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「尖閣諸島は中国のものである。」と仮定した場合。
もちろん中国は仮定じゃなくてそう信じているわけです。
では「中国のものである」とした場合、今回の事件の見方はどう変わりますか?

・自国の領土に浸入した日本の巡視艇に体当たりした船長は犯罪者ですか? 「英雄」ですか?
・領有権を侵害という大きな主権侵犯をされたのに、大使の召還や国交断絶などの厳しい措置をとれない中国政府が腰抜けですか?
・日本政府から謝罪や賠償をひきだせない上に船長をチャーター機で自ら迎えに行った中国政府の外交は手ぬるいですか?
・経済制裁を発動しないのも手ぬるいですか?

・衝突問題における船長の釈放が検察庁の判断であり、日本政府の判断ではないことから「外交問題ではない」と日本にかわされてしまった。
・日本国民の反中感情をいっそうあおることに成功されてしまった。
・自国社会における様々な矛盾に対する中国人の「鈍感さ」や「自分中心主義」を世界中に知られてしまった。
・尖閣諸島での日米間の安全保障や日本の領有権の主張において、米国から「確約」をとられた。
・尖閣諸島における中国政府の「出方」をためされてしまった。

つまり、中国国民からみた中国政府は手ぬるくて、腰抜け、腑抜け、弱腰外交で「負け」ですか?

A 回答 (13件中1~10件)

 No.1です。



<日本に関して言えば、「文句を言いたくてもストレートに言わないのが国民性」「相手の気持ちをかんがえて、他人優先」みたいな、性格が出ているだけなのでしょうか。「一歩も譲る気がない」なんて日本人らしくないでしょ。>

 誤解があるかもしれないので、念のために。
 一歩も譲る気がないのは、中国政府です。

<詳細解説>
 今回の事件の経緯は、尖閣諸島が日本の領土と言っても・・・

 日本のものとはいっても、現状としてはっきりしているのは「実効支配している事実」だけであり、「統治権を行使しているかどうかは不明」と言う状態が

1、この地域で日本の国法に抵触した可能性のある中国人は、拘束せずに強制退去。
2、日本政府がヘリポートを設置したが、中国政府の抗議により撤去。

 などにより、自民党政権時代に確立したとみなして、「中国が既得権」としている状態でした。(普天間問題で譲歩しないアメリカと同様、どんな国も裏の理由がない限り、既得権は決して譲りません。)


 この状態に対して、
1、民主党政権が、自民党政権時代よりも一歩進んで尖閣諸島の領有権を明確にしようとした。
   自民党政権時代・・・日本の実効支配のみ:中国人は拘束せずに強制送還。
   民主党・・・・・・・日本の統治権の明確化へ:逮捕・起訴という日本の国権である司法権行使を目指した。

2、最初中国は、海上保安庁の逮捕後(日本の行政機関末端の一般的対応であって、政府方針が反映されているかどうか不明)、日本政府がどのような方針で動くか読めなかった。

3、拘置期限延長で、中国は、日本の国内法を適用し、起訴へと動いていると判断し、今までの日本の対応を変えたと判断した。=中国は日本になめられていると判断した。

4、現在、東シナ海海底ガス田開発の交渉中(この交渉は、尖閣諸島周辺の海底油田開発の権利と連動。日本の尖閣諸島に対する統治権明白化は、中国にとってこれらの交渉では不利に働く)であり、日本の外交姿勢の変更に対して、反撃に出た。

5、日本大企業に対する遠回しの脅しに(レアアース・フジタ社員の拘束など)驚いて、財界が菅政権に泣きついた。

6、菅政権の那覇地検に対する根回しで、処分保留のまま釈放へ。

7、中国側が仕掛けたのではなく、日本側から仕掛けられた以上、今後このような日本からの仕掛けは許さないという姿勢を堅持し、船長釈放後も問題を収束しない。
 =中国相手になめた行動を取ると、倍返しするという実績作り。

 と言う流れとなっているようです
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なるほどです。
Wikiなどでいつも違和感を覚えるのが「尖閣はもともと日本の領土なので、領土問題は存在しない、というのが日本政府の見解」というような一文でした。

>>1、この地域で日本の国法に抵触した可能性のある中国人は、拘束せずに強制退去。
>>2、日本政府がヘリポートを設置したが、中国政府の抗議により撤去。
ほ~~それが「中国が既得権」だったのですか。
船をぶつけようが、漁をしようが、それこそ島で日本人を殺そうが、「強制退去」というのが今までの常識だったわけですね。
「統治権を行使していないだけだけど、日本領土です。」ってわけですね。
それを、今回は一歩踏み込んでしまった、で、倍返し。 なるほど~~。

「どちらの国の領土?」という問題ではなかったんですね。
こういう微妙なあいまいな位置関係というか、力関係は中国国民は理解できないでしょう。私も勉強不足でした。

お礼日時:2010/09/28 12:52

ああ、お返事ありがとうございました。


ちょっと認識が進みすぎだと思いますよ。
まず、日本国が尖閣諸島を利用するも利用しないも、それに関わり無く尖閣諸島は日本領土であり、他国の勝手な利用は日本国の許可が無い限り認められない。
そして以前からの日本の中国側への譲歩は、中国が武力威嚇してきたための譲歩であり、日本が中国に何らかの領土的権益を認めた理由からではない。

直接的に言えば、中国の武力恫喝に怯えて、その武力行使を控えてもらうのと引き換えに、中国側の多少の横暴行為は見逃すという公然たる暗黙の約束事が中国とあった。
だから国民はこれを政府の、つまり自民党政府の弱腰だと言う。関係官僚の中国日和だと言う。

中国側で多少情報に精通している者は、尖閣問題は中国側自身の侵略であると認識してます。
まともな知能が備わっておれば、どうあがいてみても中国当事者にとっても民間人愛国者にとってもそう結論付けるしかないんです。
だからこの問題で何らかの権益を中国側に認めるのはやめてください。
また、上のような事情が世界的に見ても認められるから、自ずと自然な口調でヒラリの口から安保適用範囲であるとの発言も出てきたわけであります。

世界中の誰もが、日本の異常な腰砕けを、数十年間にわたる腰砕けを、馬鹿にし、呆れ果て、見たくもなくなっているのです。
だから、、、今度の件を日本の敗北だと言う。世界中が。
日本は何の敗北もしておらんのですが、あまりにも日本の体たらくが酷すぎるので。
世界の普通人の認識は、「あんなのは人間でも何でもねーんじゃねの?」といった按配でしょうね。
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ですねえ。


国会議員含めて色んな所で今回の件は「日本の歴史的屈辱の日である」と言っている人がいるのですが、私にはもう一つしっくりと来ない。
何がどうして日本の屈辱なのか?
そして中国側は一方的に勝ったのか? 中国は対日的に実質的にはまだ何の得もしていませんよ。
上のような解釈が政治関係者や一般国民の中に多いのであれば、う~む。中々期待が持てますねん。中国との武力衝突を覚悟しているという地点からその考え方は出発しているはずなので。

問題なのは日本政府が今度の件を活用して外交ポイントを稼がなかったように見えること。
成果と見れるのはヒラリの日米安保適用発言くらいのもんでしょ。
対中国外交で日本は一体何の得点を上げたのか?何も得点が無い。
だから菅政府の無能外交を皆が責めているわけですわね。

船長を合法的に人質に取り、中国に返還をわめかせている状況なら多少無理な話でも中国側は飲みます。中国政府要人も権力維持に汲々としており彼らも命がけ。
それなのに… 馬鹿菅は。外務大臣の問題ではなくこれは総理大臣の問題ですね。

中国のあちこちで対日制裁のような話が出てきているのは、必ずしもそれが中国政権主導で行なわれたと言うわけでもない。
あちこちでそれぞれ勝手に、アッチの中国人、コッチの中国人が、自分の持分の範囲内で対日制裁を発動したということでしょ。
レアメタル関係だって、観光客関係だって。その他も。フジタの件も。それを後追いで中国政府要人が認めたものもある。
中国政権は弱体化してますね。

次に来るのは対日強硬政権でしょう、中国軍に太いパイプを持つ。
そう考えれば全て合理的に解釈できます。
次世代の対日強硬政権の準備運動みたいなものです。次の政権は中国政治体制の内部支持を大きく受けており、対日強硬派である軍部の支持もあり、国民世論の支持を受けているか世論誘導術に長けている。
よく知らんのですが、中国の世論誘導ってのは軍や日本の公安みたいな部門でやってるんでしょ。次世代の対日強硬政権の配下の。それが見えましたですね。

今の中国主席の任期はいつまででしたっけか。
それ以後、中国は闇雲に日本に小競り合いを仕掛けてくるでしょう。武力威嚇して押し捲るでしょう。
戦争になりますわな。確実に。日本人がまともならば。
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この回答へのお礼

わたしはこの質問を通して、いろいろ認識をあらたにしました。
今頃になって言うのもなんですが、私は、「日本側が先走った」という思いがしています。

両国国民は「我が国の領土で!」なんて言うけど、これは「そんなおおざっぱな問題ではない」ですね。

「日本が実効支配しているけど、統治権を行使しない島。という既得権を中国は持っていた」

という、男だけどチンチンがない、けどセックスしたい。 みたいなすごく微妙な立場の、重箱の隅のちょっとした駆け引きみたいな部分を争っている問題なのに、
「どちらの国のもの。なんてそんな2つに1つのおおざっぱな問題じゃないんだ」ってことが日本人も中国人もわかっていない、
どころか、国会議員まで「国辱日」なんておおざっぱな発言をするから、また中国憎し、になってしまうのですね。

簡単な話、船長を拿捕した時点で中国政府に
「既得権といっても、これはいきすぎだろう。逮捕にしていいか?それとも保留して話し合いの場を持つか?」
って連絡してればすんだ話のような気がします。したのかな??
対話の姿勢がないのはどちらの国だったのでしょう。

お礼日時:2010/09/28 16:59

<漁をしようが>


 今までは、強制退去です。

<船をぶつけようが>
 今までそんな奴が居なかったので、問題にならなかったのですが、今回そのようなことが起こって、逮捕したわけです。
 その後の経緯は、No.8の通り。

<それこそ島で日本人を殺そうが>「強制退去」というのが今までの常識だったわけですね。

 そこまでは言ってないですよ。
 尖閣諸島は日本人も立ち入り禁止なので、『島で日本人を殺す』と言うことが起こるのは、海上保安庁の人間(灯台があるので立ち入る)を殺すことになります。
 日本国の警察権を持っている海上保安庁の人間を業務中に殺して強制退去で済ますわけにはいかないでしょう。「日本の国法を犯している可能性がある」のではなく、はっきり犯していますからね。

 日本側は決して引けない事態で、中国側は遺憾の意を示すと共に、状況説明を求める位しかできないはずです。

 では、『尖閣諸島に日本の民間人がいて、中国人との間で殺人事件が起こったら・・・』
 そのような難しい事例を作りたくないので、日本人立ち入り禁止にしているんです。
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>今回の日本の行動は憲法に則って取られた行動でしょうか?つまり、憲法があるから縛られてやむを得ず取った行動なのか、という意味です。

ちがうでしょう?

そうですよ。だって、安全保障上の問題になりそうだったので、中国の要求(中国の公正と正義)により日本の刑法を曲げ、犯人を処分保留にして釈放することで、われらの安全と生存を維持しようとしたのですから。

つまり、”諸国民の公正と信義(中国の公正と信義)を信頼してわれらの安全と生存を保持しようと決意した。”

と、いうわけです。

これによって、中国が振り上げたこぶしをおろしてもらおうとしたわけです。極めて憲法前文に準拠していると思います。政府は良くやったと言いたくないですが、そう言わざるおえません。多くの国民が憲法を守る方が自国の領土を守ることより優先しているのですから仕方ありません。あるいは国民はお馬鹿さんなのでしょうか?

実は、尖閣での拿捕はこれが始めてではありません。過去の政権では、国内法の適用を最初からせず、強制退去にしています。今回、国内法に照らしてみて厳正な処置をとったのはいいが、憲法9条の規定により、軍事的装備が貧弱なものに制限されており、日本は自国の安全保障がきちんとできないので、安全保障上の問題にするぞ!と”諸国民の公正と正義”が発動されると、諸国民の意向に極力沿うようにしか国家の運用ができないことが露呈されたわけです。

日本にはまだ金も残っているし、技術力もあるのですから、防衛問題を解決するには憲法がネックになっています。だから、中国や南北朝鮮は日本の改憲を怖れているわけです。憲法を変えることなしに、日本の生存は守れないということが分かったという意味で、良い事例だったと思います。

これを機会にみなさんも憲法について考えてみて欲しいと思います。

もう一度、憲法前文の抜粋を出しておきますね。

「・・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。・・・」

そして、その前文を守るために作られたような憲法9条2項

「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 」


今回の事例に直すと

「・・・(中国の)平和を愛する(中国の)諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。・・・」

「(中国の平和を守るという意味も含む)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 」

諸国民を中国に変換し、それを主語にもってくれば、中国に日本を好きにして下さいと言っているような条文だと思いませんか?これが日本の基本なのですよね。民主党は最初、憲法に反して中国漁船を拿捕してしまったのが失敗でした。自民党ならやらなかったでしょうね。ところで、みなさんはこの決意で日本国民の生存が可能だと思いますか?
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アメリカとの会談で尖閣諸島が安全保障の対象であるとの答えを引き出したのは大成功ですね。




ただ領有権問題では船長を日本の裁判で裁いていれば国際的に尖閣諸島は日本の領土だと
宣言できたのにそのチャンスを逃してしまったのは大失敗だと思います。また今回の件で
同じような衝突が起こっても中国漁船を拿捕しにくくなったのも問題です。


中国の威圧的な行動も予測の範囲内だったと思います、試すのなら船長を日本の裁判所で
裁いた後、中国がおそらく軍艦を出してくると思いますのでどこまで威嚇行動をエスカレート
するのか試してみたかったですね。日本を威嚇すればするほど国際的に中国の異常さを
露呈するだけです。ロシア以外は日本の見方となるでしょう。
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まず、日本国憲法前文の一部を見て欲しいと思います。



「・・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。・・・」

ここで、諸国民とは中国も入ります。つまり、中国が死ねと言えば、日本は死ななくてはならない、と、決意したのが日本国憲法で、それを実現するのが憲法9条というわけです。なぜなら、中国だって自国の平和は愛しています。そして、中国の公正と正義は反日ですから。

したがって、日本は腰抜けではなく、ちゃんと憲法にのっとり、日本国民が死へ向うように日本政府は舵取りをしているし、国民の多くはその憲法の意味を知ってか知らずか?今のままでいいと思ってます。

だから、憲法9条を変えろという議論が起きるわけです。変えると怖いのではなく、変えないと怖いというのが正しい認識だと思いますが、日本人はいつからこんなにお馬鹿さんになってしまったのでしょうか?

しかし、中国にはこうした考えも憲法にもありません。したがって、尖閣が日本のものでないと仮定したら、腰抜けになります。

つまり、尖閣が中国のものであると仮定すれば、中国の人民が怒るのは当然で、一方、尖閣を日本が放棄すれば、日本国民は良くぞ、本来、領土であるものを、諸国民の一つである中国の平和のために放棄したと日本政府を賞賛しなくてはならないはずなのです。

どうです?日本の憲法により、我々は死に向って直進していても、諸国民を信じる。そう決意しちゃったんです。あなたは、中国を信じますますか?そんな状態にあなたは耐えられますか?それとも、憲法変えますか?どっちにしましょうか?

最後に、微妙なときです。仮定の論議は日本にとって不利な状況を作るかもしれません。尖閣は日本の領土です。極めて質問としては良くないと思います。憲法はすぐに変えられませんが、我々は生きるという選択を諦めてはいけないと思います。領土を守るということは、生活圏の保護・維持に当たるわけで、結局、生存権の確保に他ならないからですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

今回の日本の行動は憲法に則って取られた行動でしょうか?
つまり、憲法があるから縛られてやむを得ず取った行動なのか、という意味です。
ちがうでしょう?

お礼日時:2010/09/28 12:07

中国のものであるという歴史、背景などそれらの証拠を


掲示してもらわないと、なんともいえないと思います。
それぞれの勝手な言い分は子供の喧嘩と同じです。
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どちらの国の言い分が正しいとか正しくないとかは関係ないです。


何かあると反日デモがすぐあり。日本人を拘束してしまう国とまともに原則論を説いても時間の無駄です。そういうお国柄と認識して一歩下がって見ていかないと憲法9条を改正しろという議論に向かっていきそうで危険です。
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尖閣諸島が日本の領土だとしても行動を見ていれば日本の方が腰抜けなのは間違いないですね



韓国政府は年間中国漁船を500隻以上拿捕しています、今月韓国に拿捕された中国漁船は
罰金1100万円支払わないと釈放されません。

日本の漁船が北方領土に入ってしまても拿捕され、船は没収、罰金と無傷では帰れません。

無条件で釈放なんて、他国の領土ですって言ってるようなものですよね、情けない・・


フジタ社員4人が人質に取られてますが腰抜けの日本政府ですから裏交渉で

尖閣諸島の領有権棚上げ、中国漁船の立ち入り許可なんてやりかねませんしね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

日本が
「船長を逮捕すればこうなることは予想していたけど、実際にどうなるか。日本が態度を示したときに、尖閣諸島における中国政府の出方を試してみた。アメリカの反応も試した。そして、中国は思惑通りに反応してしまい、日本はやばいことになるギリギリの線でさらりと身をかわした。」
と考えてみると、作戦成功といえませんか?

お礼日時:2010/09/28 11:12

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