと思います。「中舌母音」と言われる理由はここにあります。

 「前舌母音」の線も、口が開くにつれて後退しますから、開母音では前後の差が小さいことにもご注意ください。

 

 
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まずちょっと考えてみてください。

日本語の母音のinventoryには5つの母音しかありません。「あ」であるlow vowelは日本語ではひとつだけです。英語のように3つあるわけではありません。ですから、大事なのは日本語では、「あ」の母音は、low vowelにおいて一つしかないってことなんです。音韻論のformant analysisってありますよね。母音はfront, central, backのbacknessで分けられますし、あとheightでいうhigh, mid, lowで分けられますよね。ですかた日本語の「あ」はlowに位置し、inventoryで一つしかないので、そのことはあまり気にしなくてよいのでは。
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