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ポルシェカイエンの中古で5年おち、八万キロを買いました。車屋さんは、イグニッションコイルを新品に買えたといっていっていました。距離が多いので今後予想される故障箇所はどこか(それにかかる費用、車屋さんはディーラーじゃなく、うちで修理はできると言っていました)、心配しています。詳しい方教えて下さい。
月に一度は遠出しますがそんなに心配しなくていいでしょうか?

A 回答 (1件)

早々故障するクルマじゃねえっすよ、ポルシェって。

消耗品交換時期を知らせるんで動かなくなる、は山ほどありますけど、ね。それを「故障だ!」って大騒ぎする残念な人も、多いっすね。

8万kmっすかぁ。。。しょっぱい所っすね。まずはウォーターポンプの交換時期っすね。続いてカムシャフトセンサーとクランクセンサーそれにエアフロメーターの交換時期っす。スロットルチャンバー周りのアイドル制御バルブ(ターボ車ならプレッシャーセンサー)も交換っす。ブローバイホースは交換しとかないとリアルに『故障』に繋がるっすね。足周りで言えばダンパーとボディの間に噛ませるアッパーマウントのトップマウントがすり減ってご臨終時期だから交換時期っすね。それに燃料周りでフューエルポンプがそろそろ交換時期で、ついでに給油口~ガソリンタンクの接続に使っているゴムホースも交換しときたいっすね。この程度じゃねっすか?とりあえずイグニッションコイル交換してもらえて、良かったっすね。
以上が欧州車の『消耗品』で、これに加えて国産車で言う『消耗品』のタイヤ・ワイパーブレード・オイルフィルター/エアフィルター/キャビンフィルター・プラグ/プラグコード・バッテリー・照明バルブも交換っすわ。特に欧州車バッテリーは長寿命で8万km程度なら新車時から交換されていない、そろそろご臨終時期っすね。欧州車のバッテリーは急にご臨終迎えるっすから、早めの交換が基本っすよ。

いずれにしてもEセグメント以上のクルマはDセグメントより1-2万km早めのタイミングでの消耗品交換が基本っす。Dセグメント以下が基本5の倍数(5万km-10万km-15万km…)だからEセグメント以上のカイエンだとどんなに譲歩しても4の倍数(4万km-8万km-12万km…)で交換時期がやってくるっす。フェラーリなんか、基本3の倍数(3万km-6万km-9万km…)っすから、ね。

ついでにエアコンのコンプレッサーもケアしときたいっすね。ACガスを入れる人は山ほどいるけどAC潤滑材を入れる人って、驚くほど少ないの。潤滑材を注入してもらうだけで寒くなるくらい効くようになるっすよ。大体工賃込みで 3-4000円/本 で、カイエンだと2本は必要かなぁ。。。
出来ればBoschのお店(http://www.bosch.co.jp/jp/bcs/shop_search/)で故障診断機に掛けてもらう(http://www.bosch.co.jp/jp/bcs/car_drivers/bsp/se …)と最優先で交換すべき消耗品が分かるっすよ。カイエンだと4万円位かなぁ。。。

ただね、これ全部やると新車の頃の性能に肉薄するパワーとトルクが戻るんっすよ。交換時期にきっちりやっておけば30万km位、余裕っすよ。やらないで放置しとくと急に停まっちゃうけど。
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この回答へのお礼

うら漁師さんいつもあざーっす!ほんと、むっちゃくちゃ詳しいっすねぇ!ボッシュ?のサイト見てみまぁす!

お礼日時:2010/11/01 17:57

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