アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

●「継続費における逓次繰越と通常の繰越明許の違いについて」

●「継続費における逓次繰越と通常の繰越明許の違いについて」
 お伺いしたいことは、両ケースにおいて、いわゆる翌年度に繰り越した額がどの予算年度分として処理をされるのかということです。例えば単年度事業を明許繰越する場合(平成19年度契約事業を平成20年度に繰り越す場合)に、会計処理年度上は平成20年度期間中に残額(繰り越された分)を支出しますが、その額は通常平成20年度に単年度事業として行われるように予算区分が平成20年度現年と変更されることはないと思います。継続費においても同様でしょうか?逓次繰越で翌年度に送った金額が、新たに翌年度の支出予算として区分しなおされることがあるのでしょうか?財政事務上どのように処理をされているのかと思いました。お詳しい方がいらっしゃいましたらぜひご教示ください。
※例えばこのようなケースです。(ありうるかどうかは分かりませんが)

平成20年度       平成21年度  平成22年度
 10億円         10億円    10億円 ←当初年割設定
(7億円)⇒3億円を逓繰越(13億円)  (10億円)()内は実際に支払われた金額     
この場合にこの3億円が平成21年度現年分の支払いとして処理されることがあるのでしょうか?

A 回答 (2件)

地方自治法施行規則の決算書様式を見ればわかることですが、


予算現額の内訳として、
当初予算額
+補正予算額
+継続費及び繰越事業繰越額
+予備費支出及び流用増減
=計
となっています。

つまりご質問のケースの平成21年度決算では
当初予算額 10億円
+補正予算額
+継続費及び繰越事業繰越額 3億円
+予備費支出及び流用増減
=計 13億円ということになります。

参考URL:http://www.city.omachi.nagano.jp/gappei/reiki_ya …

この回答への補足

回答ありがとうございます。恐れ入りますが、再質問をお許しください。
先の例のケースでいえば、平成21年度の決算としては13億円となりますが、13億円が当初予算額として仕分けされ直すことはないということで間違いないということですよね?
さらにこれは継続費における逓次繰越であろうと単年度事業の繰越明許であろうと同様ということで間違いないでしょうか?

補足日時:2010/09/10 23:10
    • good
    • 0
この回答へのお礼

昨日は丁寧にご教示いただきありがとうございました。
地方財政については素人なもので、大変助かりました。
差し支えなければ補足もご確認いただければさらに幸いです。

お礼日時:2010/09/11 20:32

>>平成21年度の決算としては13億円となりますが、13億円が当初予算額として仕分けされ直すことはないということで間違いないということですよね?



その通りです。
当初予算とは、市の場合通常3月議会に提出して議決を得たものを指します。
繰り越された3億円は前年度の議会において既に議決を得ています。
そして決算書においてはその年度中に実支出されたもの(つまり13億円)が計上されることになります。

>>さらにこれは継続費における逓次繰越であろうと単年度事業の繰越明許であろうと同様ということで間違いないでしょうか?

その通り、さらに付け加えるなら、事故繰越についても同様です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

御礼が遅くなりました。申し訳ありません。大変参考になりました。ありがとうございました。
また機会がありましたらお願いいたします。

お礼日時:2010/09/16 09:50

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!