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先日、大学の授業でDNAの翻訳の分野を学びました。
そこで聞いた事を自分なりにまとめます。


DNAの遺伝情報はRNAに転写され、これからアミノ酸配列が決定される。また、DNA上で、アミノ酸に対応する三つ組の塩基をコドンという。
翻訳の際、二本鎖のDNAは、一本鎖に分かれる。そして、3´→5´の向きをしている鎖にRNAポリメラーゼが取りつき、5´→3´の向きにRNAが転写される。このRNAは核膜でスプライシングされて、イントロンが取り除かれエクソンが繋ぎ合わされる。このRNAは細胞質内に出ると、mRNA,tRNA,rRNAになる。rRNAはタンパク質と結合してリボソームとなり、mRNAに取りついて、5´→3´の方向に移動する。この際、mRNA上のコドンに対応するアミノ酸を、tRNAがリボソーム内に運んでくる。こうして運ばれたアミノ酸は次々に結合して、ポリペプチドになる。

ここまではまとめる事が出来ました。ですが、こうしてできたポリペプチドが、どの様にして機能を持つタンパク質になるかがよく分かりません。どなたかお分かりの方は、詳しく教えて頂けないでしょうか?
また、上の僕の記述に間違えがありましたら、それも合わせて教えてください。お願いします。

A 回答 (3件)

ポリペプチドあるいはタンパク質はメッセンジャーRNAにならって2次構造として合成されてから機能と密接な関係がある3次構造をとるようになりますが、自然に3次構造になる場合とシャペロンという別のたんぱく質の働きで機能を持つようになる場合があるのではないでしょうか。

また4次構造というものもありますね。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって、本当に申し訳ございませんでした。
回答ありがとうございました。

頂いた回答を基に、少し自分で調べてみました。
翻訳後のポリペプチドは2次元構造していて、これだけでは機能しませんが、3次元構造になるフォールディンすると、機能を持つようになるんですね。
この考え方に間違えがありましたら、また教えてください。
お世話になりました。

お礼日時:2010/11/25 22:50

ポリペプチドが高次構造を有することによって機能を持ちます。


逆に熱や添加剤により高次構造をもたなくなれば(たんぱく質の変性)それは機能を持たないただのポリペプチドです。フォールディングの他にもアンフォールディングはもちろん,シャペロンやアルギニンなどによるリフォールディングに関することも調べてみると非常に面白いですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
シャペロンやアルギニンなどもあるんですね。調べてみます。

お礼日時:2011/02/06 01:21

ポリペプチドは「アミノ酸が並んでいる」だけではダメで, 適切な高次構造を持つ必要があります. そこのキーワードは「フォールディング」かな.


ああ, あと 1点突っ込んでおくと「3´→5´の向きをしている鎖にRNAポリメラーゼが取りつき」というのは微妙です. 2本鎖 DNA のどちらも「3'→5' の向き」であることに注意. つまり, 2本の DNA は
3'→5'
5'←3'
と並んでいるんだけど, どちらも「3'→5' の向き」といえる.
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、本当に申し訳ございません。
回答ありがとうございました。
また、ご指摘ありがとうございました。

転写されるDNAの決まり方について、自分で調べてみました。
その結果、転写されるDNAは、2本のうち転写開始の塩基配列を持ったDNA、ではないかと思いました。この考えは正しいでしょうか?

お礼日時:2010/11/25 22:37

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