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雪に塩をまくと凝固点が下がり、凍結しづらくなりますよね。
このとき、雪は溶けてしまうのでしょうか?
ただ、凍りづらくなるだけではないのですか?
また、氷にまいたとき、氷は溶けてしまうのですか?

A 回答 (3件)

まず前提として降雪があり積雪があるが極端な低温ではないことと、塩の温度が低すぎないとします


塩の温度が0℃以上であればかけた場所の雪は若干ですが融けます
雪が融けると水ができますのでその水に塩が溶けます
このときにいわゆる食塩(NaCl)だと溶解熱がマイナスなので温度は下がりますが
それよりも凝固点降下(水に何かが溶けると氷になる温度が下がる現象)が起こります
融点が下がりましたので周囲の氷がさらに融けます
物質は融解するときに熱をだしますので、その熱でさらに融けます
これが融けた塩の濃度が下がって凝固点降下の降下率が下がり凝固点が徐々にあがるので
周囲への放熱とのバランスが逆転するまで続きます
バランスが逆転すると再び凝固して凍り付くこととなります

道路などの凍結防止用のにがりなども同じような効果ですが
水への溶解度が高いことと、溶解熱がプラスなため水にとけたときに放熱するので効率がよいわけです
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/18 22:14

私もあまり難しいことを言えないので


雰囲気の説明になってしまうんですが…

まず、水に塩とかの不純物が入ると凝固点が下がるらしいです。
凝固点とは、それより高い温度では氷になれず、それより低い温度では水でいられない(過冷却という例外的な状態もありますが)温度です。すなわち、凝固点が0℃だとすると、1℃の氷はあり得ないし-2℃の水もあり得ないことになります。

で、氷とは言えいろんな氷がありますよね?
-10℃の氷も-50℃の氷も、-2℃ぐらいの氷もあるわけです。
-50℃の氷はがっつり氷ですが、-2℃ぐらいの氷はちょっと温度が上がってしまうと融けてしまう氷です。
(とりあえず氷の凝固点は0℃ってことにしておきます)

そこで凝固点が下がるとどうなるでしょうか?
例えば塩が大量が入ったことによって、凝固点が-5℃になったとしましょう(実際にこんなに下がることはないと思いますが)
そうすると、先ほど説明に出した-2℃の氷はもはや氷でいられなくなるわけです。

で、雪も結局ちっちゃい氷なので、塩をかけるとぎりぎり氷だったやつは融けてしまうと。

参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/18 22:13

はい、おっしゃるとおり、雪は溶けます。


また塩には、雪を溶かす効果だけでなく、そのあと、再び凍りにくくする凍結防止効果もあるのです。

当然、雪が溶けるということは、氷にまくと氷も溶けます。

漁師さんが船の一部を利用して、海水と氷を混ぜて、獲った魚の冷蔵庫がわりにしているのも、この効果を知っているからなんですね。

この回答への補足

なぜ、雪を溶かしてしまうのでしょうか?
凍結しづらくなるから、溶けにくくなると思うのですが…。

補足日時:2010/11/09 20:07
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/18 22:14

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