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高校生です。

最近、夫婦別姓を望む男女5人が東京地裁に提訴することを決めた、というニュースがありましたよね!
それについて、小論文を書きたいのですが、
いろいろな意見を聞いて考えたいので、よろしくお願いします(>_<)!

ちなみに、私は夫婦同姓を強制するのは反対です。
同姓にしたい人はしても良いと思いますが、したくない人まで無理矢理改姓させられるのは良くないと思ったからです。


賛成意見も反対意見もたくさん聞きたいので、
皆さんどうかよろしくお願いします!!!

A 回答 (7件)

法律というのは、案外その国の歴史とか文化などを背負っているものです。



夫婦別姓は単純に「男女が別の姓を使用できる」というものではありません。

そもそも似たような文化である、韓国や中国はなぜ別姓なのでしょうか。
これは文化的宗教的に「先祖信仰」を重んじる儒教文化が強いからです。また、放牧民族特有の敬遠関係のタブーを織り込んでいるから、とも言われています。
つまり、先祖を大事にすること=子孫を絶やさない、ということであり女性であっても先祖と同じ姓を使うことで、血縁関係が途絶えないようにしているわけですし、同じ苗字の男女は結婚できない韓国の民法などは、同じ血縁関係だけで結婚を繰り返すと先天的な遺伝が現れて一族が絶えてしまう、という放牧民族の知恵が反映されてる、とも言われています。

外国でもやたらに長い名前をつける習慣がある民族がありますが、これも自分の名前・お父さんの名前・おじいさんの名前・過去に偉大だった特別な人の名前(直系であることを示す)・洗礼名・家族名のようにあるルールが確立されていることがほとんどです。

日本のように、民族的文化的背景を考慮せずに世俗的な要求だけで夫婦別称が論じられる国はあまり無いのではないでしょうか。

つまり、今後日本が夫婦別姓を導入したら、日本のお墓のスタイル、墓参のスタイルまで変更を余儀なくされるかもしれません。

こちらの墓は「○○家先祖代々の墓」と書いてあって、隣は「××家、△△家の墓」と書いてある別称だが一緒に墓に入りたかった夫婦の墓、ができるかもしれません。またその子供が結婚して別姓を選択したらどのような墓をたてるつもりなのかなど、日本の宗教観(先祖供養)が変化してくることも考えなければなりません。

他方で刑法の尊属殺人の規定が判例で違法とされたように(現在は法令改正により削除)新しい現実に合わせて法律も整備する必要があります。
私は個人的に夫婦別姓そのものを否定するつもりはありませんが、少子化で子供が負わなければならない負担まで考慮して、夫婦別姓が議論されているかはとても疑問です。

小論文を書くなら、是非社会に与える影響まで視線を伸ばして作成することをお勧めします。様々な問題点が浮かんでくると思いますよ。
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この回答へのお礼

詳しく回答してくださって本当にありがとうございます。
韓国などが夫婦別姓にしているのにはしっかりした理由があったのですね…。
そう考えると、確かに日本は何故別姓を訴えているのかよく分からなくなってきました(・・;)
軽々しく夫婦別姓にしたら将来にも凄く影響するんですね。
私は、そこまで深く考えていなかったのでとても勉強になりました。
社会に与える影響についてもよく調べて書きたいです。良い小論文が書けるよう頑張ります!
ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/13 18:49

 私はこの問題にはほとんど関心がないのですが、気楽な考えを書いてみます。

そもそも明治時代になるまで、日本人の9割は姓は持ってなかったはずですよね。苗字帯刀が許されていたのは全人口の1割にも満たない貴族・士族の方達だけですから。明治になって全員が姓というか苗字を登録することになったわけでしょうが、かなり適当だったと思いますよ。明治維新のころなんて文字の読み書きができない人の方が圧倒的多かったでしょうから、自分でつけたとは思われません。農家なら(当時日本人の7~8割はこの職業かな?)名主さんとこいって書いてもらったのを役所に届けたとか。名主さんも考えるの面倒だから、「お前も田中でいいだろ」みたいな。そうでなきゃ地域によって重複する苗字が多すぎることの理由がつきませんよね。また、日本国土のほとんどが自然に囲まれてたわけですから、当然、田、川、石、沢、谷、山、海、なんていう自然をモチーフにした漢字が苗字に入っていることが多いのもうなずけます。では夫婦同姓の戸籍登録についてですが、私が思うに同姓登録反対の理由は人によってさまざまな気がします。1、自分の苗字を愛しているから変えてたくない、2、江戸時代前からの「名家」の称号を捨てたくない、3、相手の苗字に変えて登録するのは、なんか人格否定されてるみたいで面白くない、4、いまさら変更するのはいろいろ面倒だ、と理由としてはこれらのどれかだと思います。勿論、複合してる場合もあるでしょうが。おそらく多いのは3番と4番だろうと思います。前に1番を理由に熱弁ふるってた女性に、「君の苗字の由来は?」と聞いたところ「.....知らない」というので、私は「そんなことも知らないってことは君は自分の苗字に関心もってないね」と少々イジワルなことを言った覚えがあります。はっきり言って別姓は周りからすると家族であることがわかりづらくて面倒です。笑。小学校の先生「村田君のお母さんの佐藤さんですね。」とか、「佐藤さんのお子さんは、確か村田君でよかったでしたっけ」とか。「もしもし...はい佐藤です。......あれ?すいません間違えてかけました。ガチャッ...村田のやつ間違った電話番号教えたな」とか、「えっ?佐藤は村田の妹だったの?」とか、そのうち家族内で、佐藤vs村田の抗争がおきちゃったりして。笑。私はバンドと一緒でやっぱりグループ名は一つの方がいいんじゃないかと単純に思います。ミュージシャン個性強くて人格バラバラだけどまとまってられるのはやっぱりひとつ名のグループだからじゃないのかな。私は個人的には「賛成派」「反対派」両方の意見をとりいれて、もっと創造的な提案ができないものかなーとも思うのです。男女が結婚したらどちらの旧姓でもない全く新しい苗字を二人でひとつ考えて、登録してよろしい。なんてのはどうです?「二人で新しい家族をこれから作ろう」みたいな、夢があってよくないですか?笑。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

そうですね、やっぱり別姓にするとなにかと不便だし混乱しますよね…;

うわぁ(^o^)それはすごいですね!!面白いです(笑)
それくらい柔軟な考え方ができたら、もっと選択肢が広がって、本当に良い選択ができると思います!

参考になりました!!
ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2011/01/16 10:06

>ちなみに、私は夫婦同姓を強制するのは反対です。



私自身も、「夫婦同姓を強制するのは反対」です。
ですが、それは、昔も今も、結婚した女性が、自分の意思に反して、仕方なく男性側の「姓」を受け容れざるを得ないからという理由によるわけではありません。

私の場合、そもそも、結婚とは何か? 結婚するとどうして夫婦は姓を一本化する必要があったのか? 婚姻制度と家制度(氏姓制度)とがどうして伝統的には密接に結びついてきたのか? という疑問をずっと抱いてきたからです。

ですから、「夫婦同姓を強制するのは反対」と言っても、より視野を広く取って、婚姻制度、法律婚とは何か?とか、その歴史的、社会的意義や価値は何か?という問題意識とは切り離し、単独で「夫婦同姓」の是非を議論しようとしたところで、結局のところ、不毛な水掛け論に終わってしまうことが懸念されます。

また、現代人が何となく依拠している民主主義や個人主義を前提にして、だから個人の意思や個人の姓は尊重されるべきとかと何となく主張するだけでは、そもそも男女の純粋な愛情で結び合っている恋愛関係を続けていれば、「夫婦別姓」問題に直面することも、悩むこともないという考えも生れてきますよね。
なのに、われわれが遠い昔から、敢えて男女いずれかの姓を犠牲にして、社会的、法的な契約としての法律婚の関係を結ぼうとしてきたのはなぜか?、と。

なお、ミドルネームという代案も一見合理的に見えますが、これも徹底的に貫こうとすると、孫に当たる者は両親の姓のみならず、さらには祖父母の4種類の姓を継承せざるを得なくなってしまいますよね。

>同姓にしたい人はしても良いと思いますが、したくない人まで無理矢理改姓させられるのは良くないと思ったからです。

お気持ちはわかりますが、まずは、姓というのは決して個人の意識や心情だけの問題ではなく、歴史的には家制度及び婚姻制度と密接にリンクしてきた問題であるだけに、自分自身の本当の意味でのアイデンティティ(自己同一性)を姓に委ねたり、結び付けたりしすぎると、結果的に自分自身のアイデンティティを希薄化させることになりかねないような気がします。

なお、本当に考えるに値する重要な問題ほど、簡単に、短時間では明解な答えが出てこないはず、と私は経験的に実感してきました。
ですから、質問者さんがこういう問題を考える際には、はっきりと割り切れるような答えを出そうとするよりも、他の人がなかなか気付きたがらない疑問や謎を探し出そうとすることこそ、実は本当の意味での正解に近づくための最短ルートだと思います。

以上、少しでも参考にしていただければ幸いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。私は、ただ自分の感情だけを理由にしていました;
姓には歴史があるし、いろいろな制度も絡んでいるので個人の感情で判断することはできませんよね…。

敢えて姓を捨てて法的に結婚するのか、本当に不思議です。

この問題は、一筋縄ではいかない複雑な問題なんですね。問題点がたくさんあります;
疑問や謎を色々探し出して、より深く考えてみたいと思います。
とても参考になりました。本当にありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2011/01/14 16:13

夫婦は同姓であるべきだ、というのが日本の伝統として定着していますから、それでいいのではないですか?



と、いうより、別姓は中国・朝鮮人が日本人とペーパー上で偽装結婚をする犯罪がやりやすくなりますから、反対です。

例えば、日本人と偽装結婚、別姓でいいのなら抵抗がありませんし怪しまれません。日本にやってきてビザを取得、離婚して日本で働き始めます。

中国人は13億人います。

質問者様は高校生ですよね。そんなやつらが日本にやってきて、君が大学出て働き出すころには、君の就職口はバイトでもあまりないかもしれませんよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに、今、中国人は日本にたくさん来ていますね;日本の方が収入を得られるなら、しかも同姓にしなくても良いならどんどん来て日本を乗っ取られる(?)かもしれないですよね…

お礼日時:2011/01/13 21:45

事実婚に関しては、欧米諸国と同様に、日本もとっくに夫婦別姓です。


事実婚とは、入籍せず、同棲生活を送るという事ですから、事実婚で夫婦別姓を禁止する法律はないです。
法律婚と事実婚は分けて考える必要があります。
法律婚だと、事実婚とは違い、遺産相続に関して有利になります。
当局によって選択的夫婦別姓制度が検討されていますが、国会では制定に向けての審議はされておりません。

同じ日本国民であっても、
純粋な日本民族(大和民族)の方々には夫婦同姓つまり夫と妻の名字が同じである事には全くの違和感を感じないでしょうが、
結婚や移住で日本に帰化して日本国民となった中国系と韓国・北朝鮮系の人々にとっては、
日本の現行の法律によって夫婦同姓を強制される事は、非常に精神的な苦痛になっておるそうです。
なぜならば、中国、韓国、北朝鮮は、太古の昔から夫婦別姓なので、夫と妻の名字が別、お母さんと子供の名字が別なのです。

夫婦別姓政策、日本人と結婚する中国人女性に福音 日本性名乗る苦悩なくなる
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=3 …

もう、日本社会は、日本国家は、純粋な大和民族だけのものではありません。
大日本帝国が1945年に第二次世界大戦で惨敗するまで20世紀前半、
台湾、朝鮮半島、中国の東北と沿岸は日本が支配していたという歴史的背景から、
祖父母か親などの親族が日本に移住して、後に帰化して日本国民となった中国系と韓国・北朝鮮系の人々が沢山います。
夫婦別姓が当然の中国・韓国・北朝鮮出自の日本国民にとって、
法律婚において法律によって夫婦同姓を強制される事は、非常に精神的な苦痛になっています。

あなたが現役の真面目な大学生なら、憲法に関する講義で、自由民主主義国家における憲法とは何かについて以下の事を教わっているはずです。
憲法と法律の違いとして、憲法は国家権力を制限するもの、憲法は恒久的な価値を示すもの、憲法は理想を示すもの、である。
憲法とは国家権力を制限して国民の権利・自由を護るものである。
フランスやアメリカの憲法や今の日本国憲法などの近代以後の自由民主主義国家の憲法とは自由の基礎法であり、
その核心的価値が「個人の尊重・個人の尊厳」である。
この核心的価値に基づいて、目的としての人権規範、手段として統治機構として憲法が構成されている。
個人の尊重とは、人としての尊重と共に、個としての尊重があり、個としての尊重とは、人は皆違う、多様な価値観を受け入れるという事です。
それは、国民の少数派の権利・自由をも守り、多数派による少数派への理不尽を許さないものでもあります。

夫婦同姓を強制されるのは、家族の名字が違うのは当然の中国や韓国・北朝鮮が出自の人々に、
精神的な苦痛をもたらすという個人の尊重・尊厳を踏みにじっているので、憲法違反になるはずだ、と解釈出来ます。
生粋の大和民族でなくとも日本国民である以上は、そのような憲法違反の法律の廃止などの法改正を請願する権利もあります。
国家権力を制限して国民の権利・自由を護るものである憲法が、少数派の自由への弾圧となる法律の存在を黙認してはいけないのです。

日本国民は、皆同じではないのです。
夫と妻、祖父と祖母、お母さんと子供それぞれ別々の名字と、家族の名字が違うのは当然の中国や韓国・北朝鮮が出自の人々が、
結婚したら、慣れ親んだ名字を捨てて夫と同じ名字を強制されて、家族みんな同じ名字に強制されるのを凄く嫌がっているんだから、
そんな人々の為に、選択的夫婦別姓制度を導入したっていいじゃないですか。
そもそも、家族の名字が同じなのは当然の大和民族までもが夫婦別姓を強制される訳ではないんですから。

欧米諸国では、借り腹思想などの男尊女卑で夫婦別姓となっている中国・韓国・北朝鮮とは逆で、家族愛を大切にするキリスト教の影響で、
オバマ大統領夫婦や、米国女性初の大統領を目指すヒラリー・クリントン国務長官や、ドイツの女性首相アンゲラ・メルケルは、
夫婦同姓、夫の性を名乗っている通り、夫婦同姓を当然とする夫婦同姓文化圏ですが、
人口を増やす為の積極的な移民政策から夫婦別姓文化圏出身の移民者への便宜の為として選択的夫婦別姓を導入しました。
日本も少子高齢で人口減の国力低下を防ぐ為の大量移民をやらざるを得なくなれば、選択的夫婦別姓制度を導入せざるを得ないでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
資料も添付してくださり、本当に感謝しています!


私は去年中学校を卒業したばかりの高校1年です。
中学校では授業も浅く、高校では世界史をやっているため知識が足りませんでした;
なので、すごく勉強になりました。

自分でも調べて、法律や憲法をもっとよく学びたいと思います。
ありがとうございました!

お礼日時:2011/01/13 20:52

夫婦同姓は、戸籍法で定められた法律です。


法律は、強制力がなければ無意味です。
夫婦別姓にしたいなら、内縁関係の夫婦で通せば良いだけです。
日本が中国や朝鮮・韓国の例に倣う必要はありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!!
そうですか、確かに法律なら強制することが必要ですよね…
国の決まりが、曖昧なものだったら駄目ですもんね。
すごく参考になりました。ありがとうございますm(__)m

お礼日時:2011/01/13 16:28

ミドルネームにしたら。



鈴木佐藤ひろみ。とか
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この回答へのお礼

あっ…
全然気づきませんでした;
ミドルネーム使うように気を付けます!
ありがとうございました!!

お礼日時:2011/01/13 16:30

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