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年貢で生きたコウモリを納める目的は?
埼玉県の天保時代の古文書で、生きたコウモリ、えびずる虫、赤蛙、蜘蛛、オケラ、杉葉、ヨモギの葉を年貢として納めたという記録がありました。
何の目的でしょうか?
1.薬として利用する。
2.鷹場なので鷹の餌にする。
3.その他

A 回答 (2件)

【虫類】


■『江戸時代は江戸城大奥で愛玩用に飼育されている小鳥の餌として、江戸近郊の農村にケラの採集と納入が課せられていた。』←現代でも皇居の森には絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオがいるくらいだもの、江戸城内にケラは沢山棲息していたろうに。ケラの納入。多少は年貢と相殺されたのかな。そうでなければお百姓さんもイイ迷惑だったろう。
http://blogs.yahoo.co.jp/myth_as_humour/16968119 …
■この記事にも鳥の餌として保護されていた様子があります。
・鷹場の村々は鳥獣の繁栄をはかり、材木や草刈の制限や、案山子を立てることも、獲物の鳥がいなくなるとして禁じられた。また鷹の生餌の小鳥の、そのまた餌として蝗・えびずる虫、けら等を課せられたり、荷物の運送や勢子の人足に動員されることもあった。
 http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/1154 …
【草など】
■元禄13年(1700年)北山筋村々古来書御帳10) は
寛永16年(1639年)より毎年7月26日山年貢として真綿・渋・いわたけ・わらび等と共にモグサを大垣藩へ納めていることを記録している(
■江戸時代には年貢を穀物で納めることはなく、熊肝と熊、鹿、羚羊、猿、猪の毛皮や林産物、和紙らを年貢にした。
*モグサはよもぎです。薬湯(薬の風呂)にも使用します。
【コウモリ】
■生きたコーモリの用法。
第二次世界大戦時、アメリカ軍は日本を空襲する方法の一つとしてコウモリの使用を検討した。小型のナパーム弾を括り付けたコウモリを夜明け前の狙って日本上空で放ち、日光を避ける習性のために木造の多い日本の家屋の屋根裏にとまったところで爆発させるという計画であった。しかし運用に危険が伴うこともあり、実戦配備されることはなかった。
 http://kintaro.a-thera.jp/archives/200612-7.html
*米国人よりも自然に親しんで自然界に詳しい日本人ですから、動物の習性にも通じていて、武器に限らず利用法を知っていたのかもしれませんね。
■漢方薬、コーモリの糞。
肝硬変
処方:五霊脂(ゴレイシ)、香附子各500g、
    黒丑白丑各60g(生と加熱したのを各半分)
用法:研いで細かい粉にし、酢で煮て丸剤にする。
    1日9~18gを、2回に分けてお湯で服用する。
    妊婦は禁忌。
 http://yakuyoukonchu.blog115.fc2.com/blog-date-2 …
*糞はコーモリの巣で採れるわけで、態々飼う必要はなさそうですね。

以上明快な答えは出ませんが、ご参考に。
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このケースに該当するかどうかはわかりませんが、江戸時代の蝙蝠の利用法に黒焼というものもありました。

今は薬としては販売できないそうです。ご参考まで。

http://www.geocities.jp/itoukuroyakiten/densyo/d …
http://yakuyoukonchu.blog115.fc2.com/blog-entry- …
http://ww7.tiki.ne.jp/~onshin/minkan2.htm
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