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日本福祉大学の近藤克紀先生のツイート

先日ツイッターで、日本福祉大学教授の近藤克紀先生に関してのツイートを見ました。
その中で「所得階層が低いほど、転倒や骨折する人が増える。所得格差は健康格差ももたらす」
てありました。
正直全く意味が分かりません
どういう意味なんでしょうか?

A 回答 (2件)

先生のその発言が、何らかの統計調査に基づき、「顕著な傾向が見られる」という結果を語っておられるのか、その原因となる分析も済ませられて因果関係をつかんだ上での発言なのかがわかりませんので、答える側も推測の域を出ませんがご了承ください。



転倒、骨折を一般に年齢層を問わず、と理解し受け止めればいいのか、高齢者に限定しての物かも不明ですが、転倒、骨折の原因から考えてみましょう。

一つは物理的な問題。
住環境で転ばないようバリアフリー化(床のフラット化、転倒カ所ベスト3という玄関・トイレ・浴室での手すりの設置)、転倒・ふらつきを防止する歩行器や杖などの補助器具。これらを整備するにはいずれも大なり小なり費用が発生し、その導入の可否は所得が左右します。

低所得者ほど、必要とわかっていても大々的な改築工事や便利な道具の導入を諦めねばならないことは大いにあり得、その結果、転倒骨折のリスクを多く抱えるという推論は成り立ちます。


次に健康面。
足腰が弱り、あるいはふらつき・転倒を起こす要因が健康面にあるとすれば、その原因として思いつくのは栄養面からの骨粗鬆症、栄養不足に起因する筋力低下、多少の不都合であれば積極的な医療さえ受けずに済ませてしまう背景などがありませんか?
脳梗塞などの発病し、急性期治療を終えた後、例えば軽度の麻痺を残している場合、お金に余裕があればさらにリハビリ目的に入院の延長もあるでしょうが、、経済的な余裕がなければ急性期医療を終え次第退院、帰宅となる傾向が強いのもうかがい知れます。

腰痛一つも、膝が痛む程度であっても、経済的に余裕があればマッサージに通おうが、整形で薬の処方を受ける、電気治療を受けるなども迷わず行うでしょうが、金銭的余裕がなければ我慢し無理をしさらに悪化させ、立ち上がりや歩行に不自由を感じてもなお無理を続けることもあるでしょう。
結果、転倒、骨折を招くほど状態を悪化させる方が多いことも考えられます。

思いつくだけでも以上をあげてみましたが、いかがでしょう?
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この回答へのお礼

なるほど!!非常に納得できました!!
色々な観点で金銭面と健康面というのはリンクしている部分が多いんですね!有難う御座いました!!

お礼日時:2010/10/20 09:40

近藤克紀先生ってこの人のことですか?



近藤克則
http://spysee.jp/%E8%BF%91%E8%97%A4%E5%85%8B%E5% …
だとすれば字が間違えていますよ。
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