アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

今日東西線を利用していて「ガクッ」と言う衝撃と共に「急停車します、お掴まり下さい」と言うアナウンスが流れて停車したのですが、こういう放送は自動で流れる物なのでしょうか?
また、どう言った条件でアナウンスされるものなのでしょうか?

停止位置を行き過ぎたみたいで直す為にバックはしましたけど、停車しかけていたせいか「急停車します」とは言われても普段と変わりが無く特に急に停車したなと言う感覚は無かったのですが。

A 回答 (3件)

関東の鉄道従事員です。



昭和50年代初頭頃までに製造された車両の多くは、放送装置はいわゆるアンプとスピーカー、マイクでした。一部の特急車両などでチャイム音の再生機やカセットテープの再生機を搭載してBGM放送が出来た車両もありますが、すべてアナログでした。

50年代中旬が、各車両内にマイクを設置し、このマイクで車内の雑音を測定し、雑音の大きさに合わせて(大きさ以上の音量で)音量を調整する「自動音量調節機能」が着いた時代です。まあ、先行的な機器を開発搭載している会社では、自動放送もあり得たかと思います。

昭和末期には、多くの会社の新型車や改造車で、自動放送が入り始めました。

さて、「急停車します」の放送ですが、車両が走行中、何らかの理由で急ブレーキを取り扱った場合、特に発車直後や停車操作中に掛けると、通常以上にショックが発生します。このショックで車内でお客様が転倒、負傷される事故も発生します。

急停車は事故防止で行った場合、緊急やむを得ない処置のため、避ける事は出来ません。そのためお客様の負傷に対する補償もありません。

それでは余りにも・・・という内容ですので、とにもかくにも、転倒しないで済むよう何かに掴まってください、と言うご案内放送を、自動放送がない時代や無い車両であった場合は、車掌が肉声で行う事に各社しています。

自動放送装置が付いている車両は、一定以上の急減速が発生すると、自動的に「急停車致します」と放送が入る仕組みになってます。

ただこの放送タイミングは、ブレーキハンドルを急停車位置にしたら流れるという設定ではありません。

ブレーキ段はブレーキ弁(ワンハンドル運転装置の車両はブレーキ作動位置)に8段程度の段階が設定されています。数字が大きい方が強いのですが、8段当たりにすると、普通のブレーキ操作段であってもかなり強い減速をします。

一定の速度で走っている惰行運転中(飛行機でいうと巡航中)に8段を使っても、この「急停車します」という放送が入るような減速度にはならないのですが、これが停車のための減速中だと8段目に設定しただけでも減速度が自動的に放送されるほどの減速度に跳ね上がります。

例えば、急停車段がブレーキショックで10として、他の段のショックが段の数と同じ、と考えてください。

ここで自動放送されるタイミングをブレーキショック9以上と設定されていたとします。

ご質問者様が経験された状況をこの設定で再現すると、駅に近づいた列車の運転士が、何らかの理由でブレーキをかけ始めるタイミングを誤ったか、ブレーキの段設定が弱かったかで、ショックが少ない段(8段の設定だと一般に7段目まで)のみで停車させようとしたが、あと少しというところで停止位置に停車できず、このままでは大きくオーバーランすることに気づいたため、例えば、気づいたときに4段に設定してあったブレーキ設定を急に8段に変更した、と言う可能性が高いです。

4段設定で既に電車は減速のために前側に乗っている人の体重が移動する、ブレーキショック4の減速による重心の移動が発生していたところに、8段という強いブレーキに急に切替えた事で減速度が一気に高まり、ブレーキショックが一時的にブレーキショック8が加算され(すぐに平均化されてしまいますが)、順にブレーキ段をあげたときならブレーキショックが8で済むところ、一時的にブレーキショックが12に達してしまった、と言うような状況だったものと思います。そのため、自動放送装置が急停車案内をするスイッチが入ってしまったわけです。一度スイッチが入ったら、決まった内容を放送し終わるまで、スイッチは切れませんので、急停車しないのに急停車放送が流れた、と言う状況になります。

こうなると、例え地以上ブレーキ段の範囲でも、「急停車します」の自動放送が流れます。

瞬間的に越えただけでも流れるので、減速開始時に流れた、と言う経験が、車掌時代に私もあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かに、普段乗っていても駅に止る時に凄い勢いで減速してゆき、掴まっていないと「ふらっ」とする様な事は比較的在ります。でも急停車しますなんて、アナウンスは流れないですからね。

逆に、徐々に減速してゆく時に、強い制動を求めると、現在までに掛っている制動力+急制動の減速率が一時的にかかる為、直ぐに通常の制動力(一番強い制動での減速率)に調整されたとしても、瞬間の減速率を捉えてアナウンスを流す為に、体験したような放送が流れてしまうと言う理解の仕方で宜しいでしょうか?

専門的な方の貴重な回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/19 20:43

15年ほど前、私が乗っていた京浜東北線で川崎の踏み切りの多いところがありますねあそこで、飛び込み自殺があった時も、急ブレーキを効かせている段階で「急ブレーキをかけます」と車掌のアナウンスがあり、それに続けて(飛込みがありました)などと涙声でアナウンスしていたのを思い出します、急ブレーキと書きましたが車のように急ブレーキをかけてる感覚ではなく、急制動かけても車輪はレール上を相当の距離を滑るんでしょうね、電車がブレーキをやや強めに赤信号で停車する程度の感覚です。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

この状況は下の方の回答の中に在った「自動アナウンスが存在しない場合」の列車でしょうか?
自動放送が有ろうか無かろうが、急停車して転んだあとに、お詫びの放送を入れられてもしょうがないですからね・・・

確かに列車の通常減速力と非常減速力を調べて見た所、実際はあまり大差が無いようですね。

基本的に車と違って、線路内に障害物が無い事を想定して走っている訳ですから、いきなり他の電車に割り込まれたから、急にとまらなきゃ。って言う事は無いですもんね。

お礼日時:2010/12/19 20:50

近い差であれば、自動アナウンスだったはずです。

JRや他の大手私鉄も最近の車両には自動放送が付いていたはず

ワンハンドルマスコンかブレーキ弁が非常制動の位置に入ったり、減速度が常用減速度を超えた場合に自動的に流れるようになっているのだと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

それならば、止れるかと思ったけれど、止れないかも。と思って非常ブレーキをかけただけでも、アナウンスが流れてしまうのかもしれないですね。

非情の位置まで持って行くだけで、アナウンスが流れてしまうのはプロの運転手さんとしては、恥ずかしいかもしれませんね・・・。

お礼日時:2010/12/19 20:26

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!