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以下の問題文その解説を読んだ上で、私の質問に答えてください。

問題文:AはBの3倍のお金を持っていました。その後、Aが4800円、Bが4100円もらったので、AはBの2倍のお金を持つことになりました。最初にA、Bは、それぞれいくら持っていたでしょう。


解説:仮に、Aが4100円×3=12300円もらっていれば、AとBの所持金の額は3倍で変わらなかったが、実際は、4800円しかもらわなかったので、2倍になった。
 ここで、現在のBの所持金を1とすると、
 Aが12300円もらったときと4800円もらったときの金額の差が2-1=1に相当する。
 12300円-4800円=7500円 … 現在のBの所持金
 7500円-4100円=3400円 … 最初のBの所持金
 3400円×3=10200円 … 最初のAの所持金


質問1:解説の中で、「Aが12300円もらったときと4800円もらったときの金額の差が2-1=1に相当する。」
と書いてありますが、何故金額の差が2-1=1に相当するのだかわかりません。
なぜですか?

質問2:解説の中で「仮に、Aが4100円×3=12300円もらっていれば、AとBの所持金の額は3倍で変わらなかったが」と書いてありますが、何故このような仮説を立てる必要があるのですか?

A 回答 (3件)

>何故このような仮説を立てる必要があるのですか?



私はAの所持金とBの所持金をaとかbとおいてしまう方がわかりやすいですけどね。
そうしないのは出題対象やらの関係でしょうか。
もしくは、「こんな考え方ならわかりやすいんじゃない?」っていう解説者側の思い込みのせいですね。

>何故金額の差が2-1=1に相当するのだかわかりません。
私は「3-2=1」に相当すると思うのですが・・・。なぜでしょうか。


解説の解説

Aの所持金:Bの所持金=3:1


(ここから仮定の話)
Aのもらった金額:Bのもらった金額=3:1

だったら、最終的な所持金も変わらず

最終的なAの所持金:最終的なBの所持金=3:1

となる。
(ここまで仮定の話)


しかし、実際はそれぞれのもらった金額は3:1ではない。
その結果、

最終的なAの所持金:最終的なBの所持金=2:1

になってしまった。


仮定の話と、実際の話の差を考えよう。
上記の「仮定の話」で仮定した

Aのもらった金額:Bのもらった金額=3:1

をもっと具体的に、かつ実際の話と比較しやすいようにする。

じゃ今回の「仮定の話」の中では、実際Bがもらった金額「4100円」はそのままに、
Aがもらった金額を「4100円」の3倍の「12300円」もらったことにしよう。


「仮定の話」でAがもらった金額・・・12300円  →最終的な所持金比・・・A:B=3:1
 実際の話 でAがもらった金額・・・ 4800円  →最終的な所持金比・・・A:B=2:1


この二つを比較する。
Aのもらった金額の差は7500円。
7500円多くもらった「仮定の話」のAの所持金はBの「3倍」。
実際のAの所持金はBの「2倍」。

(Bは仮定の話でも実際の話でも所持金は同じなので、現在のBの所持金を1とすると、「仮定の話」のAの所持金は「3」、実際の話のAの所持金は「2」)

つまり、7500円は「3」-「2」=1・・・現在のBの所持金(2行上で1としていた)


以下略。

ちなみに、今回の「仮定の話」ではBのもらった金額をそのままの4100円にしました。
が、Aのもらった金額を4800円のままにして、Bのもらった金額を1600円にしても解けます。

そうすると、Aの最終的な所持金を1とした時、
4100円-1600円=2500円が1/2-1/3=1/6に相当するので
2500×6=15000・・・Aの最終的な所持金
15000-4800=10200・・・Aの最初の所持金
10200÷3=3400・・・Bの最初の所持金

となりますね。こっちの方が分数なんか出てきてちょっと面倒ですね。


だいぶくどく説明しました。分かりにくかったら申し訳ない。

この回答への補足

丁重なご回答ありがとうございます!9割は理解できました。
1つ疑問点が。
12300円:4100円というのは、お金をもらう前の所持金の比と同じですよね。

同じ数を割っても掛けても比が変わらないことはわかるのですが、同じ比の数を足しても比が変わらないのが僕の疑問点です。
何故ですか?
多分僕の基本がかけているのだと思います、、ごめんなさい。

補足日時:2010/12/22 22:20
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No.2の回答者です。



>同じ数を割っても掛けても比が変わらないことはわかるのですが、同じ比の数を足しても比が変わらないのが僕の疑問点です。
>何故ですか?

たとえば、
a、b、x、yが自然数だとすれば

ax:bx=ay:by=a:b

です。

ax:bx

に、同じ比の数

ay:by

を足すと、

ax+ay:bx+by=a(x+y):b(x+y)=a:b

で比は変わりません。


私の解説の解説内の「仮定の話」の数で考えれば、
10200:3400=3×3400:1×3400=3:1(AB最初の所持金比)
12300:4100=3×4100:1×4100=3:1(ABのもらった金額比)

 10200+12300:3400+4100
=3×3400+3×4100:1×3400+1×4100
=3×(3400+4100):1×(3400+4100)
=3×7500:1×7500
=3:1

で、比は変わらない。と。

分かりにくかったらごめんなさい。
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たしかに、なんでこんな解説してるんでしょうねぇ・・・


それが教科書だとしたら、かなり疑問な気がします。

質問1については、おそらく A=3B からBを引いたら2Bなのでしょうか?

質問2については、まぁ、仮説というか蛇足な気がします。

問題自体は、

A=3B と置いて、
(A+4800) : (B+4100) = 2:1

を解くだけで、計算できてしまうので、難しくはないのですけどね・・・
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