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財務省が“断固たる”為替相場介入をするといいますが、ドルを買うための数千億、一兆円とか言うそのお金はどこにあるのでしょうか?

A 回答 (7件)

No.5です。



<基本的にアメリカだと日本だとどっちでも、国民と財政のあり方は変わりませんからいいのですけどね。アメリカ人が“タンス預金”なんてことは百万分の一もあり得ませんから、“タンス預金”といえば日本人のことだと考えてしまいます。>

 企業が倒産し始める
  ↓
 銀行債権が不良化し、貸出が回収できなくなる
  ↓
 銀行が、貸し出しを回収し、新規貸出を絞る
  ↓
 銀行は、貸出先のなくなったお金を、安全な債券(国債など)購入に充てる
  ↓
 債券が高騰する
  ↓
 国が国債を増発し、そのお金で公共投資などを行う
 1、資金を供給して、企業を助ける。
 2、金融機関の資金の行く先を作る。

 ここで、もし、国が国債を増発しなければ、

  ↓
 安全な債券が高騰し、債券を買っても利益が出なくなる
  ↓
 銀行内で、利子の付かないお金が停滞する
  ↓
 中小銀行・内部留保の少ない銀行が倒産を始める

 ここでも政府が手を打たなければ

  ↓ 
 中小銀行・経営不振の銀行から大手銀行で経営状態のいい銀行に資金が移動する
  ↓
 資金が集中した銀行も、運用先がない
  ↓
 経営状態の良かった銀行も経営が傾く
  ↓
 タンス預金しかなくなる


 タンス預金にならないように、手が打たれるということを繰り返し言っています。
 政府が全く手を打たなければ、どのような国であろうと、金融機関の連鎖倒産は、タンス預金に行き着きます。
  
<政府が国債を買うこと自体は、国内通貨の増減には総体的になんら変化はありませんね。通貨と債権の持ち主が変わるだけですから。>
 その通りです。通貨量には変化ありません。しかし、流通速度には大きな変化が起きます。
 
 100兆円が、年間に1回転すれば、GDPは100兆円ですが、2回転すれば200兆円になります。信用収縮によって、通貨の流動性が低下するのです。

<参考>
 デフレなどでも、通貨の流動性が低下し不況となります。
 今、100万円のものが、1年後には90万円となって、お金の購買価値が上がりますから、急いで買う必要がありません。物を買うのを遅くすれば遅くするほど、お金を持つ人が有利な買い物が出来ます。

 インフレでは、お金の購買価値が下がっていきますから、早目に勝った方が安い買い物が出来ますから、消費が前倒しとなります。


<国債を発行すること自体は景気には何ら影響はなくて、それで得た資金を政府がどう言う効率のいい運用を出来るかと言うことでしょ。>
 上記のように、景気に影響します。

<日本ではすでに高度成長はとうの昔に終わっていますから、民間に代わって効率いい投資の出来る場所などないと思います。つまりは“成長”はおわって、“緊縮”社会に入っているんだと政策の世所にいる人々は知るべきじゃないか、そう考えています。>
 同意します。緊縮社会に入っているので、徐々にソフトランディングさせるべきところを、国債発行による財政出動で、高度成長期の生産を無理に維持し続け、国家予算の累積赤字が巨額になってしまいました。

 その結果、財政赤字による無理な消費を作り、廃棄しなければならない過剰生産設備を維持し、新規過剰生産設備を作り続けたことにより、本当に国債を発行して、景気刺激を行わなければならない状態の時に、財政出動しても効果のない経済体質にしてしまいました。

この回答への補足

「100兆円が、年間に1回転すれば、GDPは100兆円ですが、2回転すれば200兆円になります。信用収縮によって、通貨の流動性が低下するのです。」

1回転というのは生産→消費が100兆円で一回行われると言うことでしょうか?
財物・サービスの大きさ自体に変化がなければ2回転というのはインフレだと思えるのですが・・・

「通貨の流動性」って、どういうことでしょ?

その他特に異議はありません。

補足日時:2010/09/15 21:54
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捕捉に対する回答です。



「断固たる措置」は、為替介入以外にはないではないかという思い込みをやめ、
過去のG7や日銀の緊急会合などの資料をご参考にされる事をおすすめします。

このような疑問を持たれる質問者ですから、最低限、経済新聞はお読みでしょう。
でしたら、過去に欧米諸国が自国通貨の変動抑制の為に、どのような措置をとられているかもご存じと思います。

直接的な為替介入だけでなく、金利の調整、通貨流入量の抑制、関税措置による長期的な変動抑制をはじめ、
中央銀行総裁会議等での為替に関する共同声明の明記と発表、日銀の緊急会議での追加金融緩和の発表、
外貨準備の増減等、他にも色々な「断固たる措置」の方法がとられていますが、
この程度の事は新聞でもTVでも話題になりますし、中高生の社会でも習う事ですから、
質問者様ももう聞きあきたような事でしょうから、回答者は皆この程度の事までわざわざ説明する必要もないだろうと判断して、当初の「この質問」のみに対する回答を寄せているものと思います。

この回答への補足

自国の為替相場へ介入の仕方はいろいろあるでしょう。経済新聞を読まなくても論理的には複数あることは分かります。しかし、財務官僚下請けの野田とか仙谷とかが"断固"といえば、財務省の為替介入というのは事の次第として当然じゃないのですか。
あなたが、いや、その、あれ、これ、”為替介入”なんか財務省がするはずないと言い張る論点が見えませんけどね。

補足日時:2010/09/12 10:22
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No.2、4です。


 質問者さんの理解に誤解があるので。

<国債は各家庭のタンス預金を集めているって聞こえるのですが、そう言うことはないでしょう。
結局、金融機関が民間の設備投資の低調さの故に資金需要がないので、能なしに国債を買っているという事じゃないのですか。
その国債は、国債の元利払いに多く使われ、新発債は有効な公共投資には使われてこなかったという自民党政権のウミがデフレを招いたのだと思うのですが・・・>
 
 No.4の補足に質問者さんが書かれているのは、日本の現在の国債発行事情です。


<「アメリカ政府が国債を発行し、景気対策で金利を安くし、民間にドルを供給する。」
政府が国債を発行すれば、そのこと自体は「民間にドルを供給する」ことにはならないのでは。むしろ、国債は民間にある通貨を集めることですから。FRBが買えば別ですが・・・>

 No.4は、質問者さんがNo.2の補足に記載した、上記のアメリカ国債についての疑問に対する、補足回答です。日本の国債について述べているのではありません。


 また、No.4の回答は、ドル資金がタンス預金化した後に(=銀行が潰れて、信用収縮が起こった後に)、国債で回収するということを言っているわけではありません。
 信用収縮が起こりかけた場合(=銀行業績が悪化し出して、ドル資金がタンス預金化する兆しがある場合に)、銀行に溜まった貸し出せないお金を市場に出すことによって、信用収縮を回避すると述べています。
 タンス預金化してしまった資金を、市場に出すのは大変な手間がかかりますから、そうなる前に手を打たなければなりません。

この回答への補足

基本的にアメリカだと日本だとどっちでも、国民と財政のあり方は変わりませんからいいのですけどね。アメリカ人が“タンス預金”なんてことは百万分の一もあり得ませんから、“タンス預金”といえば日本人のことだと考えてしまいます。

政府が国債を買うこと自体は、国内通貨の増減には総体的になんら変化はありませんね。通貨と債権の持ち主が変わるだけですから。

国債を発行すること自体は景気には何ら影響はなくて、それで得た資金を政府がどう言う効率のいい運用を出来るかと言うことでしょ。

日本ではすでに高度成長はとうの昔に終わっていますから、民間に代わって効率いい投資の出来る場所などないと思います。つまりは“成長”はおわって、“緊縮”社会に入っているんだと政策の世所にいる人々は知るべきじゃないか、そう考えています。

補足日時:2010/09/12 10:32
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 No.2です。



 バブル期には、お金に余裕のある人や産油国などが、リスクの高い=利回りの良い債権を持っていますが、バブル崩壊によって、信用不安が起き、そのようなリスクの高い債権を売って、利回りが低くても安全度の高い預金に運用先を変えます。

 そうすると、銀行にお金があっても、どんどん債権が値下がりする状況になり、誰にも貸せない状態になります。つまり、銀行に金利が入ってこなくなります。
 その上、既に銀行がお金を貸していた企業の業績が悪化して、貸し倒れが発生し出すと、金利が入ってこない銀行は、その穴埋めをする資金がなくなってしまいます。
 ここまでくると、銀行が潰れる事態になってきて、預金者は現金を下ろして、自宅に持っているというタンス預金の状態になります。(だれも信用してお金を貸せない=信用収縮)

 国債は、このような信用収縮が起こりかけた場合、国の信用力をバックに、このような停滞したお金を低利で集めて、市場に還流させる機能を発揮することが出来ます。
 
 信用不安と言うのはお金が消えてなくなるのではなく、金融市場から引き上げられて、流通しなくなったり、流通速度が低下することを言います。
 貸し倒れは、実際にお金が消滅する状態です。

この回答への補足

国債は各家庭のタンス預金を集めているって聞こえるのですが、そう言うことはないでしょう。
結局、金融機関が民間の設備投資の低調さの故に資金需要がないので、能なしに国債を買っているという事じゃないのですか。
その国債は、国債の元利払いに多く使われ、新発債は有効な公共投資には使われてこなかったという自民党政権のウミがデフレを招いたのだと思うのですが・・・

補足日時:2010/09/10 16:41
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財務省の野田が、『「必要な時には」断固たる「措置をとる」』とは言いましたが、「断固たる為替介入をする」とは誰も発言していませんが、ネタ元はどこでしょう?



介入資金は、日本国政府の外国為替資金特別会計から出ます。
財務省の国庫短期証券(FB)の外貨用の債権を介入資金に調整します。

この債券は短期的に発行償還されるので、証券会社や大口ファンド会社の資金運用として使われています。
額面は1枚1000万、一回の募入5兆円弱で毎月何度も入札が行われています。


国庫短期証券wiki

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%BA%AB% …

財務省 国庫短期証券

http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/fbetc/index. …

この回答への補足

野田が“介入”と言ったのですから、この緊急事態に為替介入以外、どんな介入があるのでしょうか?

それにすぐ「為替特会」を持ち出しますが、貿易は民間がしているのですから、政府に貿易差益があるはずもないと思うのですが、そもそも「為替特会」ってなんでしょうか?

補足日時:2010/09/09 14:51
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 アメリカ政府が国債を発行し、景気対策で金利を安くし、民間にドルを供給する。


  ↓
 アメリカの遊び金が多くなるので、アメリカの投資会社がドルを売って円を買う。
  ↓
 アメリカの投資会社が、ドルを売って得た円は、円市場=東京:日本で運用される。
  ↓
 日本政府が、政府短期金融債(=国債の一種)を発行して、東京の円市場から円資金を借り入れる。
  ↓
 借り入れた円を外国為替特別会計に入金し、アメリカドルを買う。
  ↓
 日本政府は、(外国為替特別会計の中で)買ったアメリカドルで、金利の付くアメリカ国債を買う。

 このような資金の流れがあります。
 この流れの中で、弱者が損することになります。

この回答への補足

「アメリカ政府が国債を発行し、景気対策で金利を安くし、民間にドルを供給する。」

政府が国債を発行すれば、そのこと自体は「民間にドルを供給する」ことにはならないのでは。むしろ、国債は民間にある通貨を集めることですから。FRBが買えば別ですが・・・

補足日時:2010/09/09 14:47
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あるとすれば、外為特会でしょうが



そもそも財務省は「断固たる為替相場介入をする」などと言っていません。

いつ、財務省の誰がこんなこと言ったとおっしゃるのですか?

この回答への補足

野田佳彦財務相は8日午前の衆院財務金融委員会で、外国為替市場で円高が進んでいることについて、企業収益や雇用の悪化、産業の空洞化につながりかねないため「強い懸念を持っている」と語った。そのうえで「必要な時には断固たる措置をとる」と指摘。「当然介入も含んでいる」と述べた。「介入」という言葉を使って、政府・日銀の円高阻止への姿勢を強調した。

日経の記事ですけど・・・

「外為特会」とはいうものの、貿易も何もしていない特別会計がなんでそんなお金持っているのでしょう?

補足日時:2010/09/08 16:24
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