No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>肉体が亡びても魂は永遠なら、永遠の世界に魂が溢れてしまいます。
○ そうですね。放置すると永遠の世界に魂が溢れてしまうのですね。そこで、そうならないように転生輪廻のシステムが構築されたのですね。このシステム作ったのがお釈迦様なんですよ。日本人の殆どの人は数十万回以上の転生を経験していますね。
でもまだまだ迷っているでしょ。システムを知らない人は洗濯機を回すようにぐるぐるやられるのです。洗濯機の転生と呼んでますね。このシステムに気づいた人はちょっと別格で扱われるようになりますね。洗濯機から出て、生まれたい時を自分で選べるようになるということですね。これを解脱といいますね。
こんなのがあの世の常識ですね。
>輪廻転生で説くなら世界人口の増加に伴い新しい魂が生まれているのでしょうか?
○ ある程度魂修行が進むと、つまり霊格があがるとあなたが二人、三人に分かれるのですね。分光とかみたまわけ、と呼んでますね。分かれたあなたたちがまた転生して個性化していくのですね。つまり、鼠算式に増えているのです。
進化した魂は地球も飽きてくるでしょうから他の星にということもあるのですね。
中国やインド、アフリカで人口が増えているのは、ちょっと違って宇宙からの魂の移民を受け入れているからなんですね。だからあの人達は少し変わっているのですね。
こんなのがあちらの世界の常識ですね。
あの世の常識を知るものもいますから、気軽に質問してくださいね。
聡明な方とお見受けしますが、不器用で理解力のない私に、寛容で解りやすい説明に優しさを感じます。
<中国や―だからあの人達は少し変わっているのですね。>のところが面白かったです。
今日、質問コーナーサイトに初めて登録しましたが、mmkyさんのおかげで嬉しくて楽しいです。
ありがとうございました。
No.17
- 回答日時:
精神のかたまり〔塊〕が魂。
成仏できぬ魂は現世への執着心が強いらしい。
なかでも怨念なんて感情は、なかなか消すことのできない強い感情のようで、私自身も過去を思い起こせば、当時の“怨念(というほど強いものではありませんが)”が沸き起こるような時もあり、その「強さ」を実感します。
また私の、心の底から“帰依”するお坊さんに「成仏できぬ強い霊に出会うと念仏を唱え成仏させた」という話もあるので、“幽霊”を否定できないでいます。
それではなぜこのお坊さんの念仏で、その霊は成仏したのでしょう。
それは現世への執着心が念仏を与えられて(神や仏の慈悲の心に接することができて)消滅したから。
この“成仏の心”を私は“母のみ胸に抱かれた安らかな幼子の姿”とイメージしています。
星が誕生、消滅を繰り返すように、霊魂もまた誕生そして消滅を繰り返しているのではないでしょうか。
・・・・・・・・・・・・と、ここまで考えたら、
真珠は阿古屋貝に核(阿古屋貝にとっては異物)を入れて作る、ということから・・・・・・
宇宙の精神の核に精神の“チリ”が集まって霊魂となり、物質と合体して“個”としての精神、心が生まれ、肉体の成長と共に心も成長する、なんて考えも浮かんできました。
となれば、心は肉体の消滅と共に消え、魂だけとなる。
その魂の消滅が成仏。
でもそのあとに「核」は残る。
??????
>魂の消滅が成仏。
そういう考え方も出来ますね!
そう考える人もいると思います。
その辺が明らかになれば、哲学、宗教、科学、風習にも
多大の影響を与えることになるでしょうね!
魂の消滅が成仏であることが正解だったら、
先祖供養や墓参りなどナンセンスになるでしょうね!
成仏させるための葬儀などは必要でしょうが…
>宇宙の精神の核に精神の“チリ”が集まって霊魂となり…
>魂の消滅が成仏…そのあとに「核」は残る。
魂の消滅(成仏)で残った核が、宇宙の精神の核になるという魂のサイクルですか?
宇宙の精神ってそれ自体が神みたいですね!
御意見ありがとうございました。
No.16
- 回答日時:
“漠然とした回答”という指摘は、当たっています。
知識の裏付けがないので、こうしたレベルの回答になってしまいます。
でも、見当違いの事を言っているのではない、核心を掴んでいると思っているので、恥をかきながらも考えを述べています。
その心は、知識人たちに対して私の考えを通し、“真実について考えることに”多少の刺激を与えてみたい、ということなのです。
その漠然とした考えで“無”について。
たとえて言うと、表はあるが裏はない、なんて紙は“現実”には考えられません。
“有”は表“無”は裏。
こんなイメージでとらえています。
“有”は“無”があってこそ。“無”は“有”があってこそ。
“無”は何もないということなので、取り上げようにも取り上げることができません。
だから“無”については、“議論”できないのでは?
途中ですが“回答”しておきます。
すいません!失礼しました。
yy8yy8azさんが“漠然とした回答”なのではなく、
私の捉え方と、認識が漠然としているという意味です。
yy8yy8azさんの中で確固たるものがあると思いますが、
不勉強な私の頭がついて行けてないということです。
表と裏のように、有と無をイメージ出来なかったのです。
どうしても頭が凝り固まって、無は無だから存在せず、有は当然存在するもの全て。
例えば気とか魂も“有”で、無は無だけど、無とは何かと考えてしまいます。
>“有”と“無”の合作が存在、あるいは現象
というのは私には難解です。
頭が悪くて申し訳ありません。
No.15
- 回答日時:
こんにちは。
肉が朽ちて行った先のことは知りませんが(興味がなく どうでもよいと考えていますが) たとえば現在において 《かみ》という言葉を どれだけ多くの人間が心に保ったとしても 《あふれて》困ることはありません。
どれだけ心に想ってもその想いがあふれてしまって困るということはありません。かみは 霊であり(つまり なぞだから霊という言葉を使っただけなのですが) もうここまで来るといっぱいいっぱいだということはありません。
よき霊にみちびかれますことを。
輪廻転生については DNA が同じ人は二人といないという問題があります。
人間の心の中に保つものではなく、
肉体が亡びても魂が存在するという前提で質問させてもらいました。
死んで無になるのなら、死んだ人を供養すること自体、
風習や死んだ人を偲ぶ人たちの内面のためでしかありません。
この世を去った人に伝わってないなら、わざわざ金銭のかかることなどせずに、
各自が亡くなった人を思う心があれば十分な気がします。
テレビなどの心霊現象がほとんど嘘だとしても、
やはり幽霊が存在すると信じているので、そこから魂の行方を知りたくなりました。
私は宗教や哲学には無頓着ですが…
御回答ありがとうございました。
No.14
- 回答日時:
#13です。
おっと、勇み足がありました。倫理を語るには、死後の世界の存在、霊魂の永遠性を前提としない出来ないと考えたのは、#10さんの意見ではなくて、カントの意見だったのですね。こんな未熟な世界観を述べているに関して#10さんに文句を言って申し訳ないでした。カントに文句を言うべきでした。でもこの例でも、権威どころが何時でも正しい訳ではなく、自分の狭い世界で手に入れた文化の思考法から外に出るのが如何に大変かと言う、誰でも知っている当たり前のことを改めて教えてくれているようですね。
因に、ここでの質問と関連した「永遠」と、更に、それと対比するものとして「変化」の世界観に関して愚説を披露しておりますので、質問者さんも#10さんも参考にして頂けるとあり難いです。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6245619.html
の「永遠は存在するのでしょうか?」の質問の場所を借りて、木造100年さんと私の一連の遣り取りを見て頂けると光栄です。
聡明な方とお見受けするchototu様に、
不勉強のため理解力の薄い、哲学とは無縁な私からの質問です。
この質問投稿の根底にあるものですが、幽霊は存在するのでしょうか?
テレビで観るもののほとんどが作り話と疑ってます。
でも私の身辺でも不思議な体験をした人がいて、霊の存在自体は信じています。
それを前提に話しますが、成仏していない霊が浮遊しているのなら、
肉体が亡びた後、成仏した霊はどこへ行くのでしょうか?
墓参りなどで供養することは、自分の内面以外に、死者へ通じるものはあるのでしょうか?
通じていると信じないと、何百万かけて墓を建てる意味がありません。
先祖を偲ぶ心があれば、お金をかける必要がない気さえします。
馬鹿な質問かもしれませんが、どうぞ私に合わせて分かりやすいお答えをお願いします。
御意見ありがとうございました。
No.13
- 回答日時:
#10さんへ
>ただし、倫理学では、どうしても死後の世界の存在、霊魂の永遠性を前提としないと、道徳が成り立たないことから、霊界の存在を理性的に要求されることがら、「理性的信仰によって要請されることがら」としました。
たあ、あんたも随分乱暴な意見の持ち主だね。それって本当かなあ。あたしは説得されていないね。あたしも30年以上アメリカに住んでいるが、うちの娘が未だ高校生だったとき、高校生のアメリカの友人からこんな事を言われて目を白黒させていた。それは、
キリスト教の神を信じていない者は道徳的であることができないって私が何時も行く教会の牧師さんが言っていたが、あんたをみて私は混乱している。あんたは常々キリスト教の神なんか信じないよって言っているのに、どう見てもあんたは道徳を理解し実行しているように見える。
あんたも哲学とやらを勉強して来たんだから、娘のこの友人の論理のどこがおかしいかお判りになると思う。そもそも、出発点の前提が間違っているんだね。そう言う頓珍漢な前提から思索が構築されたんじゃ、それは学問ではなくて独白だね。まあ、独白も人の参考になることがあるんで、何を言っても構わないと言う側面はあるから構わんと言えば構わんだろうが、これを哲学の権威を借りて話しているようなことを言われてしまったら、哲学が可哀想だね。あんたもこれは哲学じゃないよって、きっとどこかで言っているんだろうね。
>勉強すればするほど、分からないこと不思議なことが増えてくるから、おもしろいですね。
あらゆる学問は進歩すれば進歩する程そうなんだから、これは哲学だけの特徴じゃないよ。進歩とは分岐を繰り返しながら多様性を手に入れて来ることを言うんじゃね。決して統一化に向かっていく訳じゃない。統一化は退化なんじゃね。だから、進歩すれば前よりも判らないことが増えるのは当たり前のことなんで、多分あんたは世間ではしばしばそのことに関して誤解している方がいられるように思えたので、敢えてそんなことを述べたんだろうね。
>カントは、人間が物をとらえるときの認識の仕組みだと考えました。(だから、「宇宙の果てはどうなっているんだ」と考えた途端、その向こう側を考えてしまい、「宇宙のはじまり」を思ったとたんに「その前は」と考えてしまう。カントは、それは人間の思考の仕組みがそうなっているからだと考えました)。
カントはそう言ったかもしれんが、結局彼の言っていることは人間は経験したこと以外には分からないって言っているとあたしゃ解釈している。量子力学が知られる以前は、例えば「局所的」な物が同時に「非局所的」であると言うことは、少なくとも物質界では有り得ないと分析的判断に基づいて為されていたが、量子力学の経験をした後では、物質界でもそんな未熟な分析的論理では否定されてしまう事象が、総合的判断に基づいて可能であることが明らかにされた。だから、人間の思考の仕組みって何なんじゃと言うこと自体も学問の対象になり得るんだね。#10のあんたの文章を読んだだけの印象では、あんたは人間の思考の仕組みを既存の知識だけで捉えようとしているように見えた。人間は既存の経験の延長上にその外側を感じ取り、そこに新しい世界を見出すと言う創造的なが営みできる思考の仕組みがあることの分析が為されていないような印象じゃ。人類の思考の変遷の歴史的な反省が見えないんじゃよ。まあ、カントがニュートン力学をひな形に思考の世界を再構築しようとしていたみたいな印象だ。でも、人間はとっくにニュートン力学を昇華させた段階に来ているよね。幾何学だって、我々はとっくに非ユークリッド幾何学を認識している。そんな歴史的な事実をあんたはどう考えているんだ。あたしの印象では、あんたの文章は、学問としての合理的言質と言うよりも、個人的な印象の表白ってところかな。まあ限られた文面の中で全てを書けって言うのが無理だって言うのは承知しているが、そんな問題もあるちゅうことは私も承知していると言うをヒントが出ている文章って言うのは書けるもんだ。
いろいろ歯に衣着せずに捲し立てたが、ここが哲学欄であることで、ついつい余計なことを書く気になっちまったんだ。あたしの理解が間違っていたら御免よ。
cyototuさんの#10のdrnodaさんと同じアメリカ在住の方ですね!
互いを御存じなのですか?
知識の量の個人差は資本主義の年収の差ほど広がっているみたいで、
私には恥ずかしながら、よく理解できません。
何が解らないというか、全く頭がついて行きません。
こういう議論が出来ること自体羨ましいです。
キリスト教の神と、道徳を理解し実行することは、別ですよね!
私は学がないですが、正直、批判内容を見て、言葉を使うことさえ難しいような印象を与えられます。
>勉強すればするほど、分からないこと不思議なことが増えてくるから、おもしろいですね
それは単なる感想で、それまで定義付けられたら、一般の人たちは会話さえ苦しみます。
見解がずれていると思いますが、お許し下さい。
御意見ありがとうございます。
No.12
- 回答日時:
男と女が合体して一つの生命が誕生するように、この宇宙の存在は、精神と物質の“合作”ではないでしょうか。
この合作の現象が“宇宙”かと思います。
宇宙空間の中が、無であるならば、何も無いならば“空間”の必要性がありません。
何かがあってこそ空間も現れる、であるならばその何かが“個体=物質”なのでしょう。
個体が存在するためには、空間が必要。
何かが“在る”ということは“空間と共に”。
“有”と“無”は、背中合わせ。“有”だけということもなければ、“無”だけということもない。
“有”と“無”の合作が存在、あるいは現象。
そして“存在=在る”は物質を通して人間は実感する。
その物質を、人間は無機物と有機物とに分けて受け止めました。
生命活動のあるものと無いものに。
宇宙の存在が精神と物質の合作であるならば、生命体も精神と物質が結合している。
物質は“活動”しなくても存在できる、存在している。
生命体は“活動”しなければ“存在”できない。
・・・・・途中ですが、今はここまで。
時間が取れたら、続きを考えてみます。
・・・・・疲れちゃいました。
なんだか難しくなりました!
“有”と“無”の無は目に見えないということですか?
無機物も存在するから“無”ではない気がするけどよく分かりません。
“有”だけでは存在しないという概念が私には難解です。
存在に“無”は必要でしょうか?
魂の存在は“有”であると思います。
目に見えないで存在するものはたくさんあり、
存在するもので、“無”のものはないと思います。
すいません!頭がついて行けなくて、的外れかもしれません。
正直、漠然としてますが、宇宙的視野での見解ありがとうございます。
No.10
- 回答日時:
精神世界を物質世界に置き換えて見ても、結構面白い。
宇宙は空間。
そこに銀河が。
銀河は星の集団。
星は宇宙のチリ“物質”の集りとか。
そこで
精神宇宙にも空間が。
そこにも銀河が?
その銀河は魂の集団。
魂はこの宇宙のチリ“精神”の集り。
物質が互いの持つ引力により「星」となるように、精神のチリが引き合って魂となる。
星が永遠でないように魂もいつかは消滅する。
☆魂は永遠ではないのでは?
回答No.9のztb00540さんの見解を更に敷衍するような意見ですね!
大きな視野で見ることができ納得させられます。
確かに“永遠”って考える方が不自然な気がします。
ありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
『それでも僕は生きてゆく』の著者の野田啓介です。
グーグルで偶然、このページに出会いました。本を読んでくださってありがとうございました。感想など聞かせていただけたら幸いです。次の本の参考にしたいとおもいます。ご質問の直接の答えではないことも含めて、参考となることを書いてみます。死後の世界の問題は、宗教哲学のテーマの一つです。その存在や様相については、ほとんどの宗教哲学者は「よくわからない」という立場です。ただ「自分はこう信じている」という個人的な信仰として、それぞれの立場をとっています。(「説明できること」と「説明は出来ないが、自分ではこう思う」ということにずれがあります。ちなみに哲学では、誰もが同意できる「答え」はありません。勉強すればするほど、分からないこと不思議なことが増えてくるから、おもしろいですね)
カントは若い時にスウェーデンボルグという霊視者に興味を持ち、霊界の実相について研究しました。しかし、哲学では扱えない課題である考え、あきらめます。そこで認識論(人間がものを知ったり、理解したりする仕組みを扱うもの。そこから「知りうることの限界は何か」というカントが挑戦した課題が生まれてきます。結局この問いに10年かかりました)を日常的に経験できる範囲に限定しました。ただし、倫理学では、どうしても死後の世界の存在、霊魂の永遠性を前提としないと、道徳が成り立たないことから、霊界の存在を理性的に要求されることがら、「理性的信仰によって要請されることがら」としました。キリスト教の立場に立ち、輪廻転生は信じていません。プラトンは、輪廻説をとっています。
哲学では確とした論がありませんので、ここからは私見です。死後の世界が地上と同じような世界であるならば、当然、容量の物理的限界の問題があります。問題は、物理世界の空間概念を、(霊魂の世界を含め)精神の世界に当てはめられるのか、という点です。有限でありながら膨張し続けている宇宙のように、広がり続けているのが霊界なのかも知れません。物理的な大きさや距離が、異なった原則で成り立っているのかもしれません。いずれにせよ、心の世界と物の世界はそのあり方が違うように思います。
主題とは少しずれますが、こんなこともあります。物は、自分が誰かに与えると自分の手元からなくなり、持分は減ってしまいます。しかし、与えることで、心は(比喩的な言い方ですが)大きくなり豊かになります。与えると減るのが物ですが、与えると大きくなるのが心だというのは不思議ですね。これも比喩的な言い方ですが、物理的な物は、同じところに同時に存在することは出来ません。一つがあれば他は排除されます。心は、重なったり、ひとつになったり、物体とは違うあり方をしているようです。
「自分」は、肉体としてはアパートなり、家なりに住んでいますが、心は、自分の愛する家族や、親しい友人の心に住んでいます。自分の心にも、愛する人が住んでいます。心は、過去を引き寄せたり、未来に先駆けたりする不思議な世界のように思います。「それは記憶でしょ」と片付けないで、じっと心のあり方を見つめてみるところから、思考が広がるように思います。心がつくる「世界」というものがあるとしたら、物体によってつくられている世界とは、違うものではないだろうか、という疑問をもっています。心のつくる「空間」や「時間」はどんなものだろうと、興味はつきません。
ちなみに空間を空き箱のように考えたのはニュートンです(これが一般的です)。ライプニッツは、物があるから空間が生まれると考えましたし、カントは、人間が物をとらえるときの認識の仕組みだと考えました。(だから、「宇宙の果てはどうなっているんだ」と考えた途端、その向こう側を考えてしまい、「宇宙のはじまり」を思ったとたんに「その前は」と考えてしまう。カントは、それは人間の思考の仕組みがそうなっているからだと考えました)。(蛇足ですが、ハイデッガーは、空間よりも時間がもっと根本にあり、私たちは、距離も時間で測っていると考えました。東京からニューヨークまでの距離を、「飛行機で13時間」と時間で考えるなど。これは人間の存在ー生きていることーが時間(死)によって限界付けられているからだと考えました。)
輪廻説の難点のひとつは、自分のアイデンティティーの問題です。自分が誰か(あるいは何か)の「生れかわり」だとしても、「自分」にその先人の記憶も意識もありません。自分が仮に「誰か」に生まれ変わったとしても、それは新しく生まれた「その人」であり、自分の意識の足跡もありません。ならば、無名の生命の連続はあったとしても、アイデンティティーをもった固有の自己は、死と共に終結する、ということになります。
野田啓介さんありがとうございます。
まさかとびっくりしてしましました。
私は生きる意味として興味を持ち本を読ませてもらいました。
正直、難しかったけど、健太に感銘することが多くて、楽しく読ませてもらいました。
疑問を抱く健太と一緒になって自分も疑問を抱き、答えが欲しくてこういう質問サイトに初めて投稿しました。
私は健太のような苛めにあったことはありませんが、少年期のときから優しい少年であり、健太ほど鋭く優れた思考力がなかったけど、成長するにつれ同じようにシニカルに大人を見ていました。小学校で最初に思ったのは、自分は優し過ぎて周りとは違うと感じていました。仲間外れや苛めなどを見て心を痛めながらも、注意したりすることはありませんでした。小学一年生のとき運動会で肥満の子が走るのをクラスのみんなが笑っていた光景が、ずっと心に残っています。男の子も女の子もみんなが笑っていたので、笑えない自分が人と違うと実感しました。
成功する生き方を語る書物は成功人生を送っている立場で説いているので、弱者には厳しい内容の本が多かったけど、自殺者の立場に真剣に向かい合っている、野田啓介さんに感動しました。
何か一つ取り柄があればいいと言った先生がいましたが、何の取り柄もない人はどうするのだろうと思っていました。学校で優劣を刻まれ、健太のような苛めに出くわしたとき劣等感しかなく希望の持てない人が、自殺してしまうと思います。得意、不得意に関係なく自分なりの生き方というのが大切だと思います。
この本は私にとって大切でもっと認識力を高めようと、再度読み直しています。
『魂が永遠で人間がイデアに目覚め生きていくことに意味があるなら…』と、
もう一つ質問させてもらってますので、恐れ入りますがそちらの方もお願いします。
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