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哲学者は何故、世襲しないのか?

世の中には職業(?)で、世襲する者が少なくない。
医者一族、教師一族、などよく聞く。

親族の多くが学者と言う、学者一族といのも聞く。
例えば、国語学者の金田一京助の子供の金田一春彦氏が知られている。

一方、哲学者の子供が哲学者であるというのは聞いたことがない。

哲学者の著書を読むと、自らの経歴を語っている部分に出会うが、そこには、哲学とまったく関係のない家庭で育ったことが書かれているのが自分の記憶に残っている。
(もちろん、自分の勉強不足はあるが、例外を知らない。)

哲学者は、(他の学問の学者と異なり)世襲しない傾向が強いのか?
考えるということと、覚えるということが根本的に違うという事を示している例なのか?
それだけで、説明できるのか?

皆さんの意見とそう思う根拠を聞かせてください。

A 回答 (26件中1~10件)

単に確率の問題だと思います。

まず、

仮定1:哲学者はつくるものではなく、生まれるものだ。

これは、哲学者を数学者に直せば、アンリ・ポアンカレが言ったことです。つまり、実際に職業としてなるかは別として、哲学者としての性質は先天的なものである。したがって教育によって哲学者をつくることはできない。ということです。つぎに、

仮定2:哲学者が生まれる確率は遺伝に(ほとんど)影響されない。

これについては理論的な裏付けがあるわけではありませんが、身体的な形質は遺伝しても、神経のはたらきのようなものは、それを発現する因子が存在するわけではなく、多数の因子が複雑に絡み合って生まれるのではないでしょうか。そうすれば確率に支配されることになると思います。

仮定1、2を認めれば哲学者は世襲しない、というよりできないということが結論できるのではないでしょうか?

ちなみに、仮定2の反例になるか分かりませんが、ベルヌーイ家は17世紀から18世紀にかけて少なくとも8人の数学者を輩出しました。しかしこれはかなり特異な事例だと思いますが。このことから遺伝の影響には程度のばらつきがあっても、ほとんどの場合、実質無視できると考えたほうがいいのかな。
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この回答へのお礼

 
回答ありがとうございます。

主張には根拠を添付。

質問でも書き、他の回答者のお礼でお何度も書きました。
それでも、根拠を添付しないで、主張だけを行う回答者が多く、困惑していました。

agoraphobiさんは、その点、主張の根拠を書いてくれているので嬉しいです。

根拠がないと、その主張の妥当性が検証できないからですからね・・・・・

と言うわけで、根拠を検証すると、
>仮定1:哲学者はつくるものではなく、生まれるものだ。

この、仮説は十分に納得できますね。自分が哲学に興味を持った原因を考えても・・・

ただ、これは、同じ条件の下なら、哲学者はランダムに生まれるという事を言っているのであって、親が哲学者である場合の検証が十分になされていないと感じます。

親が哲学者の場合は、同じ条件の下・・という前提が崩れるので、この仮説をそのまま採用できない気がします。
個人的には、親が哲学者の場合、子供は哲学者になりにくい作用が働くと思っています。

根拠の一つは、自分が哲学者の子供だった場合を想像したら、心の中に生じる違和感のようなものです。
子供の知的成熟度では、哲学者の存在意義を理解できないと思いますよ。
それは、ぼんやりとした、反発心を生むかもしれませんしね・・

二つ目は、人生の蹉跌、失敗という点ですね。

自分の場合、哲学に興味を持ったきっかけは、家庭の問題、自分の人生の失敗の繰り返しにあります。

哲学は、人生を俯瞰して見ることのできる、知力を養う事が出来る気がします。
だから、哲学者は、子供の失敗も俯瞰して見ることができ、大局的な行動ができると思います。
表面的な、常識的な、善悪論にとらわれずに・・・・・
そうなると子供は、失敗から、迷い、悩み、人生を根本的に考えるというきっかけを持てない気がします。

以上二点により、哲学者の子供には、哲学者になりくい作用力が働く。
(確率の問題ではない)
と考えます。

また、書き込んで頂くと嬉しいです。
 

 

お礼日時:2010/09/22 05:56


別にその職を目指す時にまず一流になってからその職に就かなければならないというようなことは書いてないと思ったが...

たとえば患者は海のものとも山のものともつかないようなもぐりの医者にかかりたくないって思うだろう
同じようにたとえば大学の哲学科等で職業として哲学を教えたいと思うなら
募集している学校に応募してまず必要な関門を通過しある一定のレベルを超えていると認められたものが公にその職に就ける条件になっているというのが社会の認識になっているのではないか?

でよろしいか?
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この回答へのお礼

 
>質問スレッドの趣旨と、ここの回答の趣旨の関係がよく分かりません・・・
と、前回書きました。

哲学者は何故世襲しないのか?という問いと、回答者さんの言っている関係が分かりません。
社会の認識が障害になっているという事を言いたいのですか?

質問に対し、どう答えているかが、よく分からない問う事です。
 

お礼日時:2010/09/22 10:17

いやー失礼。

文面からみていると若さが迸っているもんで、本当にお若い方かと思ちゃった。

>私は、哲学が分かっているとは思っていません。だからこそ、哲学とは何か?と問われたら、主観を述べることは危険だと思い、、、

あんたとあたしが噛み合ないのは、こんなところにあるんだね。私が研究生活で何か分からないことにぶち当たったら、私は皆の言うことを無視して、先ずは主観から入って行くんだよ。一先ず決めつけちゃうんだね。あたしの拙い経験によると、大抵の場合、皆の言っていることの反対が正しいちゅうことを、これでもかこれでもかと思い知らされて来たからね。だから、自分の主観でどこまで行けるかトコトンやって見るんだね。勿論それでうまく行くときもある、また、外れることもある。外れたときは、常識的な所に落ち着いて、わざわざあたしが言わなくても、どこにでも書いてあるようなことを言うようになるんで、まあ、あたしの存在は皆に取ってどうでも良くなっちゃうんだよね。でも、当たったときは、面白いって皆に喜ばれるんだよ。皆に喜んでもらったときって、嬉しくなちゃうね。あたしもやっぱ、社会的な動物の仲間なんだね。そんなのは、あんたと違うあたしの実践哲学なんかね。
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この回答へのお礼

 
それは、哲学ではなく、ポリシーという方がいいかな、と思います。
 

お礼日時:2010/09/23 12:16

>実際、医者一族、学者一族というのもあるわけで・・・



そうだねぇ
君の気持ちはよくわかったけど
ただそれぞれその職に就くための一定の関門はあるよね
同じように大学とかの哲学科で教えたいならそれなりの関門は通らないとね

たとえば患者は海のものとも山のものともつかないようなへぼ医者にかかりたくないって思うだろうさ


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この回答へのお礼

 
要は、一流になるのは大変だと言いたいのですか?
質問スレッドの趣旨と、ここの回答の趣旨の関係がよく分かりません・・・
 

お礼日時:2010/09/22 08:06

>哲学は実践の学ではありません。

それは、自分で哲学と陽明学が違うと言っている事と同じではありませんか?矛盾していませんか?

ふーん。アンタは、哲学って何だか知ってんのか。昔読んだ哲学の本に「哲学とは、それが何をやっているのか分かるようになった時に分かる学問である」って書いてあった。その後、私は物理屋になってずっと研究生活をしてきたが、ウン十年経って最近になってやっと「物理学とは、それが何をやっているのか分かるようになった時に分かる学問である」ってことが分かるようになって来たと思う。きっと他の学問も同じなんだろうね。物理学っていう所を辞書で引いても、私が理解出来るようになったことのほんのさわりの上っ面きり書いてないもんね。そんなこと当たり前で、辞書で分ちゃったら学問する奴いなくなちゃうよね。やっぱ、理屈じゃなくて経験しなきゃ分かんないのが学問ちゅうもんじゃないんかな。学問て、先人達の経験して来たことを追体験して、その経験を肥やしにして、先人達の経験したことのないことを経験してみる、そんなことやってんだよね。理屈じゃなくて体験だ。

あたしゃ、陽明学は立派な哲学だと思っている。お若いの、その志や善し。悩み、考え、経験して、己を知ったり、耳従ったり出来るようになると良いね。

フレーフレーkunobou、フレーフレーkunobou!

この回答への補足

 
>フレーフレーkunobou、フレーフレーkunobou!

ありがとうございます。
 

補足日時:2010/09/22 08:07
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この回答へのお礼

 
私は、哲学が分かっているとは思っていません。
だからこそ、哲学とは何か?と問われたら、主観を述べることは危険だと思い、辞書の説明を採用しているのです。

>あたしゃ、陽明学は立派な哲学だと思っている。

ここは、一方的に主観を述べる場所なのでしょうか?
何度も言いますが、根拠を述べないと、検証できません。
主張と根拠は、セットだと思います。

>お若いの

私の年齢をいくつぐらいだと思っていますか?
(結構、おじさんですよ・・・)
 

お礼日時:2010/09/22 07:28

ただ外部条件によって本人がやりたい仕事に就けるとは限らない



だけ
あ~あ
くだらねぇ質問だったなぁ....


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この回答への補足

 
実際、医者一族、学者一族というのもあるわけで・・・
 

補足日時:2010/09/22 07:05
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この回答へのお礼

 
やりたい仕事に就けるとは限りませんが、やりたい意思があるなら
その意思が強いなら強いほど、やりたい仕事につける可能性が高まると思いますよ。

そう、思いませんか?
 

お礼日時:2010/09/22 06:45

くだらないクイズをやりたかったんだ...



哲学カテで頭の程度が知れる

ばか

だよね?




                                        ´
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哲学者は何故世襲しないか?



やりたいことをやれる職業の自由が認められているから


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この回答へのお礼

 
それなら、世襲する自由もあるわけで・・・
 

お礼日時:2010/09/22 06:35

もしかして学問の府で哲学者という職業の人が哲学者だと思ってる



とか
こりゃいいや
かみ合わないはずだ

それなら先生は何故世襲にならないのかって質問と同じ質になるな
先生やりたい人は先生やる
大学かどっかで哲学者先生になりたい人は大学のどっかで世襲的に哲学者先生をやってるんだろう
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この回答へのお礼

 
>もしかして学問の府で哲学者という職業の人が哲学者だと思ってる

この想像を前提として、論を進めるのは、どうなんでしょうか?
 

お礼日時:2010/09/22 06:32

哲学者が何をする職業なのか明確でない時に


それが世襲になるかどうかを論ずることができるだろうか?
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この回答へのお礼

 
そう思うなら、
哲学者とはこういうもの
職業とはこういうもの

とagripapaさん自身で定義し、それから論ずればいいのではないですか?
 

お礼日時:2010/09/22 06:28

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