アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

登山で遭難多発地帯を通るときは特別な準備をしていくのですか?

低山ハイキングはたしなみますが本格登山にはど素人の者です。幾分かの紙上の知識はありますが実際に本格登山をしたことがないので実際に使える知識は持っておりません。

さて、ど素人であるにもかかわらず無謀にも
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6177093.html
に回答させていただきました。
「登山での遭難場所を知る方法は?」というご質問に対して「『これから山に登る人が遭難を避けるために』過去の遭難場所を調べてもあまり意味はないのではないか(これ自体的外れな回答であることは承知しております)」と回答したところ、質問者様からは上から目線の、私にとっては不本意なお礼をいただきました。

素人考えでは、本格登山をする人はどこに登る際にも遭難の危険に対応するための準備はしっかりとしてから登るものだと思っています。なので、登山ルートに過去遭難が起こったところが含まれる場合もそれが理由で事前準備の内容が変わるわけではないと思うのですが、実際のところはどうなんですか?
過去に遭難があったルートを通る予定の場合、普段の登山の準備に加えてなにか特別な準備を追加するのですか?
登山をよくなさる方、お教えいただければ幸いです。

本当は先のトピの中で質問者様にお聞きしたかったのですが、トピを締め切られてしまいましたので新たにトピを立てた次第です。

なお、上の素人考えの根拠ですが、例えば車を運転するときに交通事故多発地帯というのがありますが、それが事前に知らされなくても現地に行けば事故発生の可能性がが高そうなところかどうかは運転経験豊富な私には判断できます。
それと同様に、登山のベテランの方々は具体的地点をピンポイントで示されずとも地図・気象情報・現地の実際の様子を見れば遭難の危険性が判断できるのではないかと考えました。

なお、先のトピで質問者様が「いくら地図が読めようとコンパスを持っていようと道迷いはします」という発言をされましたが、これは間違いであると断言します。
私はオリエンテーリングというスポーツをやっています。地図とコンパスだけを頼りに地図上のチェックポイントをできるだけ速く回ってくる競技です。迷わずに速く回ってくるためには地形も含めた地図読み、そして地図と現地の対応付けのスキル(「ナビゲーション」と呼んでいます)が必須です。
この「ナビゲーション」のスキルがしっかり身についていれば、地図が間違っていない限り道迷いはしません。
ナビゲーションは地図と現地の対応付けのスキルでもあるので、現地がガスで非常に視界が悪い時は現地の地形が見えずナビゲーションのスキルは使えませんが、登山でこういう場面に遭遇した際の対応については私は登山の素人ですのでノーコメントとします。

A 回答 (6件)

いつ、どこへ行くかで、装備は決まります。


もちろん、危険を考慮した上で装備が決まります。
過去の、遭難の履歴なども参考にします。

見るからに危険そうなところで、遭難が多発していることもありますが、
何でこんなところでというようなケースもたくさんあります。 
しかし誰が、どんなときに、何が原因で遭難したかを分析することは
自分が似ている状況に陥いりそうなときに、何があったらよいのか、
どのように行動することが賢いのかを判断する基準になると思います。

また一口に遭難と言っても
滑落、落石、雪崩、怪我、迷い、ルートの崩落などなど
いろいろ考えられます。 また、原因も天候、体調、装備、
不注意、経験不足、能力不足、体力不足、知識不足、時の運
などなどいろいろ考えられます。

落石が多いところでは、ヘルメットが必要でしょうし、雪渓が
あるなら、アイゼンがあったほうがよいでしょう。 ザイルや
ハーネスが必要な可能性もありますが、すべての場所にそれを
全部持っていく必要はないです。

迷うという言葉の定義にもよりますけど、自分が当初意図した
場所にいないという意味では、地図が読めてもコンパスを持って
いても、handyGPSを持っていて体調が万全でも迷うときは迷います。 
地図上のルートが正確で、さらにそこが安全に通れるという保障は
ないですから。 ルート上わたれるはずの沢が増水の為にわたれない
とか、橋が有るはずなのに・・・ なんてことが時々あります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

わかりやすいご回答ありがとうございます。
行く場所と時期で装備が決まるということがよくわかりました。

>しかし誰が、どんなときに、何が原因で遭難したかを分析することは
>自分が似ている状況に陥いりそうなときに、何があったらよいのか、
>どのように行動することが賢いのかを判断する基準になると思います。

おっしゃるとおりと思います。
過去の遭難の「場所」を知ることよりも「原因」を知ることのほうが遭難を避ける上では有効と思います。場所に起因しない遭難も多いでしょうから。

元のトピの質問者様も、遭難原因を知るための手段の一つとして遭難場所についての質問をされたのかなと今になって思い当たりました。であれば私も全く的はずれな回答をしたことになり、反省しています。
ネットでの細かいニュアンスのやりとりは本当に難しいと思います。

お礼日時:2010/09/15 11:10

ちょっとだけ書きます。

(高い山の話はスルーしたいのですが。)
私も質問者様と同じで低山がメインです。若い頃(20年以上前)には1500m以上の山にも登りました。
技術・装備の進歩と山の状態を考えれば、20年前の話には価値が無いでしょうし、有害でしょう?

で、3つ問題が有って、

1.>質問者様からは上から目線の、私にとっては不本意なお礼をいただきました。
  この問題は ほぼ解決ですよね。
  質問者様が「交通事故多発地帯」を例に挙げておられますが、カート(レース)の選手が「AコースのBコーナーで良くクラッシュするそうだが、進入方向とスピードのデータ有りませんか?」の質問に「そんなデータは必要有りません」(この回答が的外れなのは了解済み)。同じく「通勤時の慣れた道ほど危ない」「高速道路を走るのなら寝不足/風邪引きに注意」も的外れ。「貴方はカート(レース)を知らない」と言われて終わり。

2.>素人考えでは、本格登山をする人はどこに登る際にも遭難の危険に対応するための準備はしっかりとしてから登るものだと思っています。
  無理です。
  例えば低山で日帰り登山に 晴天でも「レインスーツ」と「非常食」「ツェルト」は用意します。(+1Kg)。遭難の危険に対応するための準備として「テント」や「ストーブ」「クッカー」まで用意しますか?
  高山の場合 運べる荷物の重量は更に制限されるため 「必要最小限の安全(意味不明?)」を確保するのがやっと。
3.>「いくら地図が読めようとコンパスを持っていようと道迷いはします」という発言をされましたが、これは間違いであると断言します。
  前提が2つ食い違っている様に思います。
  i)「人(自分)は間違う」を前提に行動する。前の車の話だと、「事故/違反をしないゴールド免許」と「少しの間違いや状況で簡単にクラッシュ」の違い。
  ii)地図に載っていない 載っている情報以外にも危険な情報はある。
   地図自体が毎日更新されない以上、土砂崩れとか地形の変化に対応出来ない。
   雪道や ぬかるんだ道と50センチの落差が有れば簡単に捻挫(骨折)する。
   そもそも道が無い/分かり難い。


私が間違っていれば どっかからツッコミがはいるでしょう。他力本願でスミマセン。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>1.>質問者様からは上から目線の、私にとっては不本意なお礼をいただきました。
  この問題は ほぼ解決ですよね。

私が先のトピにした回答は、回答する時点で的外れであることは分かっています。

ただ、質問者から故なく「ど素人」という罵倒語を使って罵られたことを「上から目線の、私にとっては不本意なお礼」と表現しました。
「それは的はずれな回答をするからだ」と言われればそれまでですが。

>3.>「いくら地図が読めようとコンパスを持っていようと道迷いはします」という発言をされましたが、これは間違いであると断言します。
  前提が2つ食い違っている様に思います。
>  i)「人(自分)は間違う」を前提に行動する。前の車の話だと、「事故/違反をしないゴールド免許」と「少しの間違いや状況で簡単にクラッシュ」の違い。

「人(自分)は間違う」はおっしゃるとおりです。
ナビゲーション技術においても、「間違う可能性」は考慮に入れております。
ナビゲーションの達人でも間違うときは間違います。
もし道に迷ってもできるだけ早く現在地を再把握するのもナビゲーション技術のうちに入っています。
ですから、正確には「道迷いは絶対しない」ではなくて「道迷いしても復帰できる」と言うべきでした。

>  ii)地図に載っていない 載っている情報以外にも危険な情報はある。
   地図自体が毎日更新されない以上、土砂崩れとか地形の変化に対応出来ない。
   雪道や ぬかるんだ道と50センチの落差が有れば簡単に捻挫(骨折)する。
   そもそも道が無い/分かり難い。

これらはナビゲーション技術の有用性に影響を与えるものではありません。
「地図自体が毎日更新されない」のは前提として分かっていますから、地図の部分的な間違いには対応できるようになっています。
また、50センチの落差と道迷いには関連性はないと思います。

お礼日時:2010/09/16 06:47

私は電気通信工事に携わっていますが、高所作業は危ないと誰もがわかっているでしょう。


でも、ケーススタディで、たとえベテランでも高所作業の事故事例などを定期的に学んでいます。

これを行うと統計上事故率が下がるんです。


漠然と危ないという認識と、具体的な事例として把握するのとでは、差があるんです。
「どこでも応用が効くように一般化された準備」<「具体的な危険を把握した準備」なんです。

大本の質問もタイトルは「山の事故詳細」です。当然「遭難原因を知るための手段の一つとして遭難場所についての質問」したと考える方が自然でしょう。


昨年のトムラウシの事例では、その2002年7月11日に同様に暴風の中登山して疲労凍死による遭難が起きています。
遭難者がそれを知っていれば、+アルファの防寒装備を加えたり、防寒着出しやすいところにパッキングしたり、早めに身につけるようにしたりしたかもしれません。
また、出発を強行せずに停滞を選択したかもしれないし、途中で引き返したかもしれません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>漠然と危ないという認識と、具体的な事例として把握するのとでは、差があるんです。
「どこでも応用が効くように一般化された準備」<「具体的な危険を把握した準備」なんです。

私は「一般化された準備」は当然「具体例を踏まえた準備」と考えていますが違いますか?
「漠然と危ないという認識」からは効果的な準備が出来るはずがありません。
多くの具体例を検討した結果、準備が一般化できる部分があると思うのです。私はそれを言っています。

例えば私は車の運転を引き合いに出しましたが、どういう箇所でどういう危険があるかは常に具体的な危険を考えます。例えば交差点の多い住宅街を走るときは「自転車が飛び出してくるかもしれない」「子供が飛び出してくるかもしれない」と常に具体例を考えながら運転します。
逆にお伺いしますが、電気工事の初心者に作業にまつわる危険性を教えるときには具体例を使って教えるのではないのですか?まさか単に「高いところで作業するので危ない」とだけ教えるのではないですよね?

しかし、過去の具体的事例を定期的に学ぶことに意味がないとは申しません。
質問者様のおっしゃるように大いに意味があると思います。
自動車の免許更新のときに過去の事故の事例を見せられますが、それと同じですね。


>大本の質問もタイトルは「山の事故詳細」です。当然「遭難原因を知るための手段の一つとして遭難場所についての質問」したと考える方が自然でしょう。

No2さんへのお礼にも書きましたが、これはそのとおりと思います。
私の認識の間違いでした。

お礼日時:2010/09/16 06:23

リスクマネージメントにおいて、想定されるリスクを確認し、その対策を行うのは当然の行為です。


過去の遭難箇所とその経緯要因を調べることは十分意味のある行為です。

装備だけでなく、当日の行動の指標にもなります。

この回答への補足

まことにごもっともなご回答ありがとうございます。

登山というのはかなり負傷・死亡のリスクの高い行為だと思っています。
ですから、一般的に登山の準備は当然「過去の遭難箇所とその経緯要因」もどこでも応用が効くように一般化されて考慮に入れた上でなされていると私は思っています。
もしそういう対応がなされていないのであれば、登山界のリーダーの方々は過去の遭難のパターンを分析した上で事前対策の啓蒙活動をすべきでしょう。

それを踏まえて、登山家は実際に過去に遭難にあった場所を通るにあたっては何かその遭難の理由を踏まえて特別な追加の準備をするのか?というのが私の質問です。
その点がどうなのかお教えいただければありがたいです。

補足日時:2010/09/15 16:40
    • good
    • 0

>登山で遭難多発地帯を通るときは特別な準備をしていくのですか?



しないと思います。
というか、他の回答者の方も書かれていますが、その山域にあった、
その時期にあった、各自のスキルに見合った装備をしていくということにとどまると思います。


>この「ナビゲーション」のスキルがしっかり身についていれば、地図が間違っていない限り道迷いはしません。

このしっかり。。。。が曲者でしょう。
私の経歴を述べれば、無雪期の北アルプスの一般道、
北八や関西の低山の冬山、ヨーロッパアルプスのハイキング、
チベット、ヒマラヤトレッキング程度で、
山岳登攀などはできませんが、ごく一般的に山に登ってますと
言える程度だとは思います。

が、その程度の地図読みなどできません。
たぶん、日本のアルプスの稜線を歩いている程度の人間なら
ほとんどの人が、その程度の地図の読み方はできないはずです。
(日本は有名な山ほど道が整備されていて、(シーズンには人の列もできてますし)
逆に小さな山、低山のほうが道に迷いやすいのです)

だから、そういう想定外の状況において道迷いなどの遭難が発生する
といえるでしょう。
(先の質問ではそういう意味で双方に齟齬があります)

一口に山で遭難と言っても、スキルや経験がピンきりなので、
そのあたりのレベルや状況を特定しないと
ピンボケで不毛な議論に陥りやすい話だと思いました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>が、その程度の地図読みなどできません。
>たぶん、日本のアルプスの稜線を歩いている程度の人間なら
>ほとんどの人が、その程度の地図の読み方はできないはずです。
>(日本は有名な山ほど道が整備されていて、(シーズンには人の列もできてますし)
>逆に小さな山、低山のほうが道に迷いやすいのです)

おっしゃるとおりと思います。

日本で地形図を読んでナビゲーションする能力が一番高いのは登山家ではなくてオリエンテーリング競技者だと思います。
そして、オリエンテーリング界では自分たちの持つナビゲーション能力を一般の登山者やハイカーに伝えて、道迷いによる遭難を少しでも減らそうという動きが起こっています。具体的には一般の方向けに読図講習会を開催したりしています。
日本オリエンテーリング界の第1人者で心理学が専門であり、道迷いの研究もしている某国立大学の教授が先頭にたってそういう活動をしています(その教授の個人名はここでは挙げないでおきます。検索すれば簡単に分かるかと思いますので)。

低山のほうが道に迷いやすいのもご指摘のとおりなので、登山家よりもハイカーにこそまずナビゲーション能力の普及を図るべきかと思っています。
先に書きましたが、私は低山ハイキングの時もしっかり地図で地形を読みながら歩いています。道が変わっているかもしれないし道標がなくなっているかもしれませんから。

>一口に山で遭難と言っても、スキルや経験がピンきりなので、
>そのあたりのレベルや状況を特定しないと
>ピンボケで不毛な議論に陥りやすい話だと思いました。

これもおっしゃるとおりと思います。
この点のすり合わせを先のトピでしたかったのですが、私の真意が伝わる前に質問が締め切られてしまったので新しくこのトピを立てさせていただきました。
最初の私の回答が舌足らずだったのが原因ですね。私の書き込みが迷惑と感じた方にはお詫びします。

お礼日時:2010/09/15 11:26

あなたの見識レベルが低すぎます。


「いくら地図が読めようとコンパスを持っていようと道迷いはします」という発言をされましたが、これは間違いであると断言します。

地図にない道があるから迷うんです。
トムラウシに登った、と前回の質問にありましたからわかるかとは思いますが、
(↑これさえ理解できないなら救いようがありません。)
山頂付近の巻き道より上側、クモの巣のように走るめちゃくちゃな多数の道はどれも地図に載っていません。視界が悪ければ迷います。上に登れば山頂だ、下りればどこかに着くという考えではもっと救いようがありません。

この回答への補足

>地図にない道があるから迷うんです。

それはナビゲーションのスキルが低いからです。
ナビゲーションは道だけに頼って行うのではありません。地形を主に見て行ないます。
山の中の小さな道は知らない間に増えたり減ったりしますからあまりあてになりません。
(森林限界以上の高度では減ることはあまりないかと思いますが)
それに対して、地形は人間による開発や大規模ながけ崩れがない限りまず変わりません。

私がハイキングに行くときはもちろん地図持参で行きます。そして「道が変わっているかもしれない」という疑いを常に持ちながら歩いています。

願わくば地図に載っていない道が出てきても迷わないスキルを身につけていただきたいものです。

>山頂付近の巻き道より上側、クモの巣のように走るめちゃくちゃな多数の道はどれも地図に載っていません。

載っていないというか縮尺を考えると載せられないのでしょう。
そういうこともあり、道だけに頼らないナビゲーションが必要なのです。

この問題は山頂付近だけ拡大図を作れば解決すると思いますけどね。

>視界が悪ければ迷います。

そんなこと当たり前です。言われなくたってわかってます。
私も質問文に「視界が悪い時を除いて」とちゃんと書いています。
視界が悪い時は動かないのがいちばんでしょう。

ただ、実際にはそうも言ってられず、動かざるを得ない時もあるでしょう。
その時にどういう方法をとれば一番安全なのかは私には分かりません。登山のプロにご教示願いたいところです。

>上に登れば山頂だ、下りればどこかに着くという考えではもっと救いようがありません。

回答者様は私を馬鹿にしているのですか?
質問文のどこにそんなことを書きましたか?
「上に登れば山頂だ、下りればどこかに着くという考え」が浅はかな考えであることくらいよく承知しています。だいたいそういう考えで行動することをナビゲーションとは呼びません。
「下りればどこかに着く」という考えで適当に下りた結果深い沢に迷い込んで遭難したという例を本で読んだことがあります。こういう例はけっこうあるようです。

補足日時:2010/09/15 08:38
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!