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入試で小論文を出題する大学が相当あります。いつから始まったか分かりませんが、暗記型やきまった返答というような日本の受験の悪弊に対して、小論文を考え書かせる方法採用は1つの解決策であるように思っています。

小論文という方法の若者に対する教育の効果を知りたいとおもい、最近、斯界で著名な樋口氏や吉岡氏の本を読みました。当然、主張を伝えるのにふさわしい全体構成のあり方を説明していますが、それ以上にトピックに対する望ましい解答例を示している量が多いです。それは時事問題の“コンパクト”解説のようなものであり、望ましいのでそのように暗記しなさいというものだと思いました。これでは、日本受験悪弊打破というよりも、上塗りだなと思いました。
つぎのような関心事があります。これ以外でも小論文入試に関する皆さんのアイデアをうかがえればうれしいです。

高校生の方で:
・小論文の勉強の難しさは何ですか?
・小論文の訓練をどのくらいしていますか?高校では論文を書き、先生が添削をしてくださる時間はありますか?
・一夜漬けでおぼえたトピックか普段から関心をもって自由研究をしているトピックかによって、書く能力には差がでます。普段から自由研究をし、先生から評価をいただくことを経験していますか?

大学の入試判定をする方に:
・小論文の善し悪しをどのように考えていますか?構成力、表現力、独創力のような抽象的なことはよく耳にしますが、特に、高校生という知識や読書の少ないものに対する要求レベルについての考えを知りたいです。

みなさまに:
・トピックが難しすぎる。過去問を見ると、課題文で頻出する一人に河合隼雄氏がいます。「集団主義」や「母性原理」に関する同氏の主張が述べられていますが、わたしは受験する高校生には難しすぎると思います。

・アメリカの大学入試のカレッジ・エッセイは、「あなたの挫折・失敗の体験を述べてください」のような平易な出題です。うわっつらな知識など横に置き、自分のささやかな体験をわかりやすく述べているか、体験からつかみとる吸収力がいかほどかを検査しようとしています。

A 回答 (1件)

この手の質問はよくありますがいつもどう思えばいいか悩みます。



人間の有益な知性とは何か、それをどう測るかという視点から見れば
決まり切った答えを導くことは悪弊でもないし、
失敗談から吸収力が測れるとも思えません。


知性とは何かとか、知性を測る方法とかは心理学の基礎的な本にいくらでも書いています。
どんな知性を大切にし、どのように測るかはみなさんのお好きにされるのがいいと思います。


それよりもどんな人材を作っていくかを考えれば
知識も必要だし、「95パーセント以上の確率で正しいと言える実験を構築する力」も必要でしょう。
お好きにされるのがいいと書きましたが、理系で生きていくのは後者の能力も必要です。

質問者さんがどのような人材がお好みかは存じませんが
完全無欠の試験法を思索されるのではなく
有益な人材を見つけるフィルターを考案されるのがいいと思います。
私はいままでの知識を問う問題でいいと思っています。

きっと期待される回答ではないでしょうが、
本気で人間の能力開発を探求している人間の話だと思っていただければと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

わたしも評価のことよりも、鍛え方に関心をもっています。評価法に影響されますから、大人がきちんと示す必要もあると思います。

鍛え方として、知識を持つようにという指導はいいのですが、それは丸暗記方式でないです。研究・リサーチで知識を狩猟することだと思います。

お礼日時:2011/02/16 22:07

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