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大原の解答を見ていて、わからない点があります。

第4問、工業簿記の問題で、
製造間接費は3,613,000円で、
その予定配賦額は3,605,000円と計算されます。

そして仕掛品の製造間接費の欄には、
予定配賦額の3,605,000円が記入されています。

そこで質問なのですが、
この問題の場合どこから判断して予定配賦額の値を
仕掛品の製造間接費の欄に記入するということになるのでしょうか?

3,613,000ではダメなのはどうしてですか?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

こんにちは。


以下、ご回答です。

質問内容:

原価差異の8,000円は答案用紙に印刷されています。
予定配賦額と差異が発生したよ というところはわかるのですが、
何がわからないかというと、仕掛品勘定・借方の製造間接費欄に記入されるのは、
常に(どの方式でも)予定配賦額なのかどうかってことです。
つまり、場合によっては実際発生額を記入することもあるのか?と。

回答:

今回の問題の5問目は理解できましたでしょうか?
5問目の問題文にパーシャルプランの標準原価計算を採用している。と書いてあります。
この、パーシャルプランという単語をみたら、仕掛勘定の借方は実績が、貸方が標準と差異がくるんだと判断ができます。一方、もし、この問題がシングルプランで標準原価計算を採用していると書いてあれば、仕掛勘定の借方は標準、貸方も標準となり、前段階の材料・労務費・製造間接費勘定で借方を実際、貸方を標準と差異に分解してしまいます。

このことを理解しているのであれば、第4問目も同じことで、製造間接費勘定の段階で差異の8,000円と
予定配賦額を分解しているわけですから、次の段階の仕掛勘定の借方も予定配賦が利用されます。

*実務上、予定配賦を利用する必要のない企業は、もちろん製造間接費の貸方も仕掛勘定の借方も実績が
きます。遅い請求書等は1ヶ月ぐらい後にならないと着ませんから、月次決算の作成が遅くなります。


質問:

そして、もし記入する額が方式によって変わったりする場合、
それを判断するのはどういった条件からか?といったようなところです。

回答:
上記回答でも触れていますが、差異をどこの段階で認めているかが、判断の決め手です。
今回の4問目は、製造間接費勘定で差異を認め、5問目は仕掛勘定で標準原価差異を認めています。
もちろん、5問目がシングルプランを採用した場合、材料費、労務費、製造間接費勘定で差異を認め
直接材料費差異、直接労務費差異、製造間接費差異が発生します。この3つを合算すれば標準原価差異
と同じ金額になります。

こんな感じでいかがでしょう??

合格しているといいですね!
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この回答へのお礼

御礼が遅くなって申し訳ありません。
おかげでよくわかりました。

前の方の説明でも理解できましたが、
ベストアンサーとさせていただきます。

3名のみなさん、どうもありがとうございます。

お礼日時:2010/11/24 19:41

問題文を見ていないので質問内容から判断しますが、シングルプラン・パーシャルプランについての理解がないのではないか?と思います。

シングルプランは製造間接費勘定の貸方で予定配賦を、パーシャルプランは仕掛品勘定の貸方で予定配賦を行います。
よって仕掛品勘定の借方はシングルプランでは予定配賦額、パーシャルプランでは実際投入額になります。
どのように判断するのかは手を換え品を換えですが、今回では差異が回答欄に記載されているとの事から判断するもの思います。(上記からシングルプランでは製造間接費勘定で予定配賦するので同勘定に差異が発生し、パーシャルプランでは仕掛品勘定で予定配賦するので同勘定で差異が発生する。)
この辺は基本中の基本なので、次回の試験の時には互いの勘定連絡図をしっかり頭に入れて臨んだ方が良いと思います。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなって申し訳ありません。

よく理解できました。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/24 19:39

製造間接費の配賦計算には、実際配賦と予定配賦があります。


ほとんどのケースは予定配賦の出題パターンのようですが、どちらの方法によるのかは問題文の指示に従います。

例えば、過去問125回では、「・・直接作業時間を配賦基準として、予定配賦率により製造間接費を各製造指図書に配賦する。・・」と書いてあります。
今回はどうだったのでしょうか。
このような表現でなく、さりげなく原価差異の金額が書いてある場合もあるのかも知れません。しかし、原価差異があるということは予定配賦のケースだと判断しなければならないことになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/11/24 19:37

製造間接費T字勘定の貸方にある原価差異8,000円は、答案用紙に最初から印刷されているのでしょうか。



そうであれば、製造間接費の実際発生額3,613,000円に対して、ある金額の予定配賦を行った結果、貸方原価差異8,000円が生じたのですから、その予定配賦額は3,613,000円と8,000円の差額である3,605,000円となります。

この3,605,000円が、製造間接費勘定・貸方の予定配賦額蘭と、仕掛品勘定・借方の製造間接費欄に記入されることになります。

問題を見ていないので的外れかもしれませんが・・
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

原価差異の8,000円は答案用紙に印刷されています。

予定配賦額と差異が発生したよ というところはわかるのですが、
何がわからないかというと、
仕掛品勘定・借方の製造間接費欄に記入されるのは、
常に(どの方式でも)予定配賦額なのかどうかってことです。

つまり、場合によっては実際発生額を記入することもあるのか?と。

そして、もし記入する額が方式によって変わったりする場合、
それを判断するのはどういった条件からか?といったようなところです。

よろしくお願いします。

お礼日時:2010/11/22 14:17

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