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遥か昔の事を知って、今現在の世の中に得する事ありますか。

A 回答 (12件中1~10件)

 他の方々も仰っていますが、もう少し具体的そして時に抽象的になるかもしれませんが、お話をさせていただきます。


 私の職業はシステム・エンジニアです。この言葉から受けるイメージは何でしょうか?。コンピュータのプログラムを組むこと?、多くのプログラムを複合的に組み合わせて1つの形にすること?、どちらもありますが、実際の仕事としては「先ずお客様の要望に関して、お客様とのディスカッションを重ねること」から始まります。つまり「何を、どの様な形で提供すれば、お客様の要望に最も適した形になるか」を検討することが大切な仕事となります。既存のシステムやプログラムでは足りないケースが寧ろ多いことも現実です。お客様の職種によってシステムは多様化し、通り一辺倒では通用しないのです。お客様に最適なサービスを提供させていただくには、お客様の業種を知るために仕事の流れから仕事場の環境といった「現場」を直接“観る”しかないのです。
 この“観る”という行為は「学問する」ことと同じであると、と思いませんか?。具体的に言えば、今回の東日本震災の直接的な素因としての「地震」も過去に起きた地震とそれに伴う津波の痕跡が平安時代や室町時代の古文書や史料そして考古学的な検証によって指摘されていたことも報道されていますね?。
 「学問として役に立たない」とされる根拠は何処にありますか?。中学校や高等学校で学ぶ数学が実際の生活にとって意味があるでしょうか?。三角関数や微積分を学ぶことは実社会で直接的な意味は薄いかもしれませんが、物事の筋立てを知るという点では大きな意味があることも1つの事実でしょう。考古学と隣接する学問分野に地質学という分野がありますが、それはただ単に化石を掘るだけの学問ではなく、山の中からなぜ魚の化石が出てくるのかを調べることで地球上の大陸が造山運動によって出来たことも知ることができます。学問が細分化するすることで「その学問分野が他の学問分野とどう関わり合っているか」を理解するというシステム的な発想が今、学問自体に問われていることも1つの現実ではあるのですが。
 因みに学生時代の私が専攻した学問は歴史学でした。
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  少なくとも税金が投入されている学問は その学問を推進させている側は国民に対して説明責任があると思います。

ここでは考古学ですが 他学問も同様です。2011年の現代あるいは近未来あるいはもっと未来において 何に役に立つかということを説明しないといけない のです。このカテに対して関係者(専門家先生達、文科省の役人達)はもっと発言して欲しいとおもいます。 私はベンチャー企業の社長をしている 一ピープルです。私は 日本考古学については 以下のメリットとか あるべき姿があるように思います。

  (1):日本文化の縦系列(時間的系列)、横系列(他地域)の関係が整理され より一層 現代の文化構造が理解され、
    人類共有知的財産となり 将来に残すべきものの選択ができ 人類の将来文化を豊かなものにする。
  (2):日本人の縦系列(時間的系列)、横系列(他地域)の関係が整理され より一層 現代日本人の構造が理解され、
    人類共有知的財産となり 将来にわたりあるべき日本人のシナリオ選択ができ 人類の将来を豊かなものにする。
  (3):(1)、(2)の訴追は人類の延命に寄与する。
  (4):考古学研究者の大仕事の一つは 後世のためのデータベース創りである。とくに文献時代とその直前とを整合させて     いかなければいけない。
  (5):義務教育での考古学(即役に立ちそうにないもの)の研究意義については 十分説明しなければいけない。
 
以上 参考になれば 幸甚です。
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考古学とは未来学と言ってもいいでしょう。


過去を知ることによって、未来を考えるのです。
簡単ですが、これにつきます。
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昔、同じ事を質問したので転載させて頂きます。



考古学の存在意義
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5304505.html

ここから引用します。
> 歴史の考証も重要なテーマですが、考古学は純粋に自然科学です。
> 地球のプレートのメカニズムとか、石油の精製方法とか、凶悪なウィルスが
> どのように伝染していくかなどは完全に歴史を越え、化学や医療の分野に応用されています。

あるいは、数百年周期で発生する大地震の調査に、考古学が役立っていたように記憶しています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87% …

また、私自身は人間として、人間が原人などの野生種からどのように進化、あるいは高等技術を持った社会へ発展していったのかという事を純粋に知りたいが為に考古学というものが役に立つと思っています。

決して趣味人の領域のみで適用される学問ではないと思っているのですが、きちんとしたアウトプットが見えにくいというのが「考古学って不要なんじゃね? 」と思う原因でしょう。
けれども得か得じゃないかという点においては、見えにくいけれども最終的・総合的には得なんだ、と思っています。
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おおいにあります。


歴史をよく知るということは、近未来のわれわれの生き残る道の良い方向性をより確実に知るということです。現在の人間の生き方にそれらの知見が貢献するのです。考古学もそういった歴史学の一部として貢献しているのです。方向性を間違えたら、人類はより早く死滅する可能性があります。よく知るかどうかで大いに損得があるのです。考古学は人類にとって必要です。
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なかなか難しい内容ですよね。

個人的には、経済的利益はないと考えています。ただ、人間は経済的に満足するだけでは無いようなので、それなりに必要とする人もいるのでしょう。

文化的に価値が高かったとしても、費用対効果などを考えると経済的には無用な存在のような気がします。そのあたりを何とか変えて行きたいと思うのですが、そのための手法がなかなか思いつきません。

なので、現時点では世の中が得をすることはないと思われます。一部の人間が得をすることは十分にあると思いますよ。
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すでに回答があるように「得があるか」ということで言えばおそらく「生きるのに必要不可欠なもの」以外は得をするものはないかと思います。


音楽を聞いたり、絵画を見たりして何か得することがありますか?。

人はパンのみにて生きるにあらず、です。
損得のみでよいならば人間に知性と文化は必要ありません。
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こんにちは、



そうですよね。うちの娘が考古学を専攻したいと言い出したとき、夫と私は顔を見合わせて、渋い顔をしました。卒業してから就職があるかどうか。。。一般企業にはないですよね。

ラテン語を三年とって、その後イタリア語とギリシア語をとって、あとはフィールドワークでしょうね。そのあとは大学に残ることになるでしょう。

ただ、現在、イタリア、エジプト、トルコなどでは大規模な発掘が行われていて、コロシアムの周りやら、トルコで言うと初期キリスト教の遺跡、(聖母マリアの晩年過ごした家も保存されています。)もっと古い、もしかしたらエデンの園だったかもしれないと思われるチグリス河とユウフラテス河に挟まれた土地など、発掘に余念がありません。

学問的に、歴史をもう一度検証できることと、観光収入が見込めることが、現実的な利益になりますか。アメリカから大挙してキリスト教徒が観光にやってきますからね。日本からもずいぶん観光客が行きますでしょ。

日本でも吉利が里遺跡、でしたか、観光地になりましたよね。

それとはまた別の次元で、人類には原点を探りたい、真実を探り当てたい、という原初的な欲求があって、それを充たすのは、美味しいご飯をおなかいっぱい食べるよりも満足なものなのです。

他の回答者さんの、おっしゃる通り。
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 “得”ってなんでしょうか?


 生きている事は何か“得”になるでしょうか?
 知りたいとか分りたいという事は一つの本能みたいですね。
 “得”や“目的”がないことでもやっていく事はありますね。
 あぁ考古学ですか?面白いからではないでしょうか?そしていろいろ自分に画けるし。
 現在の世の中に役立つかどうか?楽しいではいけませんか?
 何か、政治や経済や生活や福祉のことを解決してくれるか?それは余りないでしょうね。
 実用的な学問も学問である限りは実生活に迂遠ですね。現場には役立ちますが。
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学問全般についていえますが、



それがそのまま世間一般の人に対して得になるかというとならないです。

損か得か。。そういう道理で学問をするわけではありませんので、

そもそも発想からして違うとしかいいようがありません。
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