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先日、母方の祖母が亡くなり、四十九日までの間、手伝いに行くことになりました。
伯父も伯母も、お寺関係のことは祖母に任せきりだったようで、作法というかマナーをあまり知らないようでした。
これでは、お寺さんに失礼だと思い、質問させていただくことにしました。

祖母の家は真宗大谷派、私の嫁ぎ先は浄土真宗本願寺派です。
まず気になったのは、伯父や伯母がお坊さんのことを「和尚さん」と呼んでいたことです。
本願寺派では、「ごいんげさん」と呼びますが、大谷派は「和尚さん」でいいのでしょか?

その他、大谷派の作法等で気をつける点があれば教えていただけますでしょうか?
よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

私は、真宗大谷派に属する門徒です。



まず、お寺さんの呼び方ですが、地域により異なります。
なので、「何も知らなくてお恥ずかしいのですが、どのようにお呼びすれば良いか教えてください」と素直に聞くのが一番良いと思います。決して失礼なことではありません。
ちなみに私の地方では、ご住職(もしくは住職)と呼んでいます。

また作法・マナーについても、ご住職に聞かれるのが一番だと思います。
細かな点については一度では話しきれないかと思います。大谷派の場合は「お内仏のお給仕と心得」という入門書が本山(東本願寺)から出版されています。本願寺派の入門書も西本願寺から出版されています。ご住職によっては、作法・マナーを伺った時に手渡してくれるかも知れません。

しかし最低限のマナーはあります。それは寺に行くときは「念珠」を持参することです。寺に用意されている念珠は、あくまでも忘れた人のためのものです。

念珠の扱いについては、以下の点に注意してください。
・念珠は、念珠袋に入れていき、カバンやポケットに直接入れない。
・畳や床の上に念珠を直に置かない。
・トイレに行くときは、念珠袋にいれてカバンかポケットに入れる。

念珠の形式は、八宗用念珠などの特別な形の念珠は用いません。
「片手念珠」(もしくは「略式念珠」)と呼ばれる念珠が、浄土真宗の正式な念珠です。(女性の場合に限っては、「八寸門徒」と呼ばれる浄土真宗専用の念珠がありますが、形見としてもらってない限り最初から持つ必要ありません。)

浄土真宗で大事な作法は、合掌礼拝・称名念仏です。
尊前で念珠を用いて合掌し、大谷派は「なむあみだぶつ」(「なんまんだぶつ」・「なんまんだぶ」とも称えます)、本願寺派は「なもあみだぶつ」と声に出すのが作法です。
最初は口を動かしているだけのような小さな声で構いません。(参考までに、適切な声の大きさは自分の耳に聞こえる大きさです。)

最後に「教えて!goo」などネットの情報は、浄土真宗の作法やマナーについてかなり間違えて回答されている方が多いので注意してください。

長文になってしまい大変失礼しました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
呼び方は、地方によって違いがあるのですね。
「ご住職」とお呼びすれば間違いはなさそうですね。

お礼日時:2010/12/26 20:28

私の家は真宗大谷派で一昨年に母を亡くし母の葬儀の喪主をし通夜、葬儀と初七日を併せてやりました(葬儀場)。

49日も葬儀場でやりました。葬儀後7日ごとに毎週お坊さん(住職さん)が家にきて仏壇でお経をしていかれます。百ヶ日まで続きます。この予定表は葬儀の後、住職から貰いました。各仏事の参考のお布施やお礼などの額の範囲も目安としていただきました。金額は決まってはいないけどその位の範囲から頂いていますとのことでした。葬儀に続いて大切なのは49日で親族を案内状を出し執り行います。ご住職(葬儀場の方がそう呼んでいた)のも会席料理(大抵弁当の持ち帰り)と引き出物等の人数に数えておきます。お礼やお布施などは2つの封筒に分けて包みました。葬儀や49日のお経が終わって住職が帰られるタイミングでお礼やお布施(色々な名目の諸費用がありあらかじめ住職に聞いて言われるとおりに内訳を袋に裏書して、引き出物とともにお持ち帰りいただきました。49日までは個人の魂は現世をさまよい仏壇には入れないそうで、仏壇の中の三角の敷物は裏返しにしておき、神棚は閉じて白紙で覆ってテープで止めておきます(住職さんからの助言)。この期間は魂がこの世との未練が断ち切れず個人が住んでいた所や行きなれた所を徘徊したりして自分の死を受け入れるのに必要な期間、自分の帰るべき肉体はもう無いと自覚し生とのお別れするための必要な期間だそうです。この期間は家の玄関に「忌中」と書いた紙を張って喪に服します。49日前は仏壇に赤系統やけばけばしい色の仏花は供えてはいけなく、白や黄色(菊や白ゆり)や淡い薄い色の花と果物などをお供えして置きます。住職(先代の住職はおっさま、今の住職は若住職=50代です)が7日ごとに見えるので色々お話が聞けます。僕の家は普段は高齢の介護度2の父が独居です。49日が終わると百カ日目に身内の親族だけ仏壇の前に集まって住職にお経を上げてもらいます。49日を終わると忌中の紙と神棚の目隠しの紙は取り除きます。仏壇の中の裏敷きの三角の敷物を表側に戻します。亡母の仮祭壇(葬儀場が用意してくれた白いダンボール製の二段のもの)にお骨壺(大小2つ。ひとつはお墓に納骨、他の1つは東本願寺の別院(本山の京都に納める方も見えますが通常その都道府県のもっとも大きい東本願寺)に納骨するもの)と位牌(住職に法名を書いて貰います。法名も○○院を冠したものは高価な戒名料になりますね。)と遺影の額縁写真と仏花2揃いを飾り、葬儀や49日の果物類をお供えし、葬儀とは関係なくお供えのご飯(電気釜の焚きたてのご飯)をお供えしています。1回忌の法要は亡くなった命日の1ヶ月前くらいの間に行うのが慣例だそうです(先日済ませました)。骨壷は1回忌終了後適当な時期に住職と相談して納骨(お墓と東別院)します。浄土真宗は親鸞聖人(開祖)や蓮如上人(4代目)によって広められた宗派で室町後期までは本願寺も転々と場所を移動して石山本願寺に本山が当たっとき、信長の焼き討ちにあって勢力を弱め現在の京都伏見に本山を再興し、江戸時代の末期に浄土真宗の宗派が10派に別れ、その中でも大きいのが西本願寺を本山とする本願寺派(いわゆる西本願寺)と東本願寺の真宗大谷派(天皇家の宗派として知られている)だそうです。なので2大派になったのがそんなに古くないそうです。葬儀があれば喪中はがきを送っておく必要はありますね。葬儀に参列した方は年賀状を送ってこないと思いますが、もう年賀状を投函してしまった人の分は多少届くかも知れませんね。
仏事は冠婚葬祭場担当者やその家が檀家となっているお寺の住職に事前に色々と教えてもらうといいですね。葬儀時に四十九日の法要会場を予約しておきます。私の所は互助会に履いていましたが、予約をしてなかったので葬儀場と同じ場所ではできず、他の葬儀場も葬儀とセットのようで断られ、結局、互助会の系統の他の葬祭場に予約しました。葬祭場で法要を行う場合(家の中の片付けが不要で最近多い)は住職の都合と会場予約を早めにしておいたほうがいいですね。通夜・葬儀と四十九日での費用は香典やお仏前を差し引くと会場費と住職(お寺)の支払い分位の足が出ますね。葬儀は互助会加入満期分(3口36万円)や会員割引分もあって、30万位足がでました(戒名は前払いで取得していたので含まず)。49日は15万位足が出ました(互助会掛け金は父の分も残しておくため未使用)。
葬儀や四十九日、一回忌は出席者の会席料理屋引き出物の関係で予約数(住職の分も含む)を確定し、変更可能限度まで確定できない場合は1~2人分増しで注文せざるを得ないですね(余れば誰かに食べてもらうなど)。
今年、親戚で不幸があり、葬儀と35日に父を連れて出席しました(いわゆる西本願寺の本願寺派)。当日の写真係を頼まれました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
おたんやなどの予定は、ご住職さんから予定表をもらっていましたし、
金銭面のことは私が口出しをすることはできません。
伯父や伯母が、今までお寺さんとのお付き合いをきちんとしていなかったので、
お寺さんに失礼があってはいけないと思い、作法やマナーで気をつける点があればと、質問させていただきました。

お礼日時:2010/12/24 20:03

 これは、旦那寺との関係、お坊さんの地位、使っている方言、などでも違うと思います。



 僕は浄土真宗本願寺派(お西)ですが、ご院家さん、お住持さん、ご住職、などとその寺の代表者には言い、長男でお寺を継ぐ坊さんには檀坊さん、若院家さん、助手のようなお坊さんは伴僧さん、などと呼んでいました。

http://homepage2.nifty.com/NYAMANI/Q%26A/Q%26A15 …
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2830854.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
http://hanahanakaikan.com/faq.php?page=&id=20100 …

などがご参考になるかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2010/12/24 19:55

うちは浄土宗ですが、「和尚さん」をなまって「おっさん」と呼んだり


「御院家さん」が「御院さん」になり、さらになまって「ごえんさん」と呼んでいます。

これは宗旨宗派の違いではないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
自分なりに調べたところ、浄土真宗伝道協会のHPに、
「ご院家さんと呼んでね。お尚さん、方杖さん、上人さんとはいいません。」
とありました。
やはり、宗派によって呼び名が違うようでした。

お礼日時:2010/12/24 09:45

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