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地方に住んでいる者です。最近、都市計画?などにちょっと興味を持っていて(もちろん仕事としてとかではなくて)質問させていただきます。
今、住んでいるところは、全国的によくありがちな、大型店舗が出来て、かつての商店街が疲弊化してしまっている状態の街になりつつあります。
大型店舗で買い物をすることが多くなりましたが、ウインドウショッピングをしていても、何か淋しい気がしてなりません。なんとなく「この箱の中で何でもすませられるから便利なんだろうけれど・・・」という気持ち・・・。

昔の商店街は、お祭りがあったりしたときには賑わいを見せたりしていました。
アーケードのなかをゆっくり歩いていると、それぞれ目的に似合うお店がちゃんとあって、そこを歩くだけでも楽しかった・・・・。

今考えると、大型店舗とあまり変わらない形態なんじゃないのかな・・・とも思ったりします。

全国的なチェーン店化が進んで、ある程度の田舎でも、都会的なファッションも出来るようになってきて、地方に住む自分としては、うれしいかぎりですが、何か画一化されて面白くないなあというのもあります・・。どの店に入っても、同じような感じばかり・・・。

全くの素人で思いついた疑問ですけれど・・・。
商店街の活性化とかで、地元の人たちが頑張っていますよね。朝市なども、面白そう!
ですが、それも地元の人たちだけの楽しみにとどまっているというか。。それはそれでいいんでしょうけれど。

大型店も存在し、地元の商店街もあって、、、という理想的な街って、どうやったら出来るのでしょうか。
それに対して、行政の方の努力などはどんな形でされているのでしょうか。
全く勉強していない自分です・・。ちょっと興味がわいて質問させていただいています。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

お店が生き残るためには商品が売れて利益が上がらなければなりません。


つまり、商品を買ってくれるのはお客様なので、お客様がいなければお店は潰れます。

昭和の40年代頃までは日常の買い物は徒歩か自転車で(場合によってはおばあちゃんが乳母車を押して)近所の商店街で済ませていました。
お客様の人数の規模にあった店構えと品ぞろえをすれば、とりあえず商売は回ってました。

自動車社会が進むのと、商品の包装技術・保存技術が進むのとが並行して起こると、めんどうくさい買い物は週末にスーパーで一回だけ大量にして済ませてしまおうというのが主流になります。
そうすると今まで毎日町の商店街に来てくれていたお客様が、スーパーで何か買い忘れをしたときにしか来てくれなくなります。乳母車のおばあちゃんだけ通ってくれても、お店は維持できません。
ダイエーが「主婦の店」の看板から「ダイエー」の看板に掛け替えたのもこのころでは無かったですかね(ちなみに「主婦の店」はダイエーのオリジナルではありません)。

その点、今の時代はエコの観点から自動車の利用がためらわれる時代です。
商店街再興のチャンスではあります。
ただし商店街を維持するための人数のお客様が商店街の固定客になってくれなければなりません。
地方都市ほど、生活には自動車が必需品になるので、地方都市在住者(私もです)は買い物といえば自動車でするものという発想があります。そして町の商店街には駐車場がありません。
歩いて通える町の商店街に、八百屋さん、肉屋さんがあっても、もし魚屋さんがなかったら、よほどのことがなければ私ならスーパーの買い物一度で済ませます。
足りない部分をコンビニや宅配サービスで補うという発想はあるかもしれません。

いずれにしろ行政の発想では無理です。商売は利益を追求してナンボのものですから。
シャッター街になった商店街の跡継ぎを探すだけでも大変です。
と言って商売人の言いなりになってたら、下手したら補助金の垂れ流しだけで終わります。
商売のわかる人が行政の中にいればいいんですがね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ものを売る、そして集客力を高める・・・。その努力なのですかね。。
本当に均等の取れた町って少ない・・・。
テレビなどで、都会(東京などの)の商店街や、町並みを見ていると、すばらしいなあって思ったりもするけれど、一方地方は二極化が大きく進んでいて・・・。

バブルの時代も過ぎて、そして人々はどんな嗜好に変わっていくんだろう、そしてどんな町づくりをしていくべきなんだろうと・・。

確かに、エコブーム?到来で、自動車の利用がためらわれているようですが、それは都会でのことだったりしますよね。。。地方では絶対必要なものですものね。どうしても大型スーパーはありがたい存在になりますよね。

だとしたら、大型スーパーでは出来ない「何か」を商店街が作り出さなければならないのかもしれないですね。
ちなみに、私の地元で開催されているのは、野菜や雑貨などを個人で売ったりして「朝市」を開いていますが、それは魅力的だなあと思います。
でも、続いていくのかなあとちょっと不安があったりもします。
最も、主催者の方々は楽しくされているので、それだけでも惹きつけられますが。

それにしても「商売」って難しいですよね。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/28 10:42

こんばんは。



資本主義は需要と供給の有り様に大きな問題があります。

一つ、需要を操作する側の問題。(教育や政治、マスコミや概念も含め)

一つ、供給側の有り方。(搾取して私腹を肥やす輩)

一つ、愚弄される側の問題。(利己主義に走りがちな盲目・無知な民衆)

物質主義に感化され、それを良しとしてきた経済ありきの資本主義のシステムは今や限界が来ています。今まで発展途上だった中国やインドなど大所帯の国が先進国並みの生活水準を手に入れたら有資源の地球はどうなるのか・・・。

貴方が潜在的に感じている違和感は今後更に肥大化してくるでしょう。私は共産主義や社会主義でもありませんが、主流である資本主義は今のままでは今後崩壊すると見ています。

内面をもっと見つめ地球と共生出来るシステムや教育が今後は急務となりますが、世界をリードする企業や国にはこの概念は残念ながら後回しのようです・・・。何しろ地球の悲鳴より自分(自社・自国)の所得の方が心配なのですから。

直接的な回答ではなかったでしょうが、商店街の疲弊化、大型ショッピングセンターの乱立と言う現象は先の説明の内容が根底にある事を考えてみてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
自分が小さい頃、自分が住んでいる町の未来図を、図工の時間などに描いた記憶があります。
宙を浮いた車を描いたり、、人工的な、何でも便利な世界・・・。
それと同時に、このまま石油を使いすぎていたら、○○年後にはなくなってしまう・・・との警告。
もちろんバブルのはじける以前のことですが・・・。

エコに対して企業も積極的に取り組んでおられますが、まだまだ儲け主義のほうが強くて、エコとはとうてい結びつかないような???

物質的に何かを得て満足を得る時代はもう終わりをつげている・・・・。

でも、まだまだ大きくは変わらないんでしょうか・・。

ただ、不安に思うのは、田舎の田んぼの中にドーンと建っている大型店舗が、十数年後に果たして存在しているのかな・・・と思ったりするのです。

うまくまとまっていなくてすみません。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/28 22:00

結局のところ、地方の最大の問題は「人がいない」ってことだと思います。

もっというと、「若い世代がいない」ということです。年寄りばっかりですよね。もっとも、年寄りばっかなのは地方だけの話じゃなくて、全国の話なんですけど。

戦後ずーっと、地方は「都会への若者の供給源」となっていました。若者はみんな東京を目指して上京していきました。で、上京した若者達は東京で就職すると、そこで結婚して家を建てました。つまり地元に戻ってこない。戻ってくるのは盆と正月だけです。東京で家族を持っているから、子供たちは「東京の子」です。
そうなれば、地方が枯渇するのは当然です。若者がじゃんじゃん出て行って、帰ってこないんです。残されるのは年寄りばかりです。

都道府県別の出生率を見るとよく分かります。東京、大阪、愛知(名古屋)の各都府県の出生率は全国でも最低レベルです。つまり、都会のカップルはぜーんぜん子供をこさえてない。しかし、都会には若者が大勢います。つまり、都会の若者は地方の人材を奪っていることで成立しているわけです。

となると、単純にいうと、地方は「人を受け入れる」ということに尽きると思います。でもこれは本当に難しいと思います。だって、北海道あたりを除けば田舎っつーのは「よそもの」を非常に嫌うからです。よそものがやってきて住むのは嫌だという風土の土地は多いと思います。
でもね、それじゃあ地方は枯渇するばかりなんですよ。山でいうと木を刈るばかりで植林していないのです。禿山になるに決まっています。

企業の誘致ってのも大切だと思いますけど、あくまで個人的な考えですが、私は教育が重要なんじゃないかなと思っています。実際問題、進学率の高い県なんかは比較的なんとかなっているところが多いんです。気質なのかなあ、江戸時代から藩校教育なんかに熱心なところは産業が育っていますよね。
「都会から企業を呼ぶ」という頼る思考の県は上手くいってないですよね。自分のところで教育して、自前で産業を育てる努力をしている。そういう考えじゃないと根本的にダメだと思いますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
人が大事なんですね。人が多いことが、新しく何かを生むことが出来る、ということでしょうか。
でも、最近は、地方でもIターン、Uターン希望者を積極的に受け入れているように感じますがどうなのでしょうか。。現状は閉鎖的な部分もあるとは思いますが。

また、自分の住んでいる県も一応教育県のはずですが、若者の多くは隣県、または東京に出て行ってしまっているのが現状です。まず大学進学は他県に行ってしまいますし、そのまま戻らないケースが多いような・・・。都会が魅力的ですものね・・・。

地元を、都会からの風を受け入れて、文化とか技術とかの格差を少なくしていくっていう考えよりも、地元に住む者たちが自分らの発想で、今ある「よさ」を生かしながら、地元を育てていくっていう考えのほうがしっくりいくのかなあとふと思いました。

今までみたいな時代は終わったんでしょうね。
これからどう変わっていくんだろう・・・。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/28 21:49

 基本的に「働く場所」がないと発展しません。

その為に企業の誘致が行われます。働く人が居れば、そこにすむ人も居る。すむ人が居れば生活に欠かせない物を販売する店が居る。その店で働く人も居る。娯楽も必要になる。

 主に企業誘致が自治体で行われたりもするのですが、失敗も多いです。そして赤字を生み出しています。その原因は交通の不便さもあります。

 観光に力を入れる。色んな史跡などがあります。これを上手にアピールすることで活性化させていることもあります。B級グルメなども観光客を招く方法です。

 まず、自分たちの住む地域で経済を回す。それ以上で人を招き寄せる方法をとる。そういった物が無い場所は努力しても若者が職を求めて出て行ってしまうのです。
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この回答へのお礼

行政の方々の努力もきっと相当なものなんでしょうね・・。
企業誘致、、なるほどですね。背景にはそういう目的なども含まれているのですね。
確かに、企業の多い町って、活性化していますよね。人口も多いですし、有名な企業の工場機能などが集中している場合は特に、男性の雇用が安定しますよね。

ということは・・・。地元の人だけが集まる、そして若者もなかなか出て行かない魅力的な町というのは存在しにくい、ということなのでしょうかね・・・。
(ちょっと自分でもよく分からない解釈になってしまっています、すみません)

観光に力を入れているのは、自分の地域でもそうで、かなり努力されているみたいです。それによって知名度も上がりますしね。

でも、どこか表面的になりやすい部分もあって、、、。

大型店舗も、ある意味企業誘致の賜物なのかもしれないですよね。
でも、結果、そこの昔からの商店街が疲弊してしまう・・・。どこかが盛り上がればどこかは衰退してしまう・・・。

今自分が住んでいる昔の商店街は、まるで無人街?みたいです・・・(言いすぎかもしれませんが)

貴重なご意見をありがとうございました。

お礼日時:2010/10/27 19:18

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