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新聞記事によると、現状のままでは金銭で売買される可能性がある親方制度の存在もネックのひとつだそうですが、具体的にはどのような要件に抵触しているのでしょうか。また相撲部屋と日本相撲協会との関係も問題だそうですが、どのような点が問題視されているのでしょうか。それ以外にも、どんな点を解決しなければならないのでしょうか。
もちろん単なる興業とは違って公益法人には八百長が許されるはずもありませんので、八百長を根絶するための抜本的な妙案などがあれば、それもあわせてお聞かせいただきたいと思います。(私の愚案としては実現は困難でしょうが、十両以上の関取力士の待遇を落として幕下以下の力士にも一定の月給を支給するなどの改革も有効ではないかと思っています。付け人に小遣いをあげる必要がなくなると言えば、関取にもある程度は理解してもらえるのではないかという発想です)

A 回答 (6件)

公益法人の認定には18の要件があり、年寄株の売買などは



>3.その事業を行うに当たり、社員、評議員、理事、監事、使用人その他の政令で定める当該法人の関係者に対し特別の利益を与えないものであること
http://www.sin-koueki.com/koueki/18.html

に抵触する可能性があります。

また八百長は、相撲協会の設立目的である「相撲道の維持発展と国民の心身の向上に寄与する」ことに反すると思います。

八百長の再発防止策ですが、監視を強化することしか無いと思います。従来のような協会内部の監視ではなく、マスコミ(大新聞やNHK)が怪しい相撲を積極的に取り上げていく必要があります。これまで一部の週刊誌に、元力士が具体的な八百長の証言をしているにもかかわらず、新聞やNHKはほとんど取り上げることなく無視でした。特にNHKはひどい、というか白々しいと思います。
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この回答へのお礼

詳しく回答いただきまして、ありがとうございました。
では相撲部屋と協会との関係が問題になるのは、どうしてでしょうか。それについてもお答えいただければ幸いです。

お礼日時:2011/02/12 22:45

>では相撲部屋と協会との関係が問題になるのは、どうしてでしょうか。



(1)現在のシステムでは、相撲部屋の運営に協会が直接タッチできないことが問題です。例えば相撲部屋の中で、公益法人としてふさわしくない行為(暴力行為、賭博行為)が行われていたとしても、現在のシステムでは協会がそれを監視できません。

相撲部屋で不祥事が起こるたびに理事長が「親方に任せてある」といった言葉を連発していたことが、それを端的に示しています。

公益法人は透明性が要求されますので、相撲部屋の運営や人材育成のやり方も、ガラス張りにせねばなりません。そのためには協会が部屋経営への関与を強めていかざるを得ないでしょう。

(2)協会の財産である年寄株に、相撲部屋が勝手な値段をつけて売買していることも問題です。従来はお相撲さんは50歳くらいで亡くなることが多かったので、年寄株が不足することは無かったのですが、最近は定年まで勤め上げる親方が多く、これによって需要と供給のバランスが崩れてしまったようです。

公益法人である以上、財産の管理にも透明性が要求されます。また法人としての健全性を保つためにも、年寄株を金で売買するのではなく、相撲協会の発展に貢献する人を年寄りとして残すべきでしょう。

以上お答えになってますでしょうか?
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この回答へのお礼

明快な回答、ありがとうございました。
それにしても、いままで金銭で売買してきた年寄株を譲渡とか任命制に移行するのは、至難の業のようですね。現在年寄株を持っている人の大半は、大金をはたいて「購入」しているのですからね。そこをどう解決していくかがポイントになりそうです。

お礼日時:2011/02/20 17:20

よくワイドショーなどでも十両と幕下の給料の差が原因であるかのようにしきりに言われていますが、そんな単純な話ではないと思います。


幕下以下にも給料を払うようにしたとすると、幕下以下の力士は上を目指す目標がなくなってしまいますし、現状維持に満足するという力士も出てきます。そうすると、幕下以下の力士が大量に増えてしまい、廃業する力士がいなくなります。
また、それでも十両下位の力士の八百長が減るとも思えません。
たとえ幕下力士に月給30万をあげるように変えたとしても、それでも十両の100万の方が断然良いのです。やはり必死に十両に残ろうと八百長をするでしょう。

対策としては、取組を当日に発表する、とか、支度部屋では携帯電話没収とか、いろいろ考えられますが、八百長を根絶する方法はありません。

とはいえ、精神論だけでは今の時代難しいです。


八百長が発覚したという件は、力士の数名が行っていたというのが現状で、協会が組織的にやっていたというものではありません。相撲に限らず、組織内の何人かは、悪いことをする人間は必ずいます。要は協会はどれだけ危機管理をしているか、ということが重要です。

理事長は昨日、今後八百長の調査委員を常時をもうけると発表しました。
このまま新たに八百長が発覚せず、対策をとっていけば、公益法人の認定はされると思います。
テレビは大げさに言ってるだけだと思います
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この回答へのお礼

貴重なご意見、ありがとうございました。確かに単純な話ではないでしょうね。
お言葉ではありますが、八百長問題は以前からささやかれていました。さすがに協会ぐるみではないでしょうけれども、少なくとも一部の親方までが関与していたのですから、決して「力士の数人」程度の問題ではないと思います。
これまでは八百長の明確な証拠を示すことができなかったので、裁判では協会が勝てただけのことです。

お礼日時:2011/02/13 02:18

もはや改善のしようが無いですね。

新公益法人にはなって欲しく無いし、させたく無いし、相撲自体もう国技とは認めません!というか、日本には国技なんてものはそもそも、ないし。実は、日本は国技が決まってないし国なんですよ。

サルコジ大統領が「モヒカンの太った男性が、体をぶつけ合う事の何が楽しい?」とか言ったそうですが、まさに今の相撲はその通りです。勝負では無くなっている。肥満男性のぶつかり合い以外の何者でも無い。

相撲協会は一度跡形も無く解体し、民間がやるべき。親方ばかりだとどうもイカン!
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この回答へのお礼

いまさらですが、その節はご回答ありがとうございました。
どうやら公益法人に移行できたようですが、どこがどう変わりましたのやら。

お礼日時:2013/05/21 11:51

難しい問題だと思います。

日本相撲協会は、自前で運営をしている数少ない公益法人です。
八百長問題が解決したら、役員の51パーセント以上を外部役員とし、完全公募制にする。理事長は、外部役員とし、相撲道から外れた力士は横綱と言えども除名処分とする。
また、間接経費を見直し、力士の報酬の底上げを図る。年寄り株の売買禁止。審判部や親方に昇格するには試験制度を導入し、トレーニングや教育者としての資質を育成するところから始めては?
的外れでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございました。私はこういう回答を期待していたのです。

お礼日時:2011/02/11 22:43

今の相撲界には、


暴力団がズブズブで食い込んでいますから、
一回、解体しない限り、
八百長も暴力団も根絶できません。
小手先の改革では、
何をやっても無駄でしょう(^^;
      
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この回答へのお礼

いまさらですが、その節はご回答ありがとうございました。
どうやら公益法人に移行できたようですが、どこがどう変わりましたのやら。

お礼日時:2013/05/21 11:52

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