ご法事と、塔婆供養の違いについておたずねします。
ご法事と、塔婆供養の違いについておたずねします。
曹洞宗の檀家の者です。
我が家では、回忌供養をするときは、塔婆供養をお願いしております。
やってる事は、法事とさほど変わらない内容だと思うのですが、法事と塔婆供養の違いを教えてください
い。
NO.1の補足です。
分かりやすいように言えば、
法事がフルコースだとすれば、
塔婆供養がランチ(定食)
塔婆建立だけ(法楽なし)がアラカルト
だと思えばいいと思います。
この回答へのお礼
2度にわたり、ご説明ありがとうございました。とても興味深いお話で、とても勉強になりました。
一週間たっても回答がないようなので、詳しくありませんが回答します。
私は真言宗なので曹洞宗の考え方とは大きく違うと思いますので、他の宗派の考え方だと思って聞いてください。
法事は、質問文章中にある通り回忌法要ということで、簡単に説明すると
「49日忌・一周忌・三回忌という節目(故人は期間ごとに、力の強い仏様の下を心静かに修行して回られています。)に、如来さまとか菩薩さまとか偉い仏さまに「故人を宜しくお願いします。」と、お経やお供物やお塔婆やお布施を上げて供養して、その功徳(ご供養の成果)を故人に廻向(えこう)する(届ける)儀式です。」
だから、法事のことを「ご廻向」などとも言います。
塔婆は、弘法大師が考案されたものと言われています。塔婆は簡単に説明すると
「五重の塔などといった大きなものだった塔を、できるだけ功徳を残して誰でも建てられるようにしたもの」です。
塔婆供養は、新しく建てた塔を仏様にお渡しする儀式です。別に回忌ごとだけではなく、お彼岸やお盆にお立てしても良いでしょう。
この塔婆に、戒名など書いて誰それのためになっていたら(普通なっていますが)、仏さまに塔婆を捧げた功徳を誰それのために使ってくださいということになります。
回忌法要で立てるのは、お経やお布施などと同じく仏様に供養を捧げるためです。
たぶん、質問者の方が法事でも塔婆供養でも、内容が同じとおっしゃっているのは、どちらもお経を上げてお供物あげてということでしょう。これは、純粋な塔婆供養に法楽(仏さまに喜んでいただくためにお経を読む)やお供物をくっつけているからです。
日本に伝わった仏教は、「仏さまに喜んでいただいて、みんなで幸せになりましょう。」というものです。
だから、仏様によろこんでもらうために、ことあるごとにお経も読むしお供物もあげるんです。毎回、フルコースで喜んでいただこうとしているんです。
だから、やることは同じになりますが、二つの法要は主目的が違います。
ちなみに、お坊さんに塔婆供養のときに「法楽はナシにしてください。塔婆を純粋に建てるだけで!!」と強くお願いすれば、お経なしで終わるはずです(笑)
◎ここからは、塔婆を理解するために、塔の簡単な説明。
釈尊の死後お骨を塔に祀ったことにより、仏教では塔というのを仏教の象徴として大切にします。よくお寺には五重の塔や多宝塔などいろいろな塔が立っています。お墓も塔の形になっています。
その解釈は、宗派によって違うかもしれません。
真言宗では、「塔=大日如来=宇宙」と考えます。(この理論については、簡単に説明するのが難しいので興味があれば調べてみてください。奥が深くて面白いです。)
塔を建てることによって、宇宙(仏国土)丸まる一つを仏様に供養するのです。
また、真言宗の塔婆を見ると
○戒名が書かれた裏に「遍照金剛」(大日如来のこと)と書かれています。この宇宙では、故人と大日如来とが表裏一体となっているのです。
○塔婆の上の方には、切り込みが入っていて、上から宝珠形・半月・三角・丸・四角を表していて、これは宇宙の構成要素を現しています。
- 最新から表示
- |
- 回答順に表示











