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お世話になります。

昔の凧は揚げるのに大変テクニックがいりました。
一般的な所で、奴だこ、四角凧、駿河凧などありましたが、どれもあげるのが大変でした。
特に左右のバランスをとるのが難しく、そのために尻尾をつけたり、伸ばしたり、切ったり。
伸ばしすぎて自重に耐え切れずにあがらなかったり、くるくる回ったりと、とにかく大変でした。

しかし、外国から入ってきた(アメリカか?)ゲイラカイト(商標名ね)は大変あげやすく、あっという間に100mぐらいの高さに上がっていきます。
子供心にも
「今までの苦労は何だったのだろう? 日本の凧が外国製の凧に負けるなんて」
と苦悩したのを覚えています。


さて、なぜゲイラカイトはあげやすいのでしょうか?
反対になぜ日本凧は揚げるのに難しいのでしょうか?

科学的に教えてください。

A 回答 (5件)

和凧、市販のものの多くは粗製乱造というか、バランスも含めてむちゃくちゃのものが結構あります。

和凧だからではなく、もともとバランスが良くないから揚らないものが多い、と考えます。ちゃんと調整された凧は、子供でも揚げられます。いわゆるゲイラカイト、工業製品に近く、骨がプラスチックだったりするのである程度の精度が保てます。糸目も1箇所(または強風弱風の2箇所)なので調整も要りません。初めから揚る状態で売られています。和凧も、ちゃんとした人が作れば無調整でほぼ上がります。尻尾も要りません。

なお、ゲイラカイトも風によっては変な特性がありまして、いきなり急降下したりもしますね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
和凧は骨が竹ひごですもんね。
僕も買った四角凧の上辺の骨に変なところに節があり、どうやって調整しても反りが偏ってしまって困ったことを覚えています。
まあ、いわゆる「ハズレを買った」と思うしかないんでしょうね。
昔はそれでよかったんですよね。

いろんな商品にハズレがあった。そういう時代だった。
「ハズレを買っちゃった」
「ハズレを買わないようにしなきゃ」
「百貨店はハズレを売らない。ハズレを売るのは二流店」
「ハズレを使いこなすのはウデ」

こういう時代をすごしたから、みんな目を肥やす術やウデを上げる術を覚えていった。

今、ハズレ商品なんて買ったらとんでもないことになりますからね。
「ハズレなんて存在自体を許さない!!」
これが今の日本国民ですもん。

ま、そのおかげで日本の工業製品のクオリティが高いわけですが。

どっちの時代がいいのやら・・・


ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/01 21:45

これは私見なのですが、次のような理由だと思います。



凧が受けた風の利用効率が違うというのが大きなポイントだと思います。

ゲイラカイトの骨は上向きの矢印(↑)の形で入っていて、風を受けたときに凧の向こう側が膨らんだ形になります。
この形になることにより、効率よく風を受け止めることができ、しかも受けた風を凧の下側に多く受け流すため、効率よく上昇できると考えられます。

これに対して、やっこ凧や四角凧のような和凧は凧の左右方向に反っていて凧の手前側が膨らんだ形をしています。
この形のため、凧が受けた風は下側だけでなく左右にも受け流されてしまいます。
これが、和凧を揚げにくい理由の1つだと思います。

しかも、ゲイラカイトはプラスチックやフィルムのような均質な素材を使用しているため、見た目で左右対称に作ればバランスもとることができ、和凧のように尻尾の長さでバランス調節する必要がありません。風を受けたときのしなり具合も左右対称です。

一方、和凧は竹ひごや和紙などの自然素材を使用していますので、左右対称に作っても微妙にバランスがとれないことがありますし、竹ひごの節の位置によっては風を受けたときのしなり具合も左右対称になりにくいです。
これも、和凧を揚げにくい理由の1つだと思います。

ただし、ゲイラカイトは風の利用率が高いため、急に風が強く吹いたときに小さな子供では危ないくらいの力で引かれてしまいます。

その点、和凧は急に風が強く吹いても凧の左右がしなって受け流してくれるため、小さな子供にとってそれほど危ない力で引かれることはありません。
これは、風の変化に対しても凧が左右別々にしなってくれることで、ある程度凧の方でバランスを保とうとしてくれることにもなります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほど、確かにゲイラカイトは空気を包み込むように受け止めていますね。

お礼日時:2011/01/26 18:00

ゲイラカイトはNASAの元技術者が開発したという触れ込みでアメリカからやって来ました。



つまり、航空力学等を考慮されて設計された凧と言う事になります。

対して和凧は自然を友として勘で作られて来ました。

ですから、上げ易さとしてはゲイラカイトに分があるでしょう。しかし完成された設計なので変化に乏しく、雅な和凧の方が色々なバリエーションが考えられ、面白さでは軍配が上がると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

NASAが絡んでましたか。
そういえばあの目玉のデザイン、宇宙人っぽいですね。

お礼日時:2011/01/26 17:58

これも答えではありませんが、ゲイラカイトは簡単に挙がるのですが、不安定でどんなに高く挙がっていても一瞬で落下します。


昔からの凧は一度高空に揚げればほとんど落ちません。
またゲイラカイトで連凧は作れません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

あまりにも簡単にあがるのも考え物ですが、日本凧はあまりにもあげるのが難しかった。
遊びというのはどんなものでもある程度の難しさがあればこそ、成功した時の達成感や上手になりたい!という欲求がみたされるものですが、日本凧はその奥深さを感じる前に挫折する子のほうが多かったと思います。
なにせメンコやビー玉、ベーゴマと違い、自然を相手にするものですから。
まあ、メンコやビー玉の場合は物理学を操る必要がありましたがそれより人間関係を操る面白さもありましたからね。強すぎる奴、強すぎるアイテム(デカメンコとか)にはハンデをつけるとか、年下の子にはただでメンコやビー玉をあげて仲間に入れてやるとか、よその学級や学年に遠征にいって勝負するとか。

今どきの子はこういう遊びをするのかな? 

お礼日時:2011/01/26 17:56

直接の答えではありませんが、私の記憶では伝統的な和凧のほかに飛行機凧というものがあったと思います。

これは文字通り飛行機の形をした、細い木の枠に紙を張ったもので、風さえあれば上がっていくのでつまらないように思った記憶があります。ゲイラカイトは基本的には、この飛行機凧の子孫ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

飛行機凧、見たことがあるようなないような。。。

お礼日時:2011/01/26 17:51

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