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「ハードルが高い/低い」「ハードルを上げる/下げる」の誤用?
この言葉を使うとき、トラック競技より高跳び系のフィールド競技を
想像してしまうのは私だけでしょうか?
ハードルというのは跳び越えられるのは当たり前で所要時間が問われる競技ですよね
(更に言えば蹴倒しながら進むことも良いのですが…それは置いておくとして)
体育の時間にハードルの高さを変えてもらったことはありませんが
ハードルが高くなることでタイムが余計にかかることは想像がつきます。

「私にはハードルが高いです」は「ちょっと時間がかかりそうです」ではなく
「私には乗り越えられるか(=完遂できるか)わかりません」
という意味に使っているのが大抵ではないでしょうか?
辞書↓によれば、このような解釈は私だけではないようです。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/173115/m0u/ …

そこで質問です。
もしかして初出は「完遂はするけど時間がかかりそう」のように
使われていたが、徐々に意味が変わってきた言葉なのでしょうか?
なぜこのような使われ方なのでしょうか?

よろしくお願いいたします。
(調べてみたら「敷居が高い」との誤用もあるみたいですね)

A 回答 (5件)

私の感じでは、「ハードルが高い」 というのは、「時間」 の要素はそれほど含まれていないのではないかと思います。


英語の hurdle は、本来は垣根の一部を切り取ったみたいな形をしていて、仕切りといってもいいようなものでした (実際、仕切りとして使われたのですが・・・)。
そこから 「障害物」 という意味が派生しました。

日本語の 「ハードルが高い」 という表現も同様に、「ハードル」 を 「障害(物)」 というニュアンスでとらえたもので、行動の目的・目標が、自分の能力からすると高いものである、ということを、その行動を起こす以前に評価している表現であろうかと思われます。
「時間がかかる」 か否かは、実際にやってみなければ分らないことで、その場合には 「ハードルが高い」 という言い方はしないように思います。

ある行動の目的・目標が、あたかも物質的のものであるかのように擬人化させて、それを 「ハードル」 という言葉に置き換えたもので、困難さが大きければ 「完遂」 できない可能性もあり、場合によっては 「時間を要する」 場合もあるかもしれませんが、この表現自体には、そういう 「結果」 を見越した要素は希薄であると思います (つまり、「困難さが大きいから時間がかかる」 とは必ずしも言えないということです。むしろ、「むつかしいことだから、一気にやってしまおう」 という場合もあるでしょう)。
擬人化して 「もの」 として見ているかのような表現で、あくまでも対象は 「困難の度合い」 であると見るのが自然な解釈であろうかと思われます。

この回答への補足

ありがとうございます。
ハードルという陸上競技ではなく、英語のhurdleから来ている
ということですね。

補足日時:2010/09/05 00:38
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>「その両方」はおかしくないですか?


>無意味である理由がわからないです。
「目的達成が可能かどうかわからない」「目的達成は明らかに不可能」の両方を包含しているからです。分けてしまって、用途範囲を狭め、自らの首を絞めることは無意味です(笑)。

>正式でなくとも、一般人にとってはハードル競技として成り立たないと思いますが

野球には「三角ベース野球」や「草野球」というものがあります。
「草障害」として立派に成立します(大笑)。
障害競走の原点です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

事実を列挙していただくのは結構ですが
なぜそのような結論に至るのかわからず
何度も答えていただいたのにすみませんが
全くと言って良いほど理解できませんでした。

お礼日時:2010/09/06 12:38

>「目的達成が可能かどうかわからない」ではなく


>「目的達成は明らかに不可能」という意味だということですか?

その両方です。
そのように分けて決めつけることは無意味で、かえっておかしいです。

>一般人に対して、106.7+5cmにすることは
>もはやハードル競技とは言えないのではないですか?

正式のハードル競技ではありません(笑)

>ハードルという物体を高くしているのですから
>物理的に「ハードルを上げる」ではありますが
>比喩的表現の「ハードルを上げる」ではないと思いますが

そんなことはありません(笑)。

この回答への補足

「その両方」はおかしくないですか?
無意味である理由がわからないです。

正式でなくとも、一般人にとってはハードル競技として成り立たないと思いますが

笑っていただくのは結構ですが
理由を説明していただかないと理解できません。

補足日時:2010/09/05 20:59
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#2です。


>オリンピック選手の場合、5cm高くすることは「時間がかかる」なわけですよね。
違います。
時間がかかって「金メダルがビリ」になるわけです。

>一般人に対して106.7+5cmにすることは「ハードルを上げる」でしょうか?
そうです。小学生でもわかる日本語です。

>陸上競技に照らし合わせたとすれば、やはりおかしいと思います。
そうですか。わたしはおかしいとはおもいません。

この回答への補足

再度ありがとうございます。

>時間がかかって「金メダルがビリ」になるわけです。
ということは、比喩的に使う「ハードルが高い」の意味とは
「目的達成が可能かどうかわからない」ではなく
「目的達成は明らかに不可能」という意味だということですか?

一般人に対して、106.7+5cmにすることは
もはやハードル競技とは言えないのではないですか?
ハードルという物体を高くしているのですから
物理的に「ハードルを上げる」ではありますが
比喩的表現の「ハードルを上げる」ではないと思いますが。

補足日時:2010/09/05 16:42
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私は誤用だとは思いません。



オリンピック選手は高障害(基準高106.7cm )を軽々と「またいで」超えていきます。
しかし、金メダル選手でも一人だけ5cm高くされたら、ビリになるでしょう。
一般人は基準高106.7cm のハードルでも、超えるだけで大変です。

以上のことからも、ハードルの語感(障害、難関、バリケード)からも「ちょっと時間がかかりそう」という意味には使いにくいと思います。

この回答への補足

ハードルの基準は106.7cmなんですね
在来線の軌間(レール幅)と全く同じとは驚きです。

オリンピック選手の場合、5cm高くすることは「時間がかかる」なわけですよね。
一般人に対して106.7+5cmにすることは「ハードルを上げる」でしょうか?
陸上競技に照らし合わせたとすれば、やはりおかしいと思います。

補足日時:2010/09/05 14:21
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