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私は首都圏在住ですがここ何年か冬になると「大雪のため今夜発の○○号は運休となります」の文字をよく見るようになりました。
切符を買ってある人にとってはさぞ迷惑な話かと思います…

相次ぐ廃止で夜行列車自体が少なくなりましたが北陸号、能登号(定期)が運転していた頃は運転する方が珍しいくらいの年もありました。(数年前のことと思います)

夜行列車が多数運転されていた国鉄時代、雪の季節の運転状況はどうだったのでしょうか。私は国鉄時代の記憶はほとんどありません。

大雪は今に始まったことではありませんが経営環境は大きく変わりました。
ひょっとして国鉄時代なら運休にしなかった降雪量でも今は簡単に運休にしているのでは?と思えてしまうのですが…

実際のところはどうなのでしょうか?

A 回答 (6件)

近年は気象予測の進歩により、この先の天候悪化を見越しての運休というスタイルが増えました。

風速計や降雨量などの観測データも充実していますので、強風、台風、大雪などが見込まれる際には事前に運休となります。

国鉄というか昭和の時代は天候に対して受け身だったのでこのような考えはありませんでしたから、その点で昔と比べて運休が増えたように感じるのではないでしょうか。昔は雪の中機関車が立ち往生して不通になる事もありましたからね、運休で済む現在の方が総合的な被害は軽いと思います。

実際の除雪にしても、その昔は東北本線が大動脈、交通の命綱でしたので除雪はそれこそ頻繁に行われたはずです。それも東北新幹線に取って代わられ、雪対策も新幹線が先で在来線は後回し、ってな感は受けます。しかし東北新幹線の雪に対する強さは目を見張るものもあり、評価すべきだと思います。
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この回答へのお礼

「予測」のこと、たいへん参考になりました。
JR東日本のフル規格新幹線は雪でも本当によく走りますね。

お礼日時:2011/02/03 17:33

1つは、鉄道会社のサイトやネット掲示板(中にはガセネタもありますが)など情報化社会の進展に伴い、運行情報が伝わり易くなり、「列車の遅延・運休の情報が多くなった」という事でしょう。

「遅延や運休の情報が多い」と「遅延や運休そのものが多い」は、必ずしも一致するものではありません。

但し、飛行機が「高嶺の花」で高速道路は無かったという(国鉄全盛の)時代、鉄道が事実上唯一の交通手段だった訳で、「どんなに遅延しても、とりあえず列車は走らせる」という事はあったでしょう。それに比べれば、下記の理由と合わせて今は「安全第一、無理はしません」というところでしょうか。

もう1つは、2005年12月25日に羽越本線砂越~北余目間で発生した、「いなほ14号脱線事故」の影響でしょう。この事故は、予測できなかった突風によるもの、と言われています。この事故を契機に、JR東日本では強風対策を強化し、「『強風警報システム』により、基準を上回る強風の恐れがあると予測された」という時点で、徐行運転や運転見合わせの措置を取る事もしています。
http://www.jreast.co.jp/apology/uetsu.html
http://www.jreast.co.jp/press/2010/20101209.pdf

冬の日本海側は、「積雪が多い」だけで運休するとは限りません。強風(季節風)の影響もあります。実際、この時期の「日本海」「あけぼの」等は、「羽越本線(の沿線)での強風のため」に運休になる場合も多々見られます。
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この回答へのお礼

流れている情報と実際は必ずしも一致しない、当時との他交通機関の違い、たいへん参考になりました。
安全より優先されるものはないのは言うまでもありませんし、昨今は気象が猛烈化しているしで、皆様の回答を見て鉄道会社もたいへんだと思いました。

お礼日時:2011/02/03 17:52

確かに、夜行列車が減り、長距離特急が分断され短距離化された事。

狭い地域でも可也正確な気象予報が出来るようになった事から、大事を取って事前運休の方向に有ると思われます。

が、見込みが甘く、立ち往生に到ったケースもあります。
記憶に新しいところでは、昨年の大晦日から元旦にかけて、まる一日近く立ち往生した、スーパーおきですね。救援に向かったラッセル車まで脱線する始末。
また、数年前には、静岡付近で、新幹線列車運行の基準値を超える集中豪雨に見舞われたにも関わらず、直ぐに収束すると見た東京運転指令所は、東京駅から下り列車を続発させたため、結果として駅間で、列車が数珠繋ぎとなった列車内に数時間旅客が缶詰になる事体に到ったケースもあります。

話しは変わりますが、鉄道誌で読んだ記事では、過去には豪雪で立ち往生した列車が有ると、沿線の住民が雪掻きに動員されたり自主的に炊き出しするような事も有ったようです。
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この回答へのお礼

奇しくも北陸でご指摘のような事態が再び発生してしまいましたね。
見込み違いは100%的中させるのは無理とは言えプロなんだから頼むよと思うこともあります。
まあ「ぎりぎりまで運休させないように」との善意と受け止めます。

お礼日時:2011/02/03 17:40

昔の方が雪も多いし、ラッセルも今ほど高性能じゃなかったので運休も多かったでしょうね。



雪国の冬は運休じゃない方が少ない、というか
ほぼ運休ですよね。
特急とか、採算のとれそうな電車はJRもがんばって走らせようとしますが、
普通列車の扱いなんて酷いもんですよ。

ものによりますけどね。

一番驚いたのは、前日の午後から「明日は寒波が来るので朝から電車は一切動きません」って
駅でアナウンスしてた時。
いやぁ、降る前からもう走らせる気ないじゃん!って思わずつっこんじゃいました^^;

運休ならいいですが、あと2時間で動きますって言われて2時間待ってもまだ動かず、またあと2時間ほど!と言われ、また動かず、結局12時間とか待たされるのはホントやめてほしいです。
「動きません」って言ってくれればまだ手の打ちようがあるのに・・。

首都圏はうらやましいです。
いつも晴れているし、電車は5分もあれば来るし。

余談でした。すみません。


>ひょっとして国鉄時代なら運休にしなかった降雪量でも今は簡単に運休にしているのでは?
降雪に関してはこれはないと思いました。
時々、雪の積もった線路で電車がスタックしてるので、運休に降雪量の基準はないんじゃないかなぁと思いました。
(除雪のため運休とかはありますけど。)

でも風速の基準はあるみたい。
最近厳しくなったんですよね。
特急いなほの事故があったから。
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この回答へのお礼

鉄道は雪に強いとよく聞きます。
たまたまかもしれませんが何度も真冬の北海道を鉄道旅行していますが大きく遅れたことがありません。
しかし地元の人には毎日のことなので回答にあるようなことが実際なんですね。

お礼日時:2011/02/03 16:52

東北です、国鉄時代は雪の季節は走らないものとあきらめていました。


雪が降ったら走らないものと誰もが思っていたので戸惑うこともありませんでした。
今では、よほどのことがない限り新幹線は走るので陸の孤島にならずに済んでいます。
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この回答へのお礼

今年は例外ですがJR化と温暖化が並行して国鉄時代と比べるのは問題もありますが今のほうがはるかに運転されていると考えていいようですね。ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/03 15:56

勿論国鉄時代のほうが今のように除雪作業の汽車もなかったし、雪の量も多かったので運休ばかりで又かと慣れっこでした。

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この回答へのお礼

国鉄時代のほうが派手に運休や遅れていたんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/03 15:53

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