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先日脳腫瘍を患っている親戚が主治医からもってあと2日だから親族を
集めるように言われ私もお見舞いに行きました。しかし当人の意識は
はっきりしておりとても危篤には見えませんでした。事実1ヶ月後もまだ存命
しております。主治医と話してないので判らないのですが、脳腫瘍であと2日
と宣告する時はどういった根拠でされているのでしょうか。
またほかの疾患であと何日という表現をされる場合は何を根拠に
されているのでしょうか。教えて下さい。

A 回答 (4件)

脳神経外科専門医ですが、はっきり言って全くわかりません。

とりわけ、haruboさんがお見舞いに行かれたときに意識もはっきりしていたとなるとなおさらです。身内の方にかつがれたのでは?とさえおもってしまいます。
意識も深昏睡状態になり、呼吸状態が悪化もしくは人工呼吸器の補助が必要となり、血圧が昇圧剤を大量に持続投与していても保てないような状態に陥っていれば、数日以内にお亡くなりになる可能性が高いと言えますが、そうでなければ後何日ですなどと言うことは出来ないと思います。
ガンなどの場合はその病期・進行度に応じて大体平均何ヶ月くらいと言うことは統計的にでていますが、一見ぴんぴんしている状態で後何日と日の単位で言うことは出来ないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。漠然とした質問内容で申し訳ありませんでした。
何の薬を使っていたのかは良くわかりませんでしたが、昏睡状態ではありませんでした。今思えば意識のはっきりしているうちに親族に会いたかった又は会わせたかったのかも知れません。今日訃報が届きました。最後に叔父と話が出来て良かったと思っています。

お礼日時:2001/04/12 00:50

 私は脳神経外科専門医ではありません。

しかし数多くの方を看取ってきました。あとどれくらいという判断ですが非常に難しいのは確かです。一番重要視することは残された家族の気持ちです。「危ないからすぐ会わすべき人に」という場合、本当に危篤になって意識も無い状態でいわゆる死に目に会うのがいいのか、会話できる(意識のある)うちに会わせるべきなのか、そこらあたりが医師の判断の分かれるところです。実際家族の方はどうなんでしょう?意識のあるうちに会えてよかったと思うか、意識もないけど死に際に会えてよかったと思うか。またあまりぎりぎりで死に目に会えなかったということも起こる可能性もあります。こんな場合「もっと早く知らせてくれれば」と思うことでしょう。逆にあまりにも早く「もう危ない」なんていって家族が疲れてしまう場合もあります。人の命なんていつどうなるかわかりません、ましてやいわゆる末期と言う状態においてはなおさらです。
 私は主治医が意識のあるうちにという判断で言われたのではと思います。これ以上のことははっきりした状況がわかりませんから判断できません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。意識のあるうちに会えて良かったと思っています。
告知はしていなかったようで本人は退院したらあれがしたいこれがしたいとそれは
楽しそうに話をしていました。叔母の話では親戚が集まってからさらに元気になったそうです。最期に楽しい思い出が出来て叔父も幸せだったのではと思います。

お礼日時:2001/04/12 01:05

一般的に言うと、医師は家族に病状説明をする際、予測される予後より、より厳しい話をする傾向にあることは事実だと思います。

ただし、最近は何事にもevidence based medicineといって、根拠に基づいた説明が求められる時代になってきています。たとえば、予後の予測や、ある治療を行った際、どの程度の予後の延長が期待できるか等についても同様です。ですから、説明を受ける側もあまり現状とかけ離れていると感じられる場合には、主治医に対し、その根拠を逆に聞いてもよいかもしれません。ちなみに、内科の場合、末期患者で無尿になり、薬剤に対する反応がなくなれば、あと一日か二日という説明をすることが多いです。ただ、全く尿が出なくなってから、二週間も生存された人がいました。人間とはわからないものです。このときばかりは、毎日のように、「今晩危ない」と言い続けて二週間、ちょっとつらかったですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
主治医の先生は厳しめにおっしゃったのかも知れませんね。しかしそのおかげで叔父と
最期に話が出来たので私は感謝しています。内科の場合は尿量が指標になるのですね。薬剤の反応についてはよくわかりませんが身内で何か起きた時は主治医の先生に聞いてみようと思います。

お礼日時:2001/04/12 01:20

脳腫瘍の場合、脳圧が上がり脳がむくんできます。


脳がむくんで来た場合は意識はあっても、状況によっては突然呼吸停止、心停止などが起こり得ます。
脳圧を下げる様な処置にどれぐらい反応するかはわかりません。ただ医師としては、意識があるうちに、
もしくは、心臓が動いているうちに、出来るだけ家族に会わせるという考え方が今でも中心であることは間違いありません。
病気、怪我の種類、状態にもよりますが、入院中の患者さんの場合、やはり意識の低下、血圧の低下、尿量の低下、薬に対しての反応等で予後を判定いたします。特に血圧、尿量の低下が続いた場合、身体の至る所で不可逆的な変化が起こります。この場合はやや曖昧ですが、もって一両日と言うケースが多いですね。
その人により測定出来ない心臓の強さなどが関係していますが、場合によっては2週間持つ場合もあります。
あと2日はというのは、場合によっては今すぐの可能性もあると言う意味です。もって半年は今すぐに危険性はないけれど、もし家に帰ったり、家族で今後を相談する余裕はまだありますよという状況でしょうか。
残念ながらこれだけ医学が進んでも、まだ運、不運に左右される部分があります。その運不運の中には
予測も出来ない何万分の1位の確率で起こる様な事も
含まれています。実際の予測よりはややシビアーに短めに言う傾向が多いのは確かですが、どうか全くの医者の早合点だけではないと言うことをご理解していただければ幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
意識があっても突然亡くなることもあるのですね。主治医の先生がどのように判断されているのかがわかりました。この度の質問をしましたのは主治医が早合点したと疑っているのではなく、「あと何日」という宣告がされるときにどのように診断されるものなのかが知りたかったからです。今回の「あと2日」も主治医と叔母のどちらが言ったものかは判りませんが結果として最期に叔父と話が出来て満足しています。

お礼日時:2001/04/12 01:41

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