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ファゴットは他の楽器と比べて地味ですか?

先日アマオケの音楽仲間に言われました。
その人はクラリネットを担当しています。
なんの遠慮もなく、ズバッと「ファゴットってなんか地味だよね」といわれました。
私にとっては少しショックだったのですが、やはりファゴットって他の楽器奏者から見れば地味ですか?

A 回答 (6件)

ファゴットがどうこうより、その方の人間性の問題だと思います。

おそらく他の楽器についても、何かしら嫌味を言ってるんじゃないでしょうか。しかも本人は「親愛の情を表現したつもり」だったりします。

さて、ここからは余談ですが、低音楽器というのは全体的に地味なイメージはあるかもしれません。「縁の下の力持ち」という感じですからね。だけど地味でもいいじゃないですか。「地味」というのは言い換えれば「渋い」ということです。「金」ではなく「いぶし銀」です。

サン=サーンスのバソン・ソナタは暖かくて素敵な曲です。特に第3楽章はとても美しく、癒されます。

http://www.youtube.com/watch?v=xpgihB71vC0

ファゴット用の曲は、ほのぼのとした曲が多いですが、ヴィヴァルディのファゴット協奏曲は、かっこいい曲ですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=V0OndptZXQI
http://www.youtube.com/watch?v=OWHRZEp7FEM
http://www.youtube.com/watch?v=m7D1RNud23M

あとYouTubeにはなかったんですが、バッハのカンタータ第155番「わが神よ、ああいつまでか」(BWV155)の第2曲、アルトとテノールの二重唱「信じなくてはならぬ」はぜひ聴いてほしいです。泣けます。

Du musst glauben, du musst hoffen,
信じなくてはならぬ、希望しなくてはならぬ、
Du musst Gott gelassen sein !
神に安らかに心を委ねていなくてはならぬ!
Jesus weiss die rechten Stunden,
イエスは正しい時を知り、
Dich mit Hilfe zu erfreun.
お前を助けて喜ばせて下さるのだ。
Wenn die truebe Zeit verschwunden,
憂いの時が消え去るとき、
Steht sein ganzes Herz dir offen.
御心はすべて、お前に開かれている。

この歌詞をアルトとテノールが切々と歌い、それを支え励ますように、ファゴットが寄り添います。下記ページで少しだけ試聴できます。13曲目です。
http://www.amazon.com/gp/recsradio/radio/B000001 …
もしくは、こちらの25曲目。
http://www.amazon.com/gp/recsradio/radio/B00004T …
ちなみにバッハはBassonとFagottoを使い分けていたそうです。少し音域が違ったらしいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/09/26 08:20

まあそりゃ、トランペットに比べれば地味かもしれませんが、サックス吹きの私から言えばオケに定位置があるだけで非常に羨ましいです。



第九の四楽章の歓喜の主題のメロディーをなぞるところなんか、背筋がゾクゾクするほどかっこいいじゃないですか~。

頑張って下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/09/26 08:21

ファゴットが地味!?



誰がそう言ったのか存じませんが、全くもって気にする必要はないと思います。
どんな交響曲でも、ファゴットは重要な役割を果たしています。
無論クラリネット、オーボエは勿論のこと。。。

所詮はアマチュアの言っていること、気にする必要は全くありません。

自信を持って吹いてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/09/26 08:20

こんにちは


アマオケではどんなレパートリーを演奏されているのでしょう?

確かに音域的にファゴットは低音が多く目立ちにくいかもしれません。
バッソンですと高音域に持ち味があってテナーの魅力を存分に発揮していますよね(道化師の朝の歌etc.)
英 bassoon
独 Fagott
仏 basson
伊 fagotto

σ(^_^;は、吹奏楽で主にクラリネットを吹いています。
吹奏楽でのファゴットはダブルリードの独特の音色とアタックの明確さ、音量の確かさで目立ってますよ。
柔らかでフニャフニャな音がほとんどの吹奏楽の中ではキリッとしていますね。

特に曲中に木管五重奏に近い絡みがあるときは羨ましいですね。
それと音域の広さ。。クラリネットも広い音域を持ちますがアルトからチューバの音域まで1st/2ndで分担してよくやっていると思います。

バスクラリネットを吹くときは、いつもファゴットのように明確なアタックをするように心がけてます(^^)

うちの楽団にもファゴットがあったらいいのに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/09/26 08:19

確かに地味な面もありますが、御存じのようにソロを引き受けることも多く、それだけレパートリーが広いと言うことではないでしょうか。



オーボエの茂木大輔さんがエッセイで書いてましたよ。
オーボエにとってファゴットとのデュオはとても気持ち良くハモれるので、「ああやっぱりオーボエとファゴットは同じダブルリード同士で強い絆なんだなあ~。おれたち、大の親友だなあ~。」と思っていたら、実はファゴットはフルートが来てもクラリネットが来ても、はたまた弦楽器が来ても、どんな楽器が来てもうまくハモってくれる万能の楽器なのでした。何のことはない、オーボエはファゴットのことを唯一の親友と思っていたのに、ファゴットにとってオーボエはワンオブゼムのただのお友達だったんだ・・・って。

ファゴットらしく広い心で、友達の少ないクラリネットさんとも仲良く付き合ってあげてくださいね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/09/26 08:19

あなたはファゴット吹きですか?



地味とか何とか言う前にあの美しいレガートやおどけたようなスタッカートはとても魅力的。
なにより木管セクションではなくてはならない楽器。
モーツァルトもベートーヴェンもこの楽器をオケの曲や室内楽の重要な場所にとても効果的に用いています。

何故かクラリネット吹きには皮肉屋・理屈屋が多いですよね?笑
気にしない気にしない!

弦セクションでも高音域で華やかなメロディーを担当するヴァイオリンは勿論欠かせないのですが、ビオラやチェロといった中域~低域を担当する楽器も無くてはならない存在。仮に彼らが抜けると響きに厚みや渋さが欠け、味気なくとても物足りないものになってしまいます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/09/26 08:18

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