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電源電圧12V、増幅度約10倍、出力電力0.5W~1Wぐらいで8Ω負荷を駆動させるアンプをエミッタ接地とエミッタフォロワ(プッシュプル)の2段回路で実現させたいのですが分からない事が多く困っています。
特にプッシュプルがよく分かりません(プッシュプルのバイアス回路はトランジスタで構成しています)

・なぜプッシュプルにすると電流がたくさん取り出せるのでしょうか?

・アイドリング電流はなぜ流さないといけないのでしょうか?

・入力電圧100mVぐらいなら歪まないのに500mVぐらい入力すると歪んでしまうのはなぜでしょう か?設計ではエミッタ接地のコレクタ電位を7Vに設定した(エミッタ電位は2V)ので10Vp_pぐらい  の振幅はいけそうなんですが……

・周波数をあげると(300kHzあたり)増幅度が上がり1MHzぐらいで下がります。なぜでしょうか?

他にもたくさんありますが今困っているこれらを解決したく思います。分かりにくいでしょうがどうかよろしくおねがいします。

A 回答 (3件)

1.プッシュプルは、字のごとく、押して引くです、入力交流信号の+部分を、片方のトランジスタ、-部分の信号を片方のトランジスタで、遊具のシーソーのように、交互に増幅するので、少ない消費電流で、効率よく、大きな電流が取り出せるのです、バイアス回路が、入力電流の変化に伴い、変化するので、信号が小さいときは、少ない消費電流となり、大きな信号のときは、大きな消費電流になります、


アイドリング電流は、トランジスタのコレクタ電流を流すのに必要なニー電圧であるエミッタ、ベース間に0.6ボルトを確保して動作させることです
アイドリング電流を流すことで、ひずみのない動作点まで持っていく、安定した動作に必要な最小電流です、アイドリング電流はA級動作、B級動作増幅に必要な動作電流です、C級動作増幅回路は、大きな入力信号でバイアス電流を発生させるので、バイアス回路はいりません、又増幅した信号の歪み部分は、同調コイルフィルターで、取り除きます
入力電圧が100mvまでが歪みなく増幅できるが500mvは入力オーバー、すなわち、許容入力オーバーです、これはトランジスタ増幅回路の静特性が限界である、すなわち、最大入力電圧の変化に、最大出力電圧の変化が追従できない、(増幅できない)からです、これには、入力インピーダンスをあげるためにエミッターフロワーにして、電源電圧を最大定格電圧まで上げることです
周波数増幅特性はトランジスタ回路内のインピーダンス、リアクタンス、カップリングコンデンサノキャパシタンスの影響で周波数が高くなると、回路内抵抗は低くなるが回路内インピーダンスが低くなり絶縁抵抗が低くなり、増幅した信号がアース側に流れるので損失が大きくなり、帯域内での増幅特性にばらつきができるので、ネガティブフィールドバックという補正回路を入れて、ばらつきを減らします、低周波増幅回路では、回路内の高周波絶縁特性が悪いので損失が大きいのです、
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>周波数をあげると(300kHzあたり)増幅度が上がり1MHzぐらいで下がります。


オーディオアンプは可聴範囲の周波数(低周波)を増幅する物なので、それらに合った
部品で構成されていて、高周波は能力外なのです能力以上のことは出来ません。

高周波を扱うには、それに合った部品を用い配線なども違って来ます。
そして高周波を扱う部品は値段が高いので、コスト的に低周波の回路には
使用しない事が多いのです。

各部品の能力を書き出したのが規格表で、規格の範囲内で使用しないと
最悪時は部品の破壊となります。

プッシュプル動作ではプッシュ側の信号とプル側の信号は正反対の信号を
取り出す為の回路か入力トランスが必要です。
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この回答へのお礼

なるほど。
部品の見直しをしようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/21 00:40

はじめまして♪



スピーカー工作が趣味の一つで、アンプ回路は苦手な者です。

ですので、私が理解出来る概念だけですが、、、

プシュプル、プシュとプル、押す、引くなので、のこぎりで例えてみますね。

のこぎりって日本の場合は引く力で、アメリカ等の場合は押す力で切れるように刃が作られています。

押しても引いても切れるように両刃にすると、戻すときのおがくずを排出出来なくなりますので、そう言う構造なんです。

大きな丸太等を両方に人が居て切る両刃のこぎりも有ります。 このノコギリは交互に刃が取り付けられ、引いても押しても切れて、相互に同じ力バランスで無いと使いこなせないそうです。

アンプのプッシュプルも、相互のバランスが重要ですので、出力段だけでは使い物に成りません。 前段やドライバー段が上手にコントロールする事で1つの道具を二人で二倍以上にも能力を上げる事が出来ますね。

通常ののこぎりを二人で一緒につかんでも、切れる能力はそれほど効果的に上げられませんが、二人でお互いに押したり引いたりするから効率が良くなるんですね。

電池を2本、並列と直列のようなものかな?

素人の考えなので、ご質問者様にとって参考等になるか不安です。
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この回答へのお礼

いい例えで分かりやすいです。
なんとなくイメージがつかめました。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/21 00:42

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