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小出力ギターアンプ、ライブではどこまで使えるか。(PA、奏者の経験者お願いします。)

ギターアンプについて質問です。
最近は小型の真空管アンプも増えてきています。
実際スタジオで使ってみたりもしていますが、
どの程度のアンプであれば問題無く使えるでしょうか。
具体的にワット数で切れるものではないと思いますので、
このアンプを持ち込んだらこうなった、と言うような感じでお答え下さい。


基本的に私の認識では、
・真空管アンプであれば30W以上はライブでは問題無い。
・15WくらいだとPAは必須となるが、実際の使い心地は分からない。
・10W以下は厳しいと思うが使えた例はあるのか知りたい。

ライブハウスとしてはキャパが100人程度以上の所で
ロックとかポップスの音楽だと思って下さい。

ステージ側での音響状態とPA側の感想が知りたいです。

おそらく回答は少ないと思いますが、実体験を伴わない一般論は不要です。
サイトリンクでも内容が合っていればOKです。


質問した理由としては、可能な限り小さいアンプを持ち運びたいのですが、
どこまで小さいのが使えるのかを知っておきたいためです。
自宅練習であれば5Wでも十分な場合は知ってますけど、
今回はライブでの使用を検討しています。

A 回答 (8件)

私は、No.3の方と違って「アマチュア相手の素人PA屋」なので、PA機材も中途半端だし、プロのセオリー無視のわけわからん現場ばかりですから、参考にもならんかもしれんですが…



客席向け及びモニターに。それ相応のPAは設えている(ライブハウスなら当然)現場を前提とするなら、私のような素人PA屋の尺度は
「ギタリスト本人が、ステージ上で自分のアンプの直接音を聞きたがるかどうか」
がすべてです。
もちろん、モニターから、そこそこの音量でプレイヤーにギター音を返せるのが前提でです。

ギタリスト本人が、どれほど自分のアンプの直接音を聞きたがるか…については、私の拙い延べ5~600人程度の経験値でも本当に千差万別で、全て本人次第としか言いようがないです。特にアマチュアギタリストの場合は、個人差が大きすぎるくらい大きい。

猫の額のようなステージでも、無理無理大型アンプ持ち込んで、自分のアンプ音をガンガン浴びないと「俺のプレイができねぇ」と宣う人もいれば、ちょっと質問の主旨からずれますが、持ち込みのPodからD.I.直のノーアンプで、モニターだけで全く問題ない人も居ますので。(いずれもドラム、ベースの入るロック系のケースにて)

PA通さずアンプ生音で客席に…というケースだと、本当に現場の環境次第なので、ますます一概には言えないですね。
この点については、既に同様の回答もありますが、まずはギター音がドラムと拮抗して客席後尾にまで届くかどうか…に付きます。こいつが場所によって随分違うので悩ましい。

今までの経験の限りでは、野外で背後に建物の壁面等の音の跳ね返りが有る場合なら、チューブ、ソリッドにかかわらず50W以上、できれば100W無いと拮抗できなかった事の方が多いです。ボーカルだけPA噛ませて、客席はステージ前15メートル以内。

背面に跳ね返りがない場合なら、チューブなら30Wくらいでなんとかなるケースの方が多いかなと。

これらは、ひとえにドラムの音量がキーになります。
ドラムがなければ、いずれの場合も体感音量半分くらいでも十分にギターは活きます。
15Wくらいでも半径10~15ートルくらいは、十分にライブ感が出る事も。

屋内の場合は、おおむね上記の「野外で背面から跳ね返りがある場合」に近いイメージです。音的にはだいぶ違うのですが、やっばりドラムがキーになります。
その点では、ステージの奥行きがそこそこあったり、天井高が高いか天井材質があんまりカンカンとドラムを反響しない屋内だと、小型のアンプでも客席にズバッと音が通るセッティングにはしやすいです。
ステージの間口や奥行きが狭くて、ステージ内で反響しまくったドラム音が客席に飛び出していくような場所(学校の体育館などが良い例)では、ギターアンプも相応の電気パワーで対抗しないと拮抗しませんね。

なので、キャパ100人のライブハウスで想定でどうか…となっても、私程度の経験値だと、現場見てみないと正直判断できません。
うちの地元のライブハウスでも、小体育館的な設え(見た目も音響も)のところもロフト改造の天井高の高い(吹き抜け)音的に野外に近いコンディションの所もあります。

ちなみに、私が素人PAやるような現場で、こっち側(もちろんPAスタッフ=私のバンドメンバーという関係)でアンプを用意する時は、キャパ100人台ならチューブ30W、ソリッド60Wが定番です。
それしか持ってないって事情もありますが、最悪ギターアンプにPA通せない時に、ギリギリ生音で何とか格好が付く…という経験則も含めての選択です。
キャパ200人超なら、ギターは100Wのスタック持って行きます。

この回答への補足

補足です。(この回答にまとめてさせていただきます)

ギターアンプにはマイクを立てて、PAで鳴らす仮定で考えています。
ある程度有益な答えもいただきましたので、以下の点を特にお答えいただけると助かります。

・どの程度のワット数だとモニター不要となるか
・音質やPAのしづらさ等、品質面での内容
・その他経験談や情報など

引続きお願いします。

補足日時:2010/09/12 23:29
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ジャズ、フュージョン系のコンボ(小編成バンド)やジャズのビッグバンドでギターを弾いている


ものですが、他の回答者さんからもありますように、アンプのワット数云々はアンプの種類や
演奏者が使うボリューム領域、会場でまったく特性が変わりますので、ほとんど無意味です。

たとえば、フェンダーのチューブアンプの15ワットで音量が十分だと思っても、
マーシャルではどうか分かりません(多分不足します)。

また、アンプのクリーン領域で使うのか、オーバードライブ領域で使うのかによっても
音量はまったく異なります。

会場に関する留意点は、PAさんからの回答のとおりだと思います。

ですので、ライブ会場で焦らないように、マスターボリューム付きのアンプで、
若干出力に余裕のあるアンプを持ち込み、PAさんと相談しながら、リハで作り
こむしかないでしょう。

ちなみに、Fender Hot Rod (フルチューブの40W)程度でしたら、生音でも、
管楽器隊、ベース、ドラム、パーカッションの20~25人編成の中で、クリーントーンのソロが
余裕でできる音量は得られます。
まあ、保険みたいなものですね。

実際問題は、よほど小さな会場でない限り、PAがないと演奏がグチャグチャになる可能性大です。
ステージが広くなると、ご自身の立ち位置の横で演奏している人とステージの端で演奏している
人との距離が違いますので、微妙ですが音がずれてきこえ、正確には合わせられません。
また、会場の反射がある場合はなおさらです。反射の音は大きくずれています。

したがって、モニターを聞きながら演奏できるようなセッティングをリハで素早く決め、
どうしてもモニタの返りが弱い場合に、ギターアンプ側で調整できるようにしておくのが
無難だと思います。
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この回答へのお礼

そうですね、参考にします。

お礼日時:2010/09/14 23:24

俺少し前迄コンサートのバイトしてたけどプロもそんなでかいアンプ使ってなかった。

アルフィーの阪崎氏は市販の小さいアンプ2つ位でマイクどりしてたけどメーカーは忘れたけどキャビネットがオレンジ色で素人が使う様なサイズだったけど
だいたい15W良くて25W位かな?良く見てなかったので情報はここまでです。小田氏の場合は小田氏専用マーチンラインが引いてあって直接ミキサーに行ってた様です。
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この回答へのお礼

オレンジですかね、参考にさせてもらいます。

お礼日時:2010/09/14 23:22

それではまぁNo.5ですが…


既出のとおり、私は素人相手の素人PAですので、プロの携わる現場の事はプロの方の情報に期待ということと、どうしても前回の繰り返しになりますが…

・どの程度のワット数だとモニター不要となるか

私の携わる現場では、既出のとおり「ギタリストが、どれだけ自分のアンプ直音を聞きたがるか次第」です。
その上で、ギタリスト本人が(ステージの物理的広さの制約も踏まえて)どれくらいアンプから離れるか次第です。

ぎゅう詰めのステージでギタリストが動き回る余地が無く、アンプはアンプスタンド等を使ってギタリストの耳元直近で鳴らせれば、個人的には10Wのフェンジャバの練習アンプでもモニターにほぼギターの返しは不要だった事もあります。
間口6間、奥行き2間くらいのステージだと、JC-120をガンガンに鳴らして、まだ「モニターが足りない」と文句言われた事もあります。

自分のアンプ音を直接聞く事に拘るギタリスト(アマチュアには結構多い)だと、素人PA屋の立場では、会場キャパに関係なく50W以上のアンプを用意しないと、本音で不安です。そういうタイプのギタリストは、自分のアンプ音が聞こえてないと演奏にも支障が出るので。

ただ、ある程度の腕の人なら、大抵のキャパ200台くらいの会場規模であれば、個人的にはチューブなら30W程度で自分のアンプ直音的には問題ないとは思ってます。これで足りないという奴は、それなりの耳=それなりの腕です。まぁアマチュアだから仕方ないですが。

・音質やPAのしづらさ等、品質面での内容

さんざん言っている「ギタリスト本人の自己モニタ」の問題が無く、PA側が出す返しで十分であれば、極論どんなに小さいアンプでもOKです。これも既出のとおり、アンプ無しでPODだけってケースもあるくらいで。
ちゃんと鳴っていれば、マイク自体はオンで構えますから、さすがに8Wは経験無いですが10W台なら十分です。
また、ソリッドギターでアンプにオンマイクで録る分には、ハウリングの問題はありません。技術的にはあり得ますが、そこはPAの腕の問題です。
ただ、アコギ/エレアコは話は別です。アンプではなく本体側でハウリングするので。

品質的にも、ギタリストが納得いってるならどうということはないですけどね。
無音時のノイズの多いアンプだと、PAの立場では、それ相応の苦労がありますが、これはアンプの大きさには関係ないので…大型アンプでもノイズのやたらでかいモノはありますから。

・その他経験談や情報など

繰り返しですが、アンプにマイク立ててモニターにも返せる環境であれば、ギタリストの性分というか覚悟というか経験というか…次第です。
ステージ上にも、ギターの音圧を頑なに求めるギタリストなら、(客席がええ迷惑という問題はちと置けば)大出力大型スタック置くしかないです。
ギタリストがモニターだけで十分に演奏できて、下手な我が儘言わないなら、どんな小さいアンプでも、むしろアンプ無しでシミュレータだけでも問題有りません。

ただ、ギタリスト側からすると、私のようなモニターが下手なPA屋だと、ステージ上の自分の音は、PAに頼らず自分で面倒が見られる…程度のアンプが無いと、かえって不安かもしれません。

でも、素人PA屋的には、そういうPA屋に対する信頼感/不信感も含めて、すべてギタリスト次第です。
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この回答へのお礼

なるほど、シミュレーターでもやれると考えれば、その他の答えも自然に出てきますね。
アンプ直の音はそんなに大きな音にすることは無いので、小さいので大丈夫かも知れません。

ノイズについても確かに電気的なものの方がきつそうですね。

お答えありがとうございました。

お礼日時:2010/09/14 23:21

30年ほど前のことですが、安田生命ホールで、私は背後に居並ぶマーシャルアンプではなく、エーストーンの8Wのチューブアンプでギターを演奏しました。

ベースはマーシャルを使ってました。
PA屋さんがちゃんと音を拾ってくれて、会場内には充分な音量のギターサウンドが届いていました(と思います)。
自分はステージにいたわけですから会場内の音は聞いていませんが、PA屋さんが録音してくれたカセットにはバランスよく納まっています。

思うに、マイクで音を拾ってPAで音量を上げようとした場合、ハウリングを起こしてしまうほど元の音量が小さかったり、他の楽器の音がかぶってしまったりしなければ大丈夫だと思います。
自分がPAみたいなことをやったときは、やたらとギターアンプのボリュームを上げられるのは困りましたね。PAよりも大きな音を出されるとバランスも何もありません。
ま、ギタリストとしてはでっかい音をだしたいのはよく分かりますが。
「小出力ギターアンプ、ライブではどこまで使」の回答画像4
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

PA環境にもよりますが、エーストーン8Wでの演奏も可能と言うことですね。
音質を無視すればそれなりの音量でも問題無いみたいですね。

お礼日時:2010/09/12 23:24

PA屋です。



去年、ホテルのクリスマスディナーショウ(女性ヴォーカルおよびバックバンド)で
ギタリストの持ち込んだアンプはフェンダーの「ブルースジュニア」でした。

一応PAでマイクで拾いましたがマイクで拾わなくてもアンプの音量をあげれば大きすぎるくらいでした。

少しアンプの音量を下げてマイクで拾いました。

ブルースジュニアは真空管の15Wですね。

ポップスなら15Wで問題なく実用になると思います。

ロックでは多分15Wでは無理だと思います。

あと私はバンドを組んでいますが
以前はブルースデラックス(40W)を使っていましたが
現在はスーパーチャンプXDを使っています。

これまた真空管の15Wですが狭いライブハウスならPAなしで
100名規模のホールではPAで拾って充分実用になります。

私のやっているジャンルはブルースです。

私の経験ではポップスやジャズ、ブルースなら15Wあれば
実用になると思います。

ロックだと多分60Wは必要になると思います。

参考まで・・。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

15WでもジャンルによってはPA無しでもいけると言うことで了解しました。

お礼日時:2010/09/12 23:21

 公民館のようなところで機材持ち込みで何度かやったことのある者です。


 基本的にその規模ならどんなアンプでもPAで拾うのが当たり前なので、30Wくらいでも何とかなりますけど、質問の雰囲気からすると、PAを通さないでギターアンプだけで聴かせるという意味なのでしょうか。そうだとするとロックなら30W程度では全く使い物になりませんよ。だいたい、ロック系の曲なら、パワフルなドラムの生音でほぼ完全にかき消されます。
 また、ライブハウスのようなところでは、練習スタジオとは違って、ハウリング防止のため大抵どこもデッドな造り(反響を極力抑えた構造)で、室内の反響音は全く期待できませんから、アンプの直接音だけで聴かせることになりますが、ギターアンプの音は直進性が強いため、正面以外の人にはほとんどまともに聞こえません。席によって全く聞こえ方が違うし、そもそも弾いている本人が聴きづらいです。これは音圧と指向性の問題ですから、真空管アンプかどうかも関係ないです。まあ真空管アンプはヘボなソリッドステートより音圧が高めというイメージがありますから真空管のほうがいくらかはましかもしれませんが、五十歩百歩でしょう。
 PAの基本として、客一人当たり最低1W、ロックなら3~5Wの出力が必要と言われています。これは客の服や体に吸音効果があるためらしいのですが、それ以外にも客が出すガヤ音などの雑音の影響もあるというのが経験者としての実感です。キャパ100人でロックなら出力500Wは必要で、それもピーク音でオーバーロードしないためには機材の規格上その倍以上の出力の余力があることが望ましいでしょう。
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この回答へのお礼

詳しい情報ありがとうございます。
記入洩れがありましたが、ギターアンプにもマイクを立てる前提です。

PA周りの知識については非常に有益でしたので、今後参考にさせていただきます。

お礼日時:2010/09/12 23:19

んーー、、30Wは厳しいかな、最低でも50-60は必要ですね


また、ベース、ドラム、ボーカルと必要に成ると思いますが、
それも絡みますので一概に言えませんが、

この回答への補足

私の経験だと、40Wのフェンダーアンプでもそれなりに余裕がありました。
なので30Wはおそらくフルまで持っていく前に十分な音量が稼げると判断していますが、どのような根拠でしょうか。

実際最低でも必要だと思ったアンプとその時のシチュエーションを教えて下さい。
感覚での回答は求めておりませんし、そのようにしつこく書いております。

>ベース、ドラム、ボーカルと必要に成ると思いますが、

何が必要になるのでしょうか?
PAは利用しますし、ベースアンプもあると思いますが、
いわゆるライブハウスのステージでの音量について確認が必要な要件がありましたら補足しますので教えて下さい。

補足日時:2010/09/12 16:52
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