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学者の出す出版物に誤字ってあるものですか?

古賀瑛太の『カール・シュミットとカトリシズム』を読んでいるのですが、どうしてもここは理解できないどころか、誤って書いたと感じる箇所があります。

万が一ですが、これを読んだことがある方がいるかもしれないので一応その箇所を書きますが、
第三章最後のページの、カテコーンとボルシェヴィズムを比較する箇所です。

カテコーンが前者、ボルシェヴィズムを後者として、前者は保守的機能を果たしており世の終わりを促進するもの、後者は革命的機能を果たしており前者を阻止するものと書かれています。

ボルシェヴィズムについてはまだよく分かりませんが、カテコーンというものは世の終わりを抑制するものだと書かれていたのに、ここで急に世の終わりを促進するものと書かれています。また、それに関する説明もありません。


どうしても矛盾しているので、誤って書かれたとしか思えないのですが、意味を取り違えたら大変になるような用語なので…。

学者の書いたものにこういうことってよくあるのでしょうか?

A 回答 (3件)

大体「学者の書いたもの」には「お金のやりとり」に関するものが非常に少ない上、他のお答えのように「形態」が非常に多いため、著者本人が全版の全文を一字一字丁寧に読み返すとか、優秀な校正者が読むとかしないことが常態なので、誤植は「雨あられ」。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

学者本人や優秀な校訂者が読み返したりしないことが常態、それを聞いて納得です。
ただ間違えた(見落とした)だけにしてはあまりにも致命的な誤りなような気がするので、おかしいなと思ったのですが、そういった事情があるのなら頷けます。

また、私も一点間違いがあったので、この場で質問文の訂正をさせてください(お礼の場ですみません)
『カール・シュミットとカトリシズム』の著者は古賀敬太でした。


それではご回答の方、参考にさせていただきます。ありがとうございます。

お礼日時:2010/10/08 16:02

学者が書いたものに限らず、書籍は基本的に初版は誤字・脱字が多いとされています。


その後、版を重ねるうちに徐々に訂正されていくので、どちらかというと出版社のチェックミスというのが一番多いのかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

初版は誤字が多いのですね。確認してみたらこれも初版でした。
普段読む本は二版以降ばかりな上に誤字も滅多に見かけないので気付きませんでした。
参考になりました、ありがとうございます。

お礼日時:2010/10/08 15:54

 「学者の書いたもの」にはいろいろあります。



1。学者が自分で書いて、自分で目を通して校正したもの。

2。学者が自分で書いて、書生に校正させたもの。

3。学者が昔書いたものを、出版社が集めて、社員に校正させたもの。

4。学者が書かないで、大学院の学生が書いた宿題を綴りあわせて、名前を貸したもの。

 まだ、10校まであるとして、初校は著者が、あとは「誰かが」校正したなど、細かい差はいろいろあります。誤字の入り込む隙間はありそうですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そんなに多くのパターンがあるのですね、驚きました。
学者本人が書いたとは限らないというのは初めて知りました。

参考になりました、有難うございます。

お礼日時:2010/10/08 15:51

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