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 私は美術の授業で油絵を描いているのですが、いまいち書き方がわかりません。それで、その作品は9月の文化祭で展示されるので、かなり焦っています!!
 
 授業の担当の先生は、自分のやり方を押し付けてくる割には、どのように作業を進めればよいかわからなくなり、質問すると「自分が思った通りにやればよい」という感じのことを言ってきます。
 また、私は美術部でもなんでもないので、油絵は初体験なのですが、それが人物画なんです。(自分の顔です。)背景→肌の順で塗っていますが、ものすごく色が不自然でのっぺりした絵になってしまいました
 
 2学期には風景画を書くのですが、油絵はきっと今描いている人物画とその風景画しか描かないので、本をかうのは勿体無いと思うのです。
 油絵の基本的な描き方や、テクニックのわかりやすく説明されたサイトを知っている方、是非教えてください!お願いします。

A 回答 (1件)

お答えに沿わなくサイトは知らないのですが、少しだけ書き方に触れたいと思います。



あなたは初心者と言うことですがどの程度のことを知っていますか。また、どんな作家が好きでどんな絵が描きたいのですか。

私も少々たしなむのですが、私は具象画で風景や静物を書いています。

先ず始めの下書きは木炭を使います。
木炭をルツーセで留めたら、コバルトブルーでもう一度デッサンを行い次にイエローオーカーで下塗りをします。
このときに注意をしたいのはこの時点から完成状態をある程度想定して色の濃淡、塗りの厚さを考慮し、「デッサンをする様に」描いて(塗るとは言いません)いきます。
この時点から画面に色を塗るように描いてしまうと画面がのっぺりしてしまう要因になります。
あくまでも絵の具で(描いていく)ことを心がけてください。多少の塗り残し等は気にしないでください。
イエローオーカーで描き終わったら次は完成状態を意識しながら色を置いていきます。
例えば植物の緑の下にはブルーをのせたりします。
これは最終的に緑を載せた場合の発色や緑の塗り残しから見えた時の視覚上の混色の効果を考えて決めていきます。
この辺はある程度経験を積まないと難しくいきなり良いものは出来ません。
また、置き色といって部分的にポイントになるところに全く唐突とも思えるような色をピンポイントでおくこともあります。これも最終的には上に塗る色の発色や塗り残しの間から見える効果を狙ったテクニックです。
一枚の絵の中にはいくつか強弱を持たせる必要があります。ぱっと見て目が行くようなところが有り次に目が行くのが次に強いところというように見る人が絵の中で視線異動を行えるようになるといい絵になってきます。このときに効果的なのが置き色なのですが、私は人物画を書いたことは無いので具体例が出しにくいですね。
人物画で強いところを作るとすると人物の目になるのでしょうか。
人物画で私の知っている重要なポイントはただ似顔絵を描くのではなく、その人物の性格まで現せるような描き方をするということです。
良く路上で似顔絵を描いている人がいますが、まぁ、似ているかなとは思っても決していい絵とは思わないですよね。
彫刻家のロダンはその人物の性格や振る舞いを良く観察し完成した作品は誰が見てもリアルでその人そのものというような感じになっているそうです。
また、画家のアメディオ・モジリアニは出来るだけ絵を簡素化し、その人物の特徴を書き表した作家です。

油絵は感じたままを表現することで個性的な作品になります。実際の色や形に囚われずに自由に書いてください。

尚、塗り残しと表現している所は、筆で塗ったときに一回では完全にはキャンバスの凸凹に埋めることが出来ずに残る部分が出来ますが、この様な部分と、背景と人物などの輪郭の境界部分に少し残る塗り残しの事を言っています。
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この回答へのお礼

良いアドバイスをありがとうございました!!
おかげで何とか絵を完成させることができました。
好きな作家さんと言われると、全然思い浮かばなかったです・・・。

お礼日時:2003/08/31 18:42

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