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縦断図の片勾配のすり付け図の計算が分かりません。
距離30メールで右が+2%~+9%に変化で1/264
左が-2%~-9%に変化で1/134
となっています。この1/264や1/134はどうやってめとめたのでしょうか?

A 回答 (1件)

 片勾配のすりつけは、その道路の車線幅員も考慮する必要があります。

つまり、車線端部でのすり付け率がどうなっているか、ということです。
 車線幅員が3mの場合、-2.0%~+9.0%のすり付けだと、車線の端部では0.33mの高低差が生じます。

Δh=3.0m×(0.09+0.02)=0.33m

 すり付け長が30mの場合、すり付け率は

λ=0.33÷30.0≒1/91

 これを一般式で表すと、横断勾配の代数差をΔi、すり付け長をL、車線幅員をW、車線数をnとした場合、すり付け率λは

λ=(W×n×Δi)/L

 となります。ただし、中央帯がある場合はその幅の1/2をW×nに加える必要があります。

>距離30メールで右が+2%~+9%に変化で1/264

 これだと逆算した場合、車線幅員が1.62m程にしかなりませんね。

>左が-2%~-9%に変化で1/134

 この場合は3.2mでしょうか。道路の幅員としてはおかしな数値ですが。

 通常、道路の片勾配すり付けは左右で同じすり付け率となるように設定します。そうでなければ道路の中央で左右の横断勾配が極端に異なる区間が生じてしまうためです。
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