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ロックが「不良の音楽」から「非リアの音楽」に変わったのはいつから?そして音楽ジャンルの嗜好と性格&ファッションって一致する気がしませんか?

最近ふと思ったので投稿させていただきます。
私の両親世代(現代50歳前後)ではロックミュージックは不良の音楽と言われていたそうです。
やってた人もちょっとやんちゃな人が多かったそうですね。

そして21世紀の今ロックミュージックは明らかに不良の音楽ではありませんよね。一般的に不良と呼ばれている人や不良っぽいファッションをしている人はHIPHOPやR&B系を好んでいる気がします。
最近ロックが好きな人は、むしろ真面目な人が多い気がします。
不良ではないし、運動神経もそこまで良い方ではない。かといってオタクでもなく、中途半端な立ち位置
の高校生がロックに興味を持ってギターやベースやドラムをやり始める気がします。

いつからこのような価値変化が起こったのでしょうか?


そしてもう1つ思ったのですが。好きな音楽ジャンルと性格やファッションって結構一致すると思うのです。
例えばエモ系やUSインディーなどが好きな人は、結構オタク趣味な人が多く、非社交的な人が多い。あまりファッションセンスなども良くはない。というか気を使ってない。いわゆる「非リア」と呼ばれる人が割かし多い気がします。激しい音楽の割に大人しく真面目な人が多い。それかオシャレな感じでめっちゃアンダーグラウンドな雰囲気醸し出してる人のどちらか2極化している気がします。

そしてUKが好きな人は、割かしオシャレに気をつかってる人が多い気がします。
性格も結構明るい人が多いかも。そんでほんの少しだけワルっぽい要素を持ってる人が多い気がします。
大学のクラスでいうとリア充集団とも割かし上手くやってける人。

メタル好きな人は一言で言うなら変人。そして非社交的。エモ系と同じ非社交的でも、エモ系の人は地味で目立たないタイプが多いのに対し、変人さで逆に目立つレベルまで来ている人が多い。

J-ROCK好きな人は、オシャレにも気をつかっている人が多い気がします。
そしてこの系統の人は「マイナーだから好き」のような系統の人が多く、メジャーな物を嫌い、とにかく個性的であろうとしている人が多い気がします。
女の子だと森ガールっぽい人や、とにかく人と少し違うオシャレなものや、カフェとかが好きな女の子に多いかも。

メロコアやミクスチャー好きな人は体育会系な感じの人が多い気がしますね。ロック好きな人の中では一番不良っぽさがある人達だと思います。
見た目も他のロック好きな人は結構スタイリッシュなファッションをする人が多いのに対し、この人たちはダボッとしたのを好む傾向が高い気がします。

ポストロック好きな人は、結構一匹狼な感じの人が多い気がします。もう完全に独自の世界観が完成している人。ファッションは非常に無難な感じでまとめているタイプが多い気がします。(そんなにオシャレでもないが、ダサくもない)



以上何パターンか挙げてみました。これは今まで自分が色んな人を見てきて感じたことです。もちろん批判もあるかと思います。
あくまでもこれは自分が感じた傾向にすぎないので、当てはまらない場合はもちろんたくさんあると思います。皆さんはどう思われるかの意見も聴いてみたいです。
本文中に失礼な表現が多々ありましたが、説明の為なのでお許しくださいm(_ _)m

UK好きな人になぜ社交的な人が結構多いかということは、自分の中で思ったことがあります。
UKって日本やアメリカに比べたら、ロックがメジャーな国ですよね。
だからじゃないかなあと、、ロックがあんまりサブカルチャー化されてないんだと思います。
そんでUKのバンドって結構揉め事起こしますよね。暴力や薬物問題。
そういうのからも影響受けて、少しワルっぽい雰囲気が好きな人がいるんじゃないかなあと。

A 回答 (6件)

個人的な見解とうろ覚えな知識と印象で述べると、と前置きしつつ始めます。



「不良の音楽」というか「そういうのやってる/聴いてる人って不良の人っぽい」という印象を受ける音楽ってのは、今で言うともっぱらヒップホップ、レゲトンだと思います。
僕が思う、日本でロックが不良の音楽と離れ始めたと思う90年代まで遡ってみます(ロックでちょっと細分化しますけど)

不良の音楽のイメージ

00~現在‐ヒップホップ、レゲトン
         ↓
90年代‐ヴィジュアル系、ヒップホップ
         ↓
90年代以前(70年代くらいまでか?)‐ロック

って感じになる気がします(だいぶ適当だな)
90年代がポイントだと思います。
90年代の初頭から後半までのロックのキーワードはオルタナティブロックとブリットポップですね。

80年代にポップミュージックは、MTVを効果的に使い商業的に大きくなります。
大規模なスタジアムでのライブ、大掛かりなコンサートセット、華美なステージ衣装。
こういうものがあたり前になっていた音楽業界を変える存在が現れます。

アメリカでは、80年代の中盤からあるシアトルのインディペンデント・レーベルのサブポップから登場したバンドで、のちの91年にメジャーから出したアルバムで大ヒットを飛ばしたご存知、ニルヴァーナです。
普段着のままステージに立ち(しかも少し汚い。グランジだから?)楽器と機材しかないようなステージで、バンドのメンバーのみでライブをする。
このようなオルタナ・グランジ勢が、80年代的な商業的ロックの価値観を変えていきます。

一方のUKでは80年代から(それ以前からなのかな?)ラフ・トレードやクリエイション・レコーズなどのインディーズ・レーベルが活発にバンドを送りだしていました。
その流れから90年代に出てきたバンドがオアシスとブラーです。
ブリットポップの2大巨頭です。
ブリットポップのバンド達も、アメリカのオルタナ・グランジ勢と同じように普段着のまま(UKはキレイ目ですが)ステージに立ちライブをし、大掛かりなステージセットを用意するようなことはしませんでした(まぁでもブリットポップ以前のマッドチェスター・ムーブメントからそんな感じなのかしらん)

それ以前の日本の主にメタル的・ハードロック的な価値観が大きかったロックーシーンに、オルタナ・グランジ、ブリットポップの影響を受けたバンドが登場して来ます(渋谷系がいたのも大きいのかな)
まだこの頃の日本は世界の音楽シーンと時差があったりするので90年代中盤を過ぎたくらいですね。
いわゆるギターロックと呼ばれるバンド達です。
オルタナ・グランジ、ブリットポップの影響をストレートに感じさせるのは初期のスーパーカーかな。
日本のオルタナバンドやギターロックのバンドはテレビなどの出演は意図的に避けていましたし、サークルの延長という印象を抱かせるバンドが多いですね。楽器を持ってなければ普通のフリーターや大学生という感じで、ギターロックのバンドには不良のイメージはありません。

でも90年代はまだ日本のロックと不良の音楽は結びついています。
ヴィジュアル系です。こちらはメタル、ハードロック直系です。
華美なステージ衣装や化粧は露出がある場では常に実践していましたし、商業的に成功していくにつれライブ会場は大きく、ステージセットも凝るようになります。
90年代の中盤は、ヤンキーの音楽の趣味はヴィジュアル系とエイベックス系だったと思います(テレビにガンガン出て、シングルトップ10チャートの常連みたいな)
ヴィジュアル系はブームになり、そしてブームは終わりました。

このあと不良の音楽がヒップホップに移っていきますが、下地はファッションが作ったと思います。
僕が中高生だった94年~00年くらいにヤンキーの中にギャングが派生し、終わり、音楽より先にダボダボとした服が不良を中心に浸透していきました。

不良の音楽はヴィジュアル系のあと、少しの間ミクスチャーロック(山嵐、UZUMAKIとか)やメロコア(ハイ・スタンダード、ハスキング・ビーとか)スカコア(スネイルランプ、ケムリとか)に移りました。
それと同時期にドラゴンアッシュがヒットするとラップがカッコよくなり、ワルのイメージにドンズバなヒップホップが不良達にとってOKになっていったんだと思います。レゲトンが不良達にとってOKになったのは、ライフスタイルもヒップホップと変わらず(僕にはそんなふうに思える)、音楽的な違和感もなかったんだと思います(その上、湘南の風が長渕剛みたいに歌ってくれたらヤンキーはサイコーじゃんみたいな)
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この回答へのお礼

非常に納得しました。ありがとうございます。

確かに80年代後期~90年代がポイントでしょうね。
ロックスター的印象を持たせないバンドが出てきたのは大きいと思います。
イギリスだとマッドチェスタームーブメントはまさにそうでしょうね。
ストーンローゼズの「これからはオーディエンスの時代だ」って言葉はそれを象徴してると思います。

彼らに影響を受けたのがまさに日本のギターロックでしょうね。
スーパーカーは初期はまさにシューゲイズやギターロックですもんね。ナンバガあたりもそうでしょう。

やはりファッションとの関わりはでかいのでしょう。

お礼日時:2010/10/12 06:56

こんにちは。


私はそんなに専門的な事には詳しくない40代の一般人ですが。
読みながら、あぁ、なるほどなぁ、結構そうかもしれない、と思ってしまいました。
少なくとも80年代のバブルの頃までは「ロック」というと男っぽい感じのグループや
曲とかが多かったような気がします。
肩を越える程のストレートヘアーの男性もファッション的に多かったですね。
(今はロックをやってるからって必ずしもロングヘアーではありませんし)

バブルがはじけて90年代に入ってから「ロック」の形態が少しずつ変わってきたような
そんな気がします。何ていうか、音楽のジャンルの幅が、それ以前に比べて細かく、
広くなってきたというか…例えばブラック・コンテンポラリーというジャンルがありましたが
今はそういう括りはなくなりました。
R&Bがその代わりかなとも思いますが白人も日本人も唄ってますし。

要するに音楽や趣味が多様化してきたという事、時代背景がデジタル化してきた事や
人間性、生き方の選択肢が増えたっていう部分にも起因しているような気がします。
音楽とファッションは感性という部分で紐付けされる部分が確かにあって影響はある、と
思います。それにしてもロック好きって昔は男性が多くてギターとかも女の子にモテたい、
という一心から始める人が少なくなかったような気がしますが、
今の非リア系ってビジュアルとか何だか中性的…多少、前衛的というか
ナルシストっぽいものも入っているような…(苦笑)
でも、その時代、その時代で音楽も形を変えて変化していくのが自然の流れなんでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに価値の多様化というのはあると思います。
インターネットの発達も無視できないでしょうね。

お礼日時:2010/10/12 06:34

何か、こういう話は言いにくいです。

単なる思い出話になってしまいます。

ビートルズは大衆性はあっても、ロックンロールを新しい形にしたということでは認めるけれども、いわゆる「ロック」とは、私は思わないですね。その後、ビートルズは発展性は示しましたが、どこかで、現実的な「リアル」を引きずっていたと思うのです。

それと、日本に来た頃のレベルは、歌は間違えるし、人気以上のものはなかったような気がしました。日本公演は覚えているけれども、前座が長くて、彼らの演奏も短かったし、キャーキャー言って聞こえないし、なんだか物足りなさが残りました。その時に、前座を勤めた尾藤イサオさんの歌はうまかったなって思いました。まだ、『あしたのジョー』を歌うずっと前の時代ですし、たぶん、ロカビリーの雰囲気を持っていたと思います。この後に、日本では、ジュリーとかショーケンとかの、音楽性の低いというか人気先行のグループサウンズ時代がやってきますね。

>私の両親世代(現代50歳前後)ではロックミュージックは不良の音楽と言われていたそうです。

それは、ロックを知らない人たちだからと思います。ただし、その前の世代では、ある程度の大人には、ロカビリーは嫌われていたと思いますね。当時の大衆音楽は、映画としては、小林旭も石原裕次郎も不良っぽかったですからね。

不良のロックというと、パンクロック(punk rock)というものがありますが、私は分からないです。反戦とかいうと、ボブ・ディランとかは、別格かもしれませんが、まさに、ベトナム戦争などの頃は、知らなかったですが。

ロックというのは、メジャーなものと、マイナーなものがあります。私は、ずっとクラシック音楽志向だったけれども、どうしても、音楽を通じた友人が多かったせいかロックの話が耳に入ってきます。初めて、"ディープ・パープル" を聴いた時は、すごいなって思いました。

それに、例えば、レッド・ツェッペリンとか、エリック・クラプトンとか、古典的ですが、ビートルズとは違う、高見からのロックというものが厳然と存在していたと思うのです。私の知っているロックというのは、UKロックで、テクニック的には、一流のクラシック音楽家と遜色なかったと思います。こういう音楽を好きな人たちは、いわゆる「オタク」の走りだったような気がします。私たちは、ファッションも地味でしたね。そういう中にハードロック好きな人の雰囲気ってなんとなく分かりました。

ELPとか、イエスとか、ピンクフロイドとかいう、プログレッシブという種類なんかは、音楽のテクニックと才能と、録音機械に向きあっていた人たちで、視聴者も観客不在の音楽性は、マスコミから批判は浴びたけれども、音楽の中に映像性を求めていった頃だった思います。「非リア」という所かもしれません。
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この回答へのお礼

確かにロックでもメジャーとマイナーはありますよね。
60年代だとヴェルヴェット・アンダーグラウンドやテレヴィジョンなどのアート・ロックやNYパンクは前衛的なので、当時でも音楽オタクな文化人が好む音楽だったんだろうとは思います。

ツェッペリンを初めとする当時のハードロックも確かに文化的素養のある人がやっている音楽な気はします。実際クイーンは高学歴の集まりでしたっけ?

当時でも前衛性が高いものや、芸術性が高いものはオタク向けではあったのでしょうね。
ビートルズは大衆性と芸術性両方兼ね揃えていたので(私はそう思っています。特にライブをやめてスタジオミュージシャンになってからの作品は芸術性も素晴らしいと思ってます。)、世界一有名で尊敬されているバンドに成り得たのでしょうね。

お礼日時:2010/10/12 06:44

ビートルズ世代のものです(質問者さんのご両親より上です)。



ビートルズについていえば、日本に入ってきた最初の頃から「不良の音楽」ではありませんでした。ビートルズに圧倒的な支持を与えたのは、ふつうの若い人たちです。

当時、すでにおじさんやおばさんだった人の中には拒絶反応を示す人が少なくなかったかもしれませんが。

また、ビートルズの曲の高い音楽性については、かなり初期のころからクラシック畑の人からも評価されていたという記憶があります。
 


 
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この回答へのお礼

年配の人は新しいことに拒否反応しめしますからね。

ビートルズは大衆性と芸術性を兼ね備えた希有な存在だと私も思います。

お礼日時:2010/10/12 06:46

ロックを「不良の音楽」から「一般人の音楽」に変化させたのはひとえにビートルズの功績であろうと私は思います。


ビートルズ以前のロックは、「ロックンロール」全盛でエルビスなどがヒーローでしたが、この時代は確かにロックなどにうつつを抜かすヤツは不良だ、という評価でした。
しかしビートルズの登場(1962年)以降、このグループの人気はもはや音楽界だけでなく社会現象にまでなりました。最初のうちはマシュルームカットの頭に違和感を感じていた「上品な人々」もだんだんとビートルズの音楽を受け入れるようになり、ロック音楽が社会的に認知されたように思います。
1965年に、ビートルズはエリザベス女王から勲章を授与され、これによってイギリスでは完全に社会的に認知された形になりました。
(ビートルズへの授与に怒って、自分の勲章を返還した老軍人もいたそうな。)
http://tsugu.cside.com/b-ken/history2/1965a.html
ビートルズが日本公演した1966年の状況はWIKIPEDIAに触れられています。いわく、
「・批判
当時は「ロックは不良の音楽」という見方をする人が多く、佐藤栄作首相や細川隆元らが「神聖なる日本武道館でロックバンドが演奏することなどけしからん」と語ったり、日本武道館周辺に「青少年を不良化するビートルズを叩き出せ」という看板が立てられたりした。なおTBSの番組「時事放談」において細川隆元と小汀利得が、ビートルズの武道館使用の問題に触れ「こじき芸人に武道館を使わせてたまるか」と差別的用語を使ってまでビートルズを非難する発言をし批判された。」
とのこと。まだ日本ではそんな状態でしたが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC% …
しかし、結局彼らの音楽性の高さと、他のバンドのような「不祥事」をあまり起こさない「優等生的」ふるまいからか、彼らの音楽含めてロック音楽の地位が断然上がったのです。
日本ではビートルズの日本公演の後、「グループサウンズ」というバンドが雨後の竹の子のように生まれ、それなりに歌謡界に影響を与えました。
これらは、1970年にビートルズが解散するころには下火になり、ほとんど解散してしまいましたが、その頃にはロックは完全に「一般人の音楽」になっていたのです。
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この回答へのお礼

その記事は見たことあります。当時は拒否反応も凄かったみたいですね。
プレスリーのリーゼントスタイルは不良イメージ凄いですよね。

お礼日時:2010/10/12 06:48

映画「スクール・オブ・ロック」を観ても、


ロックは不良でしょうか。
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