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独語、仏語、西語、中国語で、ネイティブとの日常会話レベルに上達する見込みがある言語はどれだと思いますか。私は、来年度の前期から、大学で第二外国語を学ぼうと思っているのですが、どの言語もそれぞれ違った大きな壁があり、選択に迷っています。                                      ドイツ語は、他のヨーロッパ言語(英語を除く)と比べると、動詞の活用や時制は少なめで楽な方ですが、なんといっても名詞の性(男性・女性・中性・複数)と格(1格・2格・3格・4格)による冠詞や形容詞の変化が多く(4×4=16通り)、覚えるのが大変です。文字の文章なら、辞書で名詞の性を調べれば理解できますが、会話の中でこれらの変化を間違えずに使いこなす、そして聞き取り理解するのは、とても難しいと思います。まして、知らない単語が出てきて、しかもderなどが使われていたら、男性1格なのか、女性2格なのか、女性3格なのか、複数2格なのか、瞬時に文脈から判断するのは、容易ではないと思います。また、名詞の複数形の作り方が、-sをつければよいものは少なく、5パターンほどあるので、いちいち単語毎に覚えなければなりません。
 フランス語は、発音が難しく、綴りと音の対応を覚えるのは大変そうですが、一線を越えれば、1対1で対応しているのでわかるようになるようです。しかし、なんといっても、動詞の活用や時制がドイツ語よりはるかに多く複雑で、しかも、不規則変化が多く、覚えるのはかなりきつく、大変そうです。
 スペイン語は、発音や綴りは日本人には容易ですが、フランス語と同様に動詞の活用と時制が多く、また不規則変化も多く、人称と動詞の語尾変化を覚えるのが大変そうです。しかも、スペイン語では主語が省略されることが多いので、人称による動詞の語尾変化をきちんと覚えておかないと、主語が誰・何なのか分からなくなってしまいそうです。
 しかし、ヨーロッパ言語は、未知の単語でも、綴りがわかればすぐに辞書で調べられるというのは、中国語などと比べると便利だと思います。
 中国語は、文字だけなら、漢字からある程度意味を推測することはできますが、なんといっても厄介なのが、「四声」や、その他の発音の多さと難しさです。会話でうっかり四声を間違えて発音してしまったら、誤解を招くのが怖いです。また、辞書はピンインで引かないといけないので、初めて見る単語に出くわしても、漢字(文字)だけでは意味を調べることができません。
 なんだかそれぞれの言語に対してネガティブなことばかり書き連ねてしまい、申し訳ありません。しかし、私は、どの言語も、いつかはかじりたいと思っており、この4言語のうち1~2言語は日常会話程度は身につけたいと思っています。私がこの4つの言語を学びたいと思う動機を挙げると、
 ドイツ語は、「やさしく歌えるドイツ語のうた」(NHK出版)の歌を聴いて、なんて歯切れがよく美しい言葉だと思い、歌詞の内容を理解し、覚えたいと思いました。
 フランス語は、洋楽オムニバスCDで聴いたフランス語の歌、たとえば、ジェーン・バーキン、ミッシェル・ポルナレフの”Holidays(愛の休日)”や、フランソワーズ・アルディの”Comment Te Dire Adieu(さよならを教えて)" などの歌の歌詞を理解し、覚えたいと思いました。
 スペイン語は、テノール歌手秋川雅史氏のアルバム「威風堂々」にスペイン語らしき歌がいくつかあったので、それらの歌詞を理解し、覚えたいと思いました。また、テレビの記者会見やインタビューなどが原語のまま理解できたらな、とも思いました。
 中国語は、父がかつて単身赴任で上海に異動になったことがあり、その年に母と一度だけ上海旅行にいったことがあります。また、大学の体育の授業で知り合った留学生の方の母語が、中国語でした。
 以上のことを踏まえると、よりネイティブとの日常会話程度まで上達する見込みのある言語は、どれだと思いますか。また、一度覚えた後、多少のブランクがあっても忘れにくいのは、どの言語だと思いますか。
 大学などでこれらの言語を学んだことのある方、学んでいる方、または独学で学んだことがある方、学んでいる方がいらっしゃれば、体験談、失敗談や感想をお寄せください。
 余談ですが、私は小学生のころは、漢字が好きで、中学・高校時代は英語が好きで得意科目でしたが、漢文は全くのちんぷんかんぷんでした。辞書を引くことを面倒だ、嫌だとは思いません。むしろ、繰り返し辞書を引いて単語を覚えるのは好きです。でも、単語帳などで無理やり単語だけを丸暗記するのは好きではありません。

A 回答 (6件)

No.3です。



>中学・高校と6年間勉強してきた英語でさえ、話すとなると未だに日常会話レベルには程遠いですからね。

学校の英語は会話するためにやっていないでしょう。
あのやり方で10年やっても喋れるようにはならないと思いますよ。私は30代後半ですので、今の教育方法は知りませんが。

学校でやる文法や単語なども決して無駄ではないのですが、それだけだと足りないし、テストで正解するための勉強と、コミュニケーションのための勉強では方向性が違います。

私は19歳ぐらいから会話教室でプライベートレッスンでスペイン語を週1回習いましたが、ゼロから始めて3年ぐらいでどうにかギリギリ一人旅ぐらいになりましたよ。最低限の簡単な意思疎通をするぐらいは。

確かに語学は「あっというま」でなく年単位で考えたほうがいいですが、単純な期間の長さでなく、中身と密度(集中度)が肝心です。

外国語会話の初歩のテキストは、中学英語の教科書にCDを足したようなものが基本です。
簡単な会話や読み物を題材に、単語の意味を調べたり覚えたりし、CDでお手本音声を聞き、それを真似して音読し、文法解説を読み、練習問題を解く、という風に。

それで足りなかったら文法書を買い足したり、語法の本を買ってみたり、日常会話の例文本を買ってみたり。

話すためには、「単語でも何でもいいからとにかく通じさせる気合」と、「でもルールを覚えたほうが応用が利く」というのと両方あります。両方とも必要だと思います。

http://allabout.co.jp/gm/gc/50479/
http://allabout.co.jp/gm/gc/63432/
http://homepage3.nifty.com/mutuno/03_japan/03_ja …
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この回答へのお礼

お礼に対して、さらに+αの体験談とアドバイスまで付け加えていただき、重ね重ねお世話になり、ありがとうございます。外国語の会話、喋ることに関しては、日本の中学・高校の英語教育を基準に考えないほうがいいのですね。貴重で有益なアドバイスをありがとうございました。貴方のアドバイスを生かして、外国語会話に向き合おうと思います。

お礼日時:2010/10/31 23:18

中国語についてしか分かりませんが、



「辞書はピンインで引かないといけないので、初めて見る単語に出くわしても、漢字(文字)だけでは意味を調べることができません。」
そんなことはありませんよ、漢和辞典と同じように部首で引くことができます。それが面倒だと言う事であれば仕方がありませんが、。『辞書を引くことを面倒だ、嫌だとは思いません。むしろ、繰り返し辞書を引いて単語を覚えるのは好きです。』なら問題無いと思います。それに徐々に旁等からそのピンインを想像できる様になると思います。

「漢文は全くのちんぷんかんぷんでした。」
“現代国語(私の時代はこう呼んでいましたが・・・)は得意でも古文はちんぷんかんぷんでした。”と言うのと同じで、現代中国語を勉強するのにそれ程影響は無いと思います。漢文は中国語で「古代漢語」と言います。

「ネイティブとの日常会話レベルに上達する見込みがある言語」
というとやはり相手が必要ですよね。今は日本中到る所で中国語が聞こえますから、もし勇気さえあれば機会はたくさん有ると思います。それに音で分からなければ筆談という手も有ります(中国の漢字を使う必要はありますが)。他の言語は書いて貰っても見てわかる可能性は低いと思いますが、中国語はかなり見て解る可能性が高いと思います。

ただ恐らくですが、聞いて解る可能性は他の言語より低いと思います。よく英語などは「ぺらぺら」という表現をしますが、中国語は「ちゅんちゅん、ちょんちょん」という音だけで組み合わされている感じがします。説明が難しいのですが、発音の種類が少なく(そこに四声や有気無気で区別をつける)、単語の羅列で文を組立てている感じで聞き分けが難しいのです。勿論四声や無気有気を聞き分けられれば、後は単語力の問題ですね。でも地方に拠っては発音も違いますし、聞き取りは結構骨が折れます。


特に中国語を薦める訳では有りませんが、辞書が引けない、漢文は苦手だったからと誤解して諦めてしまうのは惜しいなと思いましたので回答しました。
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この回答へのお礼

中国語がピンインだけでなく部首でも引けるというのは知りませんでした。ありがとうございます。確かに、日本語も中国語も漢字を使っているので、耳で聞いてわからないときは筆談が使える、というのは大きいですよね。今まで中国語に苦手意識を持っていましたが、貴方の回答で勇気をもらいました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/29 18:18

結局、どれも同じくらいだと思いますが、その中ではスペイン語が易しいと思います。


文字から入って、文法と訳読に偏った学習法では ドイツ語やフランス語は難しく感じますが、結局 どれも上手に話せるようになるのは困難です。
本来は外国語は耳から覚えるべきであり、どれも難易度に大きな差はないと思います。
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この回答へのお礼

そうですよね。何の言語であれ、幼児が母語を耳で聞いて覚えるのと同じで、言語とは耳から覚えるべきものですよね。貴重なご意見をありがとうございました。

お礼日時:2010/10/29 18:25

>スペイン語は、発音や綴りは日本人には容易ですが、フランス語と同様に動詞の活用と時制が多く、また不規則変化も多く、人称と動詞の語尾変化を覚えるのが大変そうです。

しかも、スペイン語では主語が省略されることが多いので、人称による動詞の語尾変化をきちんと覚えておかないと、主語が誰・何なのか分からなくなってしまいそうです。

齧った程度ですが、仏語よりは西語のほうが仕組みが単純だと感じました。
記号が少ない、音の変化が少ない。
活用形を覚えておかないと辞書を引くのもままなりませんが、-ar,-er, -ir動詞の基本形(まずは直説法現在形、次に過去形など)を覚えてしまえばパターンがあるのでそれほど大変ではないと思いますよ。少なくとも初歩の部分は。
でもまあ、人により言語との相性があるかもしれませんが。

秋川さんのアルバムは聴いたことがないのですが、「グラナダ」というのはメキシコ人作のようなので、スペイン語みたいですね。
「ヴォラーレ」「カヴァレリア・ルスティカーナ」はイタリア語ではないでしょうか。

聞いたところでは大学の第二外国語ではそれほど身に付かないとのことなので、自主的に授業以外でもやらないと足りないのではないでしょうか。
たとえ大学の授業でなく、語学学校のプライベートレッスンに週1回通うとしても、それしかやらないのでは全然足りません。喋れるようになるにはレッスン以外での独習が必要です。

単語の覚え方は、単語帳でも辞書でも文を読んで覚えるのでも聞くのでも、自分のやりやすい方法で何でもいいですが、どういう方法であれ「単語を覚えること」は必要です。
喋るなら音を聴き、口を動かして言ってみる(最低限、音読だけでも)ことも必要です。目で見ているだけでは音に慣れることができません。

「日常会話」も色々なレベルがあります。
一人で旅行して現地の人とちょっと会話するとか、歌詞の原文と和訳を並べてどこで何を言っているか理解しながら歌うとかならハイレベルではありませんが、テレビの記者会見やインタビューを理解するのはもっと難しいことです。

スペイン語の「ペラペラ」具合について。
http://www.arrobaspain.com/alba/alba2.shtml

英語も例に。外国語の一種ですので。
http://homepage3.nifty.com/mutuno/04_dissect/04_ …
http://www.hbs.ne.jp/home/saso/toeic%20cover12.htm
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この回答へのお礼

仏語と比べると西語のほうが仕組みが単純なのですね。確かに、動詞の不定形の語尾は、-ar,-er,-irというパターンがあるので、時間をかけて慣れてしまえば仏語ほどは大変ではないのかもしれませんね。仏語は、人称による動詞の活用だけでなく、リエゾンなどもあるので大変ですよね。あと、秋川雅史氏のアルバムの曲の言語のご指摘をありがとうございます。スペイン語の知識がまだあまりないので、ローマ字読みできるものはスペイン語かイタリア語かまだ区別がつかないもので・・・。ご指摘の通り、第二外国語を身につけようとするなら、かなりの時間を費やさないといけないですよね。中学・高校と6年間勉強してきた英語でさえ、話すとなると未だに日常会話レベルには程遠いですからね。いろいろな貴重な情報とご意見をありがとうございました。

お礼日時:2010/10/29 18:49

ドイツ語の名詞の性を心配なさっているようですが、ドイツ語を学習するときには名詞を覚えてからそれぞれの性を属性として記憶する二段階記憶ではなく、脳味噌を三区画に割っておいて、単語に出会った最初から男性、中性、女性の区画に放り込むと一段階記憶で覚えられるようになります。



またドイツ語の文章は二番目に来る動詞を中心に理解することになりますが、冠詞を見てから名詞をみるのではなくて、意識の上では先に名詞本体を見てから冠詞の格でその位置付けを補足的に理解することになりますので、女性名詞の二格、三格を男性名詞の主語と間違える事はありません。実際に上記の三区画記憶で名詞の性がわかっていますので、案ずるより産むがやすしと思います。

なやましいのは、この論理的でしかも響きが美しいドイツ語が第二次世界大戦の敗戦国言語ということで国連をはじめ世界中の人々から無視され始めていることです。日本人が日本語を大切にしないように、ドイツ人もドイツ語を大切にしないようになった気がします。近い将来オランダ語のような位置づけとなり、家庭内では使うが、大学やビジネスでは英語を使うような国になって行くのかもしれませんね。今現在でも日本語が片仮名語に汚染されているのと同じようにドイツ語も英語の汚染がひどいようです。フランス人みたいに自分の言語を汚染から守るという意識が低いのでしょうかね。大変残念ですが、占領軍はドイツと日本に同じような戦略を実施して、日本人とドイツ人を洗脳し、母国語を英語よりも格の低い言語と信じさせることに成功したのかもしれません。

中国語は途上国の言葉でありながら、第二次大戦の戦勝国の言葉として国連公用語に指定されていますので、益々利用価値が上がって行くでしょうし、近い将来、中国人の科学者がノーベル賞を受賞するような事が起きれば言語としての地位も向上するのではないでしょうか。
また、中国語のイントネーションは各種言語の中でも難しい方だとおもいますが、英語人やフランス語人が中国語を学習することと比べると日本語人は漢字の障壁がひくいだけでも大変に有利だと思います。
学習のしやすさではなくて、有利さで考えると日本語人は中国語を学習するも面白いですね。
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この回答へのお礼

ドイツ語についての貴重なアドバイスをありがとうございます。確かに、初見の名詞に出会った時点で性を記憶しておけば、あとはそれを文中の位置づけで4通りの格のどれかになる、と考えればそれほど難しくないのかもしれないですね。また、確かに、二番目に来る動詞の意味が分かれば、男性1格と女性2・3格を取り違えることはないですよね。ご指摘ありがとうございます。あと、貴方のおっしゃる通り、第二次世界大戦で敗戦国になってしまったばかりに、アメリカ占領軍などの策略によって、戦勝国の言語が優位で、敗戦国の言語がないがしろにされるような風潮にされてしまったのはとても残念ですよね。私は、ドイツ語を少しかじったことがあるのですが、動詞の人称変化や格変化、名詞が必ず大文字で始まる、などは、英語よりも論理的で、むしろドイツ語が学問上の世界の共通語になったほうがよかったんじゃないかな、なんて思ったことがあります。
 あと、中国語についてですが、ご指摘の通り、日本人は漢字を用いるので、日常生活で漢字に全く触れない国民よりは、中国語を学ぶのに敷居は低いですよね。また、今では中国語を話せる人材は、ビジネスでも、普通の店でも重宝されるようなので、中国語も前向きに検討してみようと思います。日本語がめちゃくちゃですみません。とても貴重で有益な情報とアドバイスをありがとうございました。

お礼日時:2010/10/29 19:14

習得したい4言語のうち、習って貴方の人生において一番有益だろうと思われる言語は疑いなく中国語だと思います。

中国語は英語の次に重要ですが、ここに間違いがあります。英語はたいていの人が知っていますが、中国語は日常会話程度でも話せる日本人は極めて少ないです。もし貴方が日常会話程度でも話せるようになれば中国との取引がある企業では重宝されます。私はマイナー言語の通訳をしておりますが、私のレベルでもし英語の通訳であれば競争相手が多すぎて飯を食えなかっただろうと思います。
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この回答へのお礼

確かに、英語は皆習っていて話せる日本人が多いので、英語だけで自分をアピールしようとしても競争相手が多くて大変そうですね。その点、中国語を話せる日本人は少なく、しかし、今では中国と取引している企業は多く、普通の店でも、中国人旅行客を相手に中国語を話せる店員が重宝されている、というニュースを、毎日のように見聞きします。中国語は、最有力候補にしたいと思います。貴重な情報や体験談をありがとうございました。

お礼日時:2010/10/29 19:23

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