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古墳は大抵が地下というか土に埋まっています(という先入観を持っています)。化石もそうですね。たまに奈良の石舞台古墳やらイングランドのストーンヘンジのように剥きだしのままの遺跡もありますが、少数派のように思います。これはべらぼうに時間がたつと何でも皆土に埋もれてしまうと考えていいのでしょうか。たとえば黄砂がそうですが、宇宙塵や風で運ばれてきた土ほこりなどが平均的に地面に積もっているということでしょうか。なら地域差はあるでしょうが、平均年何ミリ(あるいは何ミクロン)というような値が出ているような気がします。それとも、古墳などが土に埋もれるのはそういった一般的基本的な理由はなくて、たまたま洪水などで土がかぶさったというようなそれぞれ個別のの理由がある、原則として土には埋もれるはずはない、ということなのでしょうか。ならば、たとえばインドネシアのぼろブどーるなども土の下に埋もれていたということですが、あれも火山灰がかぶさったというようなローカルな理由があるのでしょうか。気になったので質問しました。地学の問題かもしれませんが。

A 回答 (8件)

遺跡が土の中にあるのはなぜか・・・



長い年月が遺跡の上に土をかけるのではなくて、何らかの理由で土に埋もれた遺跡だけが現代に残っているのだそうです。
地球上には数限りない文化の痕跡があったのですが、そのほとんどが土に埋もれずに消滅してしまったのです。

大学で古代史を専攻していた親戚がそのように言っていましたよ。

この回答への補足

>地球上には数限りない文化の痕跡があったのですが、そのほとんどが土に埋もれずに消滅してしまったのです。

これは思えば新鮮でロマンチックな考えというか思想ですね。たしかに転がっている大石はいろんな用途があって再使用しがちですし、ともかく手がかりの皆無な文化は想像しようもないですが。
地層の形成と堆積はまた桁違いな年月が必要なのかもです。これは地学ででも質問してみましょう。

補足日時:2010/09/17 22:36
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この回答へのお礼

>何らかの理由で土に埋もれた遺跡だけが現代に残っているのだそうです。

なるほど、これは説得力がありますね。やはりそれぞれ個別の事情があって偶然土に埋もれて現代までタイムカプセルとして生きながらえた、ということなのですね。ポンペイの遺跡は火山の噴火による灰、とか----。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/17 22:25

古墳て元々土を盛り上げて作るので、古墳そのものの盛山が堆積により地下に埋もれるというのは、あまりないんじゃないでしょうか。

逆に盛山が削れて石室などが露出しているケースは多いですよね。
基本的に古墳の形状や埋葬状態に変化があるとすれば、人的作用がほとんどだとおもいます。
自然の堆積で埋まるほど古墳は年代が経っていません。
人的作用とは、宅地造成や民間開発の地均しなどにより埋もれるということでね。古墳の立地からすると洪水などの自然現象とかはどちらかというとレアケースにも感じます。
過去から築城や田畑開発で消えた古墳は多いし、現在も知られぬまま多くの古墳が潰されているはずです。これもあくまでも削り崩されるパターンがほとんどです。谷間に人知れずあった古墳が建設残土で埋められてしまうことはあるかもしれません。これとて人的作用ですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>洪水などの自然現象とかはどちらかというとレアケースにも感じます
そういうことですね。レアケースが多くの遺構を保存したということなのでしょう。

設問にあやまりというか、書き方が悪かったようです。出直します。

お礼日時:2010/09/19 12:13

風葬って習慣もあって、地上高く置く習慣の文化もあります。



 
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話は逆でしょう。


土に埋まっていたから残るのです。地上に出ていたら、大きな石以外は、腐るか、流されるか、飛ばされます。
墓類は始めから、地下に埋めるのが普通ですが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>土に埋まっていたから残るのです。
土中の遺跡が今まで残ってきた理由は理解できます。墳墓のように最初から土を掛けたものは残っているわけですね。疑問は、埋める必要のない古代の遺構の多くが土中から発見されることで、これはなぜだろうかというのが質問の内容です。地学の質疑を見れば、長い間にちりが積もって堆積され、地層が出来るという回答がありました。これは古代の貝塚などが土中に埋もれる理由(のひとつ)ではないのかと思われるのですがどうなのでしょうか。

お礼日時:2010/09/18 21:41

 僕は古い物は半分は地上、半分は地下、に残ると考えます。



 何パーセントが地上に、何パーセントが地下にという数字が分からない理由は、ごく簡単で、地下のものは保存がいい。地上のものは、石のような持ちのよいものしか残らないため、地上のものは、ピラミッド、万里の長城、ストーンヘンジ、石舞台、などほとんどと言ってよい程石で作ったものです。

 土で作ったものも、少しは残ります、北アメリカ最大の土のピラミッドといわれるカホキア(下記)がその例です。

 http://www.mnsu.edu/emuseum/archaeology/sites/no …

 またウッドヘンジといって木で作った遺跡もありますが、風化で保存がよくありません。

 以上に比べて、化石化した動植物とか、地下に埋まった遺跡は、保存がいいので、考古学とか古生物学の対象は、地下を掘る仕事がそのほとんどです。

 勿論地殻の変動、火山灰や溶岩によって偶然に保存される場合もあります。

 だから地球の過去は、地上にあったものは殆どと言ってよい程失われ、地下のものだけが残ったものと僕は思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>地球の過去は、地上にあったものは殆どと言ってよい程失われ、地下のものだけが残ったものと僕は思います。
やはりそういうことでしょうか。”幸運にも”地下に保存されたもので私たちは大過去をかなり詳細に知ることが出来る。現在地上に存在している遺跡は更に稀な幸運で残されたものであり、風化をはじめ多くの障害にあって損なわれ、殆どはまったく痕跡をとどめない。

納得のいく推論です。

お礼日時:2010/09/18 19:00

 自分の意識の中や記憶でも何かと埋まっていきますね。


 同じ地上界の地表を舞台として、また森羅万象・万物の営みが演じられ、その遺しものが堆積する。
 頭や意識の中も同じですね。
 どれもこれも、発掘ということばがありますね。
 所詮は何事も発掘でしょうね。地面を掘るのか、何を掘るのか。
 掘って出てくるのは、音や声、思いなどはなかなか出ない。
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この回答へのお礼

krya様、含蓄の深い示唆をいただきました。
ありがとうございます。
>地上界の地表を舞台として、また森羅万象・万物の営みが演じられ、その遺しものが堆積する。
 頭や意識の中も同じですね。
確かに、哲学的に考えることも可能ということに思い至りました。さらさら降り積もるのは時間というか忘却の砂?
> 所詮は何事も発掘でしょうね
強い探索の意志がなければ宝にはゆきあたらないということでしょう。
失われやすいものもあり、想像力で補わなければならないですしね。

お礼日時:2010/09/18 09:39

 古墳の場合は堆積土に埋もれるんじゃなくて、管理されずに放置されてるうちに盛り土の上に草が生え、木が生えというように植物に覆われ、森や山に埋もれてしまうというのが正しいかと。

確かに表土は埋もれますが、それは流砂や泥などの堆積じゃなくて、森の植生による腐葉土の堆積が大きいと思います。
 なぜか古墳って、埋葬した後は放置状態なんですね。で、誰が埋葬されているかわからなくなると。平城京を作った時も、その敷地の北端に昔の古墳が掛っていたのを半分削ったとかいうことが行われていますから……
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに、無名の古墳(無名でなくても大きいやつの大抵)は皆木が生い茂っていますね。腐葉土が積もり、またその上に別の木が生い茂ってかさ高くなっていく。これは理解できます。
そうそう堆積土、これを問題にしたかったのですが、せいぜい数千年では積もらないということなのでしょうかね。

お礼日時:2010/09/17 22:16

 んー・・・日本の古墳は人工的な盛土を盛って建造するのが


デフォルトだと思っていたのですが、例外もあるのでせうか?(汗)

石舞台古墳の場合は、水害か何かで盛土が洗い流されて
石室部分が露呈してしまったものなのではなかったかと・・・
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この回答へのお礼

最速のご回答ありがとうございます。
確かに古墳は盛り土をしますね。新設時に既に土の中なのですね。
質問の書き方が少し悪かったようです。すみません。つまり、古墳をはじめとして、古代の遺跡、遺構が土の中にあるのはなぜか?といいたかったのです。古代の人は貝塚などのごみ捨て場も土盛りして隠す必要はなかったように思うのですが?

お礼日時:2010/09/17 18:46

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