なぜ，コピー用紙は厚さが 0.09 mm もあるのでしょうか。

Question

なぜ，コピー用紙は厚さが 0.09 mm もあるのでしょうか。
教科書の本文に用いられる用紙はもう少し薄いのですが。

918BG · Accepted Answer

＞なぜ，コピー用紙は厚さが 0.09 mm もあるのでしょうか

No.3さんの回答が正解です。若干補足させて頂くとしたら、紙厚が薄いと雨の日など湿度の高い時にしわが発生しやすくなります。何十枚もコピーにしわが発生するとユーザーとしては腹も立ちますから、修理のサービスマンに嫌みを言ったり、「あのメーカーのコピー機はダメだ」などと悪口を言ったりします。

こうした事態をなるべく避けるために、「上質紙55k」というのがひとつのスタンダードになりました。先ほどからのやり取りで言われている64g/m^2がこれに相当しますが、四六判というサイズの紙1,000枚の重量が55kgになることから「55k」と表記されていることが多いと思います。

印刷の場合は紙に求められる特性が違ってきます。強度よりも表面の平滑性が重要になります。また、教科書など製本が前提であれば、重なった紙同士に隙間が無くきっちりと仕上がることも必要です。このため、コピー用紙に比べて重量の割に薄くなっていることが多いはずです。

＞教科書に用いられる用紙の厚さはどれくらいですか

コピー用紙が64g/m^2で教科書の用紙が52.3g/m^2だから比率で計算すれば良いかといえば、そうはいきません。印刷用紙(たぶんコート紙と呼ばれる種類でしょう)の方が重さの割に薄い傾向がありますから、実際の紙厚は表紙を除く教科書本文の厚みを計って枚数で割ってみるしかないと思います。

なお、最近ではカラーコピー機の普及でカラーコピー用の紙を使うことが増えてきました。これは上記二種類の中間的な特性を持ったもののように思います。

918BG · Answer

＞カラーコピー用紙の方が厚いのですか

そうではありません。安定して機械を通すためには厚さが 0.09 mmあれば足りるわけですから、本来白黒コピー用として開発された「上質紙55k」よりも厚くする必要はないので厚さはほぼ同じです。

それよりも、カラーでコピーした時に良い結果が得られるように、表面の平滑性を増すとともに紙自体の色がより白くなるように(色が引き立つように)仕上げられています。

nosibae · Answer

間違えました。
0.64g/m2は正しくは64g/m2です。

nosibae · Answer

質問趣旨にズレますが0.64g/m2は0.07mmが普通です。

0.64g/m2 ・ 0.09mmが仕様として書かれているのでしたら
コンビニで目にするようなコピー用紙か疑問です。
もっともメーカーにより銘柄（商品名）により微妙に違うでしょうから断言はできませんけど。

chie65535 · Answer

ある程度の厚みが必要なのは「コピー機に通すから」です。
　
コピー機にセットされた用紙は、コピー機の中で、ローラーで挟まれて引っ張られたり、押されたりします。薄過ぎると、紙の強度が不足して、コピー機の中で破れたり詰まったりします。
　
また、トナーを用紙に固着させる為に過熱、加圧を行う為、ある程度の厚さ(強度)が要ります。
　
更に、ある程度の厚さが無いと、真っ黒なトナーで印刷した内容が「裏に透ける」ので、両面を使用できません。
　
なお、コピー機やレーザープリンタなどの説明書を見ると、使用可能な用紙について「厚さ××ｍｍ以上」とか「重さ××以上」とか書かれています。
　
教科書などの本の場合は「印刷機で印刷して製本する」ので、そんなに強度は必要なく「印刷が少し裏に透けても文字を読むのに問題が無い厚さ」まで薄くする事が可能です。

noname#142909 · Answer

ある程度厚みが有ってこしがしっかりしていないとコピー機内でちゃんと送り込めないからですよ
薄紙をちゃんと使える機械はちょっと高価になります

MRT1452 · Answer

単に専用紙か汎用紙かの違いでは？

なぜ，コピー用紙は厚さが 0.09 mm もあるのでしょうか。