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お寺でのお茶の出し方について

先月お寺に嫁ぎました。
檀家さんがお寺参りした場合や他のお寺のお坊さん(住職より若いあるいは役職が下の場合)がお手伝いに来た場合、
お茶を出す順番は住職(義父)→檀家さん、住職(義父)→他のお寺のお坊さんと義母に教わりました。

会社ではお客様にまず出して、その後社長や社員に出すのが一般的なのでこの順番にとても違和感があります。
主人に聞いたところ「このお寺ではそうしているから・・・」と言われましたがどうも納得できません。

たまたま別のお寺を訪問する機会があったのでお茶の出し方を見ていましたが、そのお寺では私達→そのお寺のご住職の順にお茶を出していました。

私自身いままでお寺参りをしたことがないので比較することができず、また関東から大分に引越して来たばかりで
気軽に聞けるお友達や他のお寺の若奥さんの知り合いもいません。

お茶の出し方(出す順番)は宗派や地域によって決まっているのでしょうか?
個人的にはまずはお客様に出したいのですが。。。

A 回答 (2件)

寺であっても、普通は客人から先にお茶を出すのが礼儀です。


その場合には、身内に茶托は使用しません。

寺院と檀家との関係というのは難しいものがあって、場所によっては常に力を誇示していないとつけこまれてしまうこともあるようです。
そういった意味でやむなく住職を「絶対」の位置付けとしておかなければならない事情があるのかも知れません。
また、他寺院との関係というのも、表には見えない部分が意外とあるものです。

寺院に於いて責任のある立場にいると、多少不格好になってもそういった軋轢の中で帳尻を合わせていかなければならなくなるのだと思います。
広く宗門と付き合うようになると、自ずとそういう部分が見えてきて嫌気が差してくることでしょう。それでも自分が任されている寺院だけはなんとしても守らなくてはならない。それが住職です。

こういうことは、自分たちが責任ある立場になった時にわかるんじゃないでしょうか。
一度「檀家>寺院」という図式を作ってしまうと、簡単には戻せなくなってしまうものです。
そうなってしまうと、往々にして檀家が好き勝手はじめて寺院の運営が立ちゆかなくなってしまうことがあり得るわけですから、とりあえずはいろんな側面から物事を見てみるべきではないでしょうか。
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>お茶の出し方(出す順番)は宗派や地域によって決まっているのでしょうか?



私が教わった禅の先生は、臨済の人でしたが、曹洞のお坊さんかと言われるくらい曹洞宗に詳しく、どうしても典座教訓の話が出てきてしまいます。先生は、お茶の作法の指導もしていましたから、決して、自分を先にいうような人ではありませんでしたね。

あいにく、先生は、住職ではなく、禅を教える大学教授でもあった人で、具体的に、お茶の後先までは教わらなかったです。もう故人です。

私の知る範囲なら、ご質問者さんのおっしゃる通りで、特に、禅宗の場合は、住職が先ということはないのですが、ご家族がそうだという場合は、それをひっくり返すことも出来ないでしょうね。

こういう世界には、力関係の問題もあるような気がしますし、地域性も関係しているかもしれません。檀家さんたちから支持があれば、そういうこともあるものだと思います。だから、地域によって、住職さんというのは、一種地域社会のリーダーのような役目をしてきた人もいます。そうすると、単に家族と住職(義父)という見方だけではなくなってしまいます。

余談になってしまいますが、最近、「お茶をもてなす」という心さえない人たちも多くなってしまいました。コーヒーや紅茶は出しても、「お茶(緑茶)」というものをきちんと出してくれないような気がします。茶道だけではなく、ふつうのお茶にも、お茶の出し方があると思います。
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