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パソコンでの地デジ録画でPT2でts抜きなどいわれてますが
これは日本だけの状況なんですか?

アメリカ人なんかは、なんも苦労しないで地デジ録画ライフを
満喫してるんでしょうか?

A 回答 (3件)

アメリカには法律用語としてのfair useというものがあるのですが


フェアユースという概念自体が日本では定着していません。

ゆえに、"正当なコピーの権利"というものが軽視され
犯罪防止が優先される結果を生んでいます。
現状、世界で唯一、無償の地上波デジタル放送へのDRM導入が行なわれています。

実際にはDRMをとりのぞく方法は存在し
海賊版DVDなどの根絶の決め手とはならず、結果的にはDRM導入は、単純に
一般消費者がもっとも不便な思いをするために作られた仕組みです。


先日東芝とSARVHの裁判において、東芝勝訴の報がありましたが…
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1012/27/n …

SARVH側の主張は、コピー回数の制限があったとしても
コピーできるのであれば私的録画保証金を強制的に徴収できるとしたもので
今後控訴が予想されるものの、今後の地デジ専用対応レコーダーにおいては
私的録画保証金が附加されない見込みとなりました。
(家電メーカーとしては適用外と判断された場合、保証金分の返還手段が大負担だもの)


著作権にうるさい組織として、世界でもっとも有名なのは
あのThe Walt Disney Companyなのですが…
この放送局まで傘下に持つ大企業があるアメリカでさえ
無償放送の地上波デジタル放送に、DRMをかけるようなことはしませんでした。

違法コピーはそれを行なう人の問題であって
合法なコピーや変換などについて、個人の自由を制限しないわけです。


日本ではTS抜きができる機器を脅威かのように報じた例がありますが
世界では、それは普通、あたりまえの機能でしかありませんでした。滑稽です。


PCにはMythTVのような、汎用的なマルチメディア共有システムもありますが
日本では、アナログ放送では利用できるものの、地デジ対応に関しては
入手難のパーツを使わざるを得ないなど、利用自体が困難となります。
(MythTV自体は、流行りのUbuntuでも手軽に導入され
MacOSX,Windowsもクライアントとして利用可能です。)

5年前のPCで普通に使われてきたLAN共有のTV視聴録画システムを
DTCP-IP対応機器に買い替え、置き換えたとしても
リアルタイムの遠隔視聴はできず、録画してから見るしかない。

デジタル化を利便性ではなく、消費者束縛に使うのが日本式地デジです。


半面、米国ではMythTVは数年前に地デジ放送に対応として使われていて
利用するPCの性能などについての制限もゆるいものとなります。

端的な違いは、HDCP非対応のモニターでも普通に使える。


地デジと共に普及した高解像度映像も、自由に変換できますし
PSPや携帯電話への転用も自由にできます。
640x480のNTSC並のSD画質に変換すれば、大量蓄積も容易です。

でも、それをFair useと考えず
コピーするなら保証金を払うべきという主張が横行する
そういう国と考えることができます。

より具体的に言えば、政治や行政が国民をなめている国と言えます。
それは、たとえば東京都条例に関わる騒動などにも見られます。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます!!
こんなことしてるのは、やっぱり世界で日本だけなんですね。

お礼日時:2010/12/31 08:31

No.1の方のおっしゃる通り、日本は独自の地デジ規格を使っていて、放送されるデータにはプロテクトが施されてますね。



無駄なあがかと言うか、見苦しいというか…
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この回答へのお礼

テレビ業界は地デジのコピーが厳しいわりには
肝心の中身が劣化してるのがなんとも救いがたいですね・・・

お礼日時:2010/12/31 08:30

確かに、地上波にプロテクトなんてバカなことをしているのは日本だけですね。

海外だと録画やコピーは自在ですが、録画文化は日本だけの物と言ってもよく、欧米でレコーダーはほとんど売れていません。
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この回答へのお礼

> 録画文化は日本だけの物と言ってもよく、
> 欧米でレコーダーはほとんど売れていません。

これは初耳でした。回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/31 08:28

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