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今年68歳の母ですが、変形性両膝関節症と診断され、1つ目の病院では人工関節を、2つ目の病院では骨切り手術をしたほうがよいと診断されました。
体験された方のお話、良かった点、悪かった点などお聞きしたいのですが。参考HPなどわかりましたら教えてください。

A 回答 (5件)

 一般論ですが・・


 人工関節の適応として
1)変形が著明
2)可動域制限が著明
3)痛みが強い
4)高齢である
等があります。2)について言えば人工関節をしたから正座が出来なくなるのではなく、正座が出来ないような人が適応だということです。4)については前の回答者の方も触れていますが、耐用年数として平均して15年位です。日本人の平均寿命が85歳くらいになっていますので、70歳以上が一応の目安です。

骨切り術の適応としては
1)比較的年齢が若い。
2)関節可動域が保たれている。
3)変形性関節症には外側型・内側型があるが、どちらかの軟骨が保たれている。
4)アライメントを改善することでかなりの症状改善が見込まれる。
などがあります。

 68歳であれば、どちらが良いか決断がつけにくいとは思います。しかしどちらにしても即決しなければいけないわけではありません。情報を整理してよく考えて下さい。

 言いにくいですが、前の回答者の回答で誤っていると思う点がありますので
1)人工関節置換術は決してまれな手術ではありません。
2)人工関節置換術後確かに可動域は制限されます。それ故、元々可動域が悪い人が対象になります。正座が出来ていた人に対して、人工関節置換が実施されることの方が少ないです。
3)骨切り術と比較すると、人工関節置換術の方が侵襲は大きいです。また糖尿病など感染の危険性が高い人には人工関節は向きません。

 以上前の回答に対して批判的なことを書きましたが、所詮「後医は名医」ということでお許し下さい。
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この回答へのお礼

詳しい回答をありがとうございました。
先月地元で関節鏡手術を受けたときに外側はまだしっかりしているとのことで骨切り術を勧められたようです。でも本当に微妙な年齢なんですよね。
正座に関してはもう10年ほど前からできませんでしたのでもうあきらめているみたいです。2年前に下肢静脈瘤の手術を受けた以外はこれといって病気はしたことがありませんが、それほど体力があるとは思えません。病院からはすぐにでも手術をした方がいいと言われて、出来れば手術は先延ばしにしたいと思っていた母ですが精神的なものからか、最近は関節鏡手術を受ける前よりも痛がっています。母と一緒にもう少し悩んでみます。

お礼日時:2003/09/12 10:20

元手術室ナースです。

手術時間は、どちらかというと人工関節のほうが短く、体への負担も少なく、術後の治りも良いようです。ただ他の方が回答されているように、インプラントの耐久性にも問題があるので、70歳以上を手術対象にしている病院も多いです。でも最近はチタン製のものが改良されているので、耐久性もかなりよくなってきました。

年齢的に68歳ということですが、そのくらいの年齢ですと、個人差もありますよね。普段チャカチャカ活動していて、全身状態もよろしいようであれば、骨きり術でもいいかと思いますが、糖尿病や循環障害などの疾患に罹患しているようでしたら、体への負担の少ない 人工関節を選択したほうがいいように思います。
骨切りは、やはりくっつくまでに時間もかかりますし、痛みも強いようです。
リウマチからきている変形症の場合は、うまくつかないことも多いみたいです。

あとは、詳しいレセプトは知らないのですが、人工関節はインプラントの値段が結構かかりますので、治療費もかかるります・・・
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どちらの手術でもよいと思います。

骨切りは、長期入院が必要で回復には半年近くかかるため、手術を受けられる人は比較的若い人(65歳以下)に限られます。今まで体重がかかっていた軸が変わることで、その膝に体が慣れるまで半年から一年ぐらいかかる方がいます。そして手術したすぐに膝の痛みが取れると言うことはありませんので気長にリハビリテーションを行う必要があります。人工関節の方がは、高齢者でも受けられます。痛みは取れやすいですが耐久性が完全でない、可動域が狭くなり正座ができなくなることが多いなどのデメリットもあります。お母さんがとても元気で、リハビリをがんばれるのならば骨切りをする方がいいし、とりあえず痛みを取ってほしく、あまり外に出てばりばり歩くのでなければ(人工関節の耐久年数のことも考え)、人工関節でいいとおもいます。
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この回答へのお礼

そうなんですよね。どちらにしてもリハビリは大変そうですが、私はとにかく早く痛みが取れてくれるといいと思っています。
ikkameさんの回答を母に話してあげます。ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/10 09:56

参考になるかどうかわかりませんが、人工関節置換術の場合、人工関節の耐用年数も考慮して考えなければ術後数年~十数年でもう一度再手術をしなければならないケースもあると聞きました。


杖を使用したりしてなるべく人工関節に負担をかけずに過ごしても、大体10年前後で耐用年数が終わるそうです(昔聞いた話なので、今はもう少し耐用年数が延びているかもしれませんが)。

お母様の年齢を考えると、どちらの術式が適切なのか非常に微妙ですよね・・・。

ただし、よほどひどい場合を除いて変形性膝関節症で手術をするケースはごく稀だと思いますから、今後もリハビリや膝周囲の筋肉強化で対応するという選択肢もありますよ(手術を勧められたという事は状態がひどいのかもしれませんけれど)。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
人工関節もかなりすすみ耐用年数ももう少し伸びているみたいです。
母の場合はもうどちらにしても手術をしなければならない状態なのですよ。

お礼日時:2003/09/10 09:46

私はまだ31歳(女性)ですが


スポーツのやりすぎと交通事故のダブルショックで
ヒザを手術しました。
将来的には、お母様と同じ変形性両膝関節症に
なってゆく1歩前の段階です。

その時に、「人工関節を、、、」という話が出て
とてもショックを受けました。
それで、膝(脚)専門という整形外科に
行きましたところ、「飛び出した骨の除去手術で大丈夫」と言われました。

なので、「人工関節」よりは「飛び出た骨の除去」の
方か、お母様のリスクも少ないのでは?
というのが感想です。

しかし、年齢や体重、腰痛の有無、他の内臓疾患、
脚の筋肉量によっても違うと思います。
できれば、医師に「どういう違いがあるのか」という
事をもっと、徹底的に詳しく説明して
いただいた方が賢明かと、思います。

また、私の話ですが、手術の前に
レントゲン、MRI、そして「内視鏡」での検査(要部分麻酔)が行われます。
内視鏡検査というのは、実際に膝を開いて
医師が判断するのですが、その時に
手術内容が変更する可能性もあるみたい。
私もそう告げられました。

膝がやられるって本当に切ないです。
お母様にとって、一番よい方法を
選んであげてください。

がんばってくださいね。
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この回答へのお礼

早速のお返事と励ましをありがとうございます。レントゲン、MRI、そして2週間の入院で「膝の中を洗う」手術も受けました。その結果その病院では「まだ若いから(?)人工関節にするにはもったいないので、骨切り手術をしたら」と勧められました。もう1件のスポーツ選手などがよくかかる膝で有名な病院では、すぐ「人工関節にしたほうがよい」でした。きっと選択するのが難しい年代なのでしょうね。

お礼日時:2003/09/10 09:24

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