【御御御付(おみおつけ)】
【御御御付(おみおつけ)】
友人が『「御御御付」って言葉は金持ちっぽい・貴族っぽい』と言っていましたが、『御御御付』(=味噌汁)はある特定の階級・社会的地位や特定の地域の人のみが使う言葉なのでしょうか?それとも今はあまり使われていない言葉だからそういう印象があるのでしょうか?
ちなみにその友人は愛知県出身ですが、新潟県出身の他の友人はこの言葉を知りませんでした(友人は二人とも20代)
教えていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
実例として戦前の1920年代の東京生まれ、東京育ち、教育は女学校まで、親は公務員、家事使用人は一名、という当時の典型的中流家庭でそだった人が「おみおつけ」と言っておりました。
どう考えても宮中の言葉とは縁がないですよね。
でも、東京では普通だったのではないでしょうか。
いま「おみおつけ」と入力してカナ漢字変換をしようしても変換されませんので、御御御付などという変な当て字が俗説となってしまったのでしょう。
「御御御付」は「御御足」の類推による俗説です。
「味噌」のことを「おみ(御味)」と言いました。
“味噌仕立ての御付け”の意味で「おみおつけ」と言ったのです。
漢字で書くなら「御味御付」です。
「おこわ」+「ごはん」→「おこわごはん」と同レベルで、どうこう言うようなことではありません。
> ある特定の階級・社会的地位や特定の地域の人のみが使う言葉なのでしょうか?
江戸時代ならいざしらず、少なくとも20世紀以降は「特定の社会的地位の人のみ」ということはなかったと思います(地域による違いはあったでしょうが)。
私の母は戦前の東京生まれ・東京育ちで全くの庶民でしたが、普通に「おみおつけ」と言ったり「おつけ」と言ってました。
「金持ちっぽい・貴族っぽい」言葉と感じる人がいるとは、意外です。
ただ、私も子どもの頃に家の中だけでは使ってましたが、いつの頃からか学校での呼び名「味噌汁」の言葉しか使わなくなりました。
私の子ども達には「おみおつけ」という言葉は伝承されていません。
> それとも今はあまり使われていない言葉だからそういう印象があるのでしょうか?
そうかもしれませんね。
時代劇のなかで殿様や貴族が使うようなイメージなのかな?
宮中に仕える女房たちが使った言葉
おみ>味噌 おつけ>お汁 おつゆで味噌汁の事を「おみおつけ」といいます。
漢字はあてじですね。
京都でも年配の女性は使っていました。
このようなことばは他にもあり、一般でも使われるようになったものもあります。
御所言葉研究室又はウイッキで女房言葉で検索してください。
この回答へのお礼
ご解答ありがとうございます。
wikipediaで女房言葉を検索しました。
女房言葉は現代の日本語にも多く残っているんですね。
『もじ』で終わる言葉(『しゃもじ』など)も
元々は女房言葉だったなんて知らなかったです!!
ちなみに京都で育った祖母は『おみおつけ』を使っていますね。
母を通して私にまで伝承されています。
もともと「付け」なんですね。ああいった汁物は。
それをちょっと丁寧に「おつけ」と呼んだそうです。ここまでは納得できますよね。
私たち現代の庶民でも普通に「お」をつけて丁寧な表現にします。ただし、「お」をつけたものがすでに丁寧でもなく普通の単語にもなっています。「お菓子」なんていまどき「菓子」っていう人はまずいませんね。
で、ちょっと丁寧な「お付け」に、もひとつ丁寧な「御御(おみ)」をつけたそうです。
人様の「足」のことを「おみ足」なんて言いますが、これも漢字で書けば「御御足」だそうです。
この回答へのお礼
ご解答ありがとうございます!!!
『お付け』は知っていましたが、使っている人を見たことがありませんね。
(地方によるのかな?)
『お吸い物』や『お味噌汁』に取って代わられてしまったんでしょうか…
『おみ足』は時々聞くのに『おみおつけ』は殆ど聞かない気がしますが、
『おみ足』は『あし』が入っていて、誰でも聞いて分かるからなのかしら…
なぞは深まるばかりです(笑)
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