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中国と北朝鮮
両国の同時多発崩壊は起こり得ますか?

A 回答 (2件)

まず、北朝鮮が何故存続できるのかを考えてみます。



北朝鮮を経済的に支え存続させているのは中国です。
その連帯感は朝鮮戦争での中国軍の参戦まで遡ると言われています。
金日成がスターリンの承認の許で、朝鮮武力統一を目指した戦争ですが、
中国軍の参戦の理由は国連軍という名の資本主義国の軍隊が国境まで
迫るという危機感からです。
ここに見られるのは、昔から北朝鮮は中国から見て重要な軍事的な境界領域、
つまり緩衝地帯だと言うことです。
中国と言う国の体制が変わらない限り、中国が覇権主義を捨てない限り、
中国は北朝鮮を緩衝地帯国家として維持して行くでしょう。
その支配体制の形態と実質がどう変わろうが、北朝鮮の衛星国化いや植民地化は
進行するでしょう。
北朝鮮の鉱業利権の中国による収得等はこの現れです。

結論を言うと、中国が崩壊しない限り北朝鮮は崩壊しない訳です。


中国の崩壊は、十分あり得ます。貧富の格差が大きくなり、国際的に警戒され、
共産党が国民を「制御」できなくなった時です。私見では、ここ十年以内に
そんな動きが出てくると考えています。
身近な所では、ソビエトと東欧の崩壊が有ります。この時期に欧州に行く
ことの多かった小生の観察では、軍事非効率国家ソビエトと東欧が情報公開と
「衛星放送TV」から始まって崩壊しました。国営放送しか無かった東欧の
国々の住宅に闇のパラボラアンテナが目立つようになってから数年で東欧の
離脱と崩壊が始まりました。
時代は変わりましたが「衛星放送TV」に代わるのが「インターネット」と「人の
交流」と思います。
数万人と言われるインターネット検閲員で監視しても情報は漏れ、余所の
世界を旅して知った中国のニューリッチ、大学は出たものの職は無しの
ニュープアーが共産党の制御の手から漏れ出すのは時間の問題です。
共産党がここで難しい舵取りに成功するか、無害な事は好きなだけ言わせ
お釈迦様が掌で孫悟空を遊ばせる術を身に付け無い限りは制御を失うでしょう。
ソビエト崩壊後の周辺国の独立と旧ロシア域への縮小。中国も同じ道を
辿るのでは無いでしょうか。
中国が崩壊すれば、北朝鮮はひとたまりも無いでしょう。沈没する巨大船の
大渦に巻き込まれる様なものです。そういう変な国家が有った事も歴史の
本の2,3行にしか成らないかも知れません。

多様な価値観の人々を雑多に纏めて1国を保っているアメリカ合衆国は
皮肉な事に中国のお手本でしょうか。軍事国家でも有りますし。

日本がすべき事は、中国を恐れ警戒することではなく、できるだけあらゆる
機会を捉えて情報を発信し自分の主張を国際社会で行うことです。
これが中国の崩壊の触媒になり、崩壊の時の国際的な理解と支援という
保険ともなると思います(少なくとも鎮静剤には)。
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北朝鮮→キムジョンイル死亡直後崩壊。


中国→約10年後、超高齢化社会到来によって経済が不安定になり、国内が混乱しいくつかの地域が分離独立するが、崩壊までは至らない。
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