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塩野七生さんのご経歴

作家の塩野さんのご経歴は「イタリアへ遊学」となっていて、「留学」とは書かれていません。
大学には通っていなかったのでしょうか。

作品を作るに当たって、膨大な資料、幅広い人脈をお持ちのようですが、名家のお嬢様でツテがあった、ということなのでしょうか。

一説に、大学教授などの学術系の人がけっこう塩野さんの作品を批判していると聞くのですが、それは塩野さんが大学など学術的な研究をしていない、ということで批判しているのでしょうか。
個人的には大学に在学しなくとも、人脈を生かして普通の人が手の届かないような書物に目を通し、作品を書いた塩野さんは存在感的にも圧倒的なものがあるのですが・・。

A 回答 (1件)

学習院大学文学部哲学科卒業。

1963年からイタリアへ遊学し、1968年に帰国すると執筆を開始。 ローマ名誉市民を経て、イタリア人医師と結婚(後に離婚)。イタリア永住権を得ており、現在イタリア在住。

イタリアへなぜ遊学したかは分かりませんが、やはりイタリアに魅せられたんでしょう。それとも男を追って?ロマン!

「コンスタンティノープルの陥落」は特に脚色が多いようですね。逆に専門家への挑発もしているようですが。
http://www.chugoku-kabu.net/chart/modules/amazon …
「正確性等の点から専門筋からは概ね評価が低い。(一番の理由は彼女の書く本の方が売れるという妬みが大きい、と塩野氏本人が言っているが(笑)。)
そういった批判を彼女自身は正面から堂々と引き受けていて、時には専門家を挑発するように架空の資料を捏造してエピソードを挿入し、専門家筋の反応を後からネタ晴らしするということもやっている。こういう人なので、彼女の小説は専門的な細部に捉われず、歴史エンターテインメントとして気軽に楽しめばよいだろう」

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82 …
「みすず書房からランシマンが著した「コンスタンティノープル陥落す」こちらのほうが時間的にも長期間、空間的にも広域にこの事件を扱ってはいます。
主要登場人物のうち宰相ノタラスへの評価、というか観点についてはかなり素っ気無いので、他の著作でのノタラス評価も知った上で、この小説を読むとさらに味わいを深い」

感動を求めたいなら塩野作品で充分、正確さも加味したいなら、上記のような専門書とも平行に読んだ方がいいでしょうね。
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この回答へのお礼

「歴史小説」でしたら、正確さをそこまで追求しなくても・・・を思いますけどね~個人的には・・。だってどんなに資料を集めたところで、その場に居るはずのない後世の人が書く分けですから、学者がそんなに塩野さんを毛嫌いすると、かえって学者さんたちの度量が狭く見えます。

でも、塩野さんも「挑発」してるんですね。恐るべし!(笑)
でもそれくらい強気の姿勢で居てくれたほうが、面白いですけどね。

「遊学」はやっぱり「遊学」なんですか。イタリアの大学には行っていない・・専門に学んだわけではない、と思うと、カリスマ性が増します。
恐るべし、塩野女史。
さすがローマ名誉市民です。

お礼日時:2010/10/02 20:53

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