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エンジンオイルには化学合成オイルと鉱物油オイルがあるそうですが、どちらがいいのでしょうか。

鉱物油の方が値段が安く品質も安定しているとも聞きますし、普通に走る程度なら鉱物油で十分なのでしょうか。

よろしく。

A 回答 (6件)

>化学合成オイルと鉱物油オイルがあるそうですが、どちらがいいのでしょうか。



技術的に言うと、基本的に同じです。
エンジンオイルに関しては、値段=品質・性能ではありません。
日本国内外で走行する場合は、鉱物油でも何ら問題ありませんよ。
現実的には、アメリカ国内で開催している「インディーズ」でも鉱物油を使っています。
但し、質問者さまが「平均時速300キロで数時間走行する」また「急停止・急減速・急加速を行う」必要性があれば別ですが。

面白い実話です。
香水が発達した理由は、「体臭を隠す」目的ですよね。
では、化学合成油が発達した理由は?
アラブ産原油から精製した潤滑油の品質が、劣るからです。
(アメリカの鉱物油は、ペンシルバニア産原油から精製しています)
そこで、各潤滑油精製メーカーは「各種添加剤を加える」事で対応したのです。
各種添加剤が発達すると「何だ。化学合成出来るじゃん!」となった次第。
当然、原油から精製するよりも原価が多く必要ですから、販売価格も高くなります。
販売店の利益幅も上がります。
「鉱物油<部分化学合成油<化学合成油」と性能・品質がUPする!と商売を行う理由ですね。
すし屋で「鰯よりもトロ」を勧めるのと同じです。一貫で、トロの方が利益幅が高いのです。
本当は、鰯を勧める方が経営的には成功なんですがね。

>鉱物油の方が値段が安く品質も安定しているとも聞きますし、普通に走る程度なら鉱物油で十分なのでしょうか。

面白い報告があります。
(大前提として、メーカー指定グレード+メーカー指定粘度のオイルを準備)
化学合成油指定の自動車に、鉱物油を入れても(電子顕微鏡で見れば分かりますが)大きな不具合は発生しません。
鉱物油指定の自動車に化学合成油を入れると、目に見えて不具合が生じます。
何故だと思いますか?
化学合成油は、鉱物油に比べて「強い吸湿性+強い浸透性」があるのです。
例えば、新品時に5W-40の粘度でも、数ヵ月後には粘度が変わっています。(吸湿性)
例えば、鉱物油仕様の自動車に化学合成油を用いると、高い確率でオイルにじみが発生します。(浸透性)
つまり、鉱物油が安定した品質を保っている証拠なんです。

先のすし屋ではありませんが・・・。
年1回トロを注文するよりも、年2回鰯を注文した方が「健康+お財布」にも良いのです。
格闘家は、トロを多く注文する必要があります。^^;
自動車も、同じです。

余談ですが・・・。
カストロールは、「菜種油を潤滑油」として製造・販売してきた会社です。
今でも、社名に残している歴史ある会社です。
つまり「テンプラ油」でも、高速回転しない産業革命時代のエンジンには潤滑油として利用出来たのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

あまり商業主義に乗せられないように気をつけた方がよさそうですね。

お礼日時:2011/01/18 10:31

いっしょだよ。


化学合成オイルって車業界で使う呼称
鉱物油オイルって機械業界で使う呼称(呼び方)
表現が違うだけ。

機械業界だと、グリスみたいな高粘度の油使ったり
ひまし油(植物油)使ったりする。
車の環境以上にいろんなところで使われる。
高温、低温、高圧、高回転等

グレードさえ合ってれば、中身は同じと考えていいですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

レースでもしない限り、どちらでもいいということですね。

お礼日時:2011/01/18 10:37

>粘度の低い物が多いみたいですね。

省エネを考えてのことでしょうか。
そう考えて良いです。

オイルの性格などを作っていく上で、出来なかったことまで技術の向上で出来るようになりました。

低粘度オイルは化学合成油の方が作りやすいからです。
鉱物油でも20Wや5Wなどの低粘度オイルが作られています。

低粘度オイルの方が柔らかいので、エンジンの始動性が良く、燃費の向上に効果的です。
また、低粘度オイルの弱点は高温側でしたが、数値は20でも、十分日本の夏に対応できる性能を付与されています。

ただ、現在の日本車のエンジンは、エンジンオイルに過酷な労働を強制しています。
オイルにそれほどの寿命を与えられない環境になりつつあります。
できれば、ショートスパンでオイル交換はやった方が良いと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

低粘度オイルはさらさらしていて普通に走るにはいいのですが、高速道路を長時間走っていると、なんかエンジンがだれてくるように感じますよね。エンジンはピュンピュン回っているのですが、スカスカになってるみたいな。^^

お礼日時:2011/01/18 10:35

>どちらがいいのでしょうか。


概ね、化学合成油の方が成績としては良好です。

アブラをこねくり回して成形したのが化学合成油です。
その分、高価です。

1番を求めるならば、必要なオイルです。
順位が必要でないのなら、ただのオーバースペックです。
街乗り程度なら安い鉱物油でも十分な働きをします。

化学合成油は、高性能であるが故に、短命でもあります。
鉱物油の方が、適度な性能のため、しぶとく生き残ります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

ところで、最近はカーショップで売られているオイルは、粘度の低い物が多いみたいですね。省エネを考えてのことでしょうか。

お礼日時:2011/01/17 22:58

お財布次第でしょう。



ごく一部の例外を除いて
100%化学合成オイルが最も良いことははっきりしています。

その他、車種にも寄ります。
外車には必ず100%化学合成オイルと思って下さい。

値段が気になるならこの際何でも良いです。

最低限定期的に交換して下さい。
長く乗りたい場合は
取説の半分以内の距離で交換して下さい。

もちろん、良いオイルを使うに超した事はありません。

当たり前ですが
ちっとも優れていないのにより高い値段を付けたならば
製品としては完全に淘汰されます。

ですので高いオイルは高い理由があります。

あとはお財布次第です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

高速道路ばかり走るなら化学合成オイルの方がいいみたいですね。

私が乗っているのは91年式のホンダ ビガーで、新車で買ってもう20年。277,000km走ってます。エンジンは今でも快調で何の問題もないのですが、いままでオイル交換は6,000km毎くらいで交換してました。そんなにこまめにメンテもしてなかったのですが、なぜかエンジンは快調なんです。

お礼日時:2011/01/17 22:56

スポーツ走行をするなど、シビアな状態でエンジンを使うのであれば


特性の安定している化学合成オイルを使うのが望ましいですが、
一般的な街乗りならグレード(SL, SM等)と粘度さえ合っていれば
鉱物油でも全く問題ありません。

ガソリンスタンドやカー用品店ではしきりに化学合成オイルを勧められますが、
真に受ける必要はまったく無いと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

普通は鉱物油でいいんでしょうね。

まあ、てんぷら油はダメでしょうが。^^

お礼日時:2011/01/17 22:51

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