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いつも模型カテゴリでお世話になっております。  よく模型誌などで戦車は全て組み終えてキャタピラも取りつけてから塗装に入っているのを見ます。足回りなどに暗い色を塗り、車体に影をつけてから本塗装に入り、そこからキャタピラと足回りをウェザリングするというやり方です。しかしこれではキャタピラや車輪を綺麗に塗り分ける事ができないのでは?と疑問に感じています。 この方が製作の効率が良さそうですが。私は今まで車輪、車体を分けて塗っていました。 どのようにして戦車の塗装をされていますか? キャタピラの塗装方法などについても教えて頂けると幸いです。

A 回答 (3件)

No.2です。

補足を拝見しましたので、再登場です。

>田宮のAFVキットの中にプラの成形色が暗い色の物もございますが、このようなキットの場合は直接塗装しても綺麗に発色しないと思うので、まずライトグレーなどの明るい色で下塗りをした方が良いでしょうか?⇒

タミヤのAFVキットは大きく分けてオリーブドラブ、ジャーマングレー、ダークイエローに近似してる色のプラスチックで成形されいる事が多いです。(中には、ピンクなどもあります。)これらの素材と同じような塗装を施す場合は、そのまま塗装しても大丈夫でしょう。ただ、エッチングパーツなどプラ素材と異なるパーツやパテなどを使用した場合はやはりサフを吹いた方がいいと思います。これは素材による塗色の発色の違いを防止する意味合いがありますし、金属素材の塗料の喰い付きの向上効果があります。何がなんでもサフが必要と言う訳ではありません。

先の回答に貼り付けた写真は下地にマホガニーとフラットブラックを1:1で混合した物で全体塗装したあと、Mr.カラーのサンド系の塗料を混合したもので吹き付けを行なった状態です。(元々のキット素材はライトグレーです。ドラゴンのキットは殆どこの色です。)下地は陰影塗装の影の部分として一部残しています。で、今回添付したのは、迷彩塗装が終わり、ウォッシングを行なったあとの状態の写真です。(未完成状態) この塗装方法は結構用いられている方法で、暗色で全体塗装した後、本塗装を行ない、一部影になる部分を残して塗装すると言う方法です。下地をどうするかは人それぞれですが、暗色で下地を作ってダークイエローなどを塗装しても、発色その物にはあまり影響しません。これは他の色でも同じで、オリーブドラブで全体塗装を行なうアメリカ戦車の場合も私は上の混合塗料で下地を吹き付けています。

>最近のキットでもベルト式キャタピラは接着剤を使うより、焼き止めをするのが基本ですか?⇒焼き止めは減ってきていると言うか、最近は接着する方法が主流となっているようです。私は最新のAFVキットはあまり持っていなくて、古いキットばかり作っていますが、タミヤやドラゴンなどのベルト式キャタピラは接着する方法に変わっています。

以上、参考まで…。
「戦車模型の塗装及び組み立てについてです。」の回答画像3
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この回答へのお礼

とても詳しく教えて頂き参考になりました。 Arado様 本当に有り難うございました。 これからも模型製作を楽しもうと思います。

お礼日時:2011/02/24 21:10

プラモの作り方には決まった方法はありません。

雑誌で紹介されている戦車模型の作り方(一部を除き、全部を組み立ててから塗装)も一つの方法にしか過ぎませんので、絶対的なものだとは思わない方がいいですよ。

戦車模型で一番面倒だと感じるのは、恐らくキャタピラの組み立て(ベルト式は除く)と、車輪周囲のゴム部分の塗装だと思います。質問者さんは全部組み立ててしまうと、この部分の塗装がうまく出来ないのではと疑問をお持ちですが、当然、筆の届かない部分は塗装出来ません。それでも、No.1さんがお書きのように、戦車模型(AFV全体)では特に問題にはなりません。もし、どうしても手の届かない部分も塗装したいと思うのでしたら、パーツや部位ごとに塗装して組み立てればいいだけの事です。そこは臨機応変に対処すれば済むことで、決まったルールはありません。

>どのようにして戦車の塗装をされていますか?⇒添付写真はドラゴン1/35ナスホルン(旧キットの方です)の製作途中の写真です。この場合、全てのパーツを組み立ててから塗装すると言う方法を選択しました。組み立て式キャタピラの場合は、この方法が一般的だと思います。タミヤキットにあるベルト式ではキャタピラは最後に取り付けることにしています。

>キャタピラの塗装方法などについても教えて頂けると幸いです。⇒そうなんですよね!キャタピラの塗装が一番悩む部分です。例えば、砂漠地帯を想定して製作するのか、それとも東部戦線などのヨーロッパ地域を想定して製作するのか、更に細かく言えば、草原地帯なのか泥沼地帯なのか、雪原などと言う場合もありますね。そこまで突き詰めると中々完成しなくなってしまいますが、概ね、キャタピラの塗装には茶系(ダークアースやマホガニー、レッドブラウンなど)の塗装をエアブラシで吹き付け、それを下地にしてウェザリングを行なうようにしています。駆動輪と擦れる部分などはシルバーで金属感を出したりしています。ベルと式の場合も同じですが、先に焼き止めしてから塗装して本体に取り付けます。単に黒鉄色をスプレーして、その後、茶系やサンド系でウェザリングすればそれらしく見えます。古いベルト式キャタピラの場合、塗装が剥がれやすいのであまり弄らないようにしましょう。

私はどちらかと言えば空モデラーですが、時々、息抜き程度に戦車模型も作ったりします。ジャンルのことなるキット製作で、同じジャンルのキットばかり作っていたのでは思い出せない技法を見つけたりする場合もありますので、それも模型作りの楽しさだと思います。質問者さんもこれからもプラモ製作を楽しんで下さい。
「戦車模型の塗装及び組み立てについてです。」の回答画像2

この回答への補足

Arado様 いつも丁寧なご回答を有り難うございます。とても詳しく教えて頂き参考になりました。 続けてお聞きして申し訳ありませんが、田宮のAFVキットの中にプラの成形色が暗い色の物もございますが、このようなキットの場合は直接塗装しても綺麗に発色しないと思うので、まずライトグレーなどの明るい色で下塗りをした方が良いでしょうか?(最近はあまりサフは使わないようにしています) 最近のキットでもベルト式キャタピラは接着剤を使うより、焼き止めをするのが基本ですか?

補足日時:2011/02/21 17:28
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この塗装方法は『見えないところは塗らない』というものです。



入り組んで塗りにくい、あるいは、塗れなくなってしまう部分は『塗らない』んです。
そのために、わざわざ暗色を使って「より見えにくくする」んですよ。

つまり「影をつける」というのは半分「嘘」で、ミスって「見えてしまった」時に誤摩化せる色が「影の色」ってことなんですね。

足回りをウェザリングするのも同じ理由で、「塗っていない部分を見えなくする」ためにピグメントなどをたくさん使って汚してやる「必要がある」んですよ。

典型的なところは車体の裏。
戦車はひっくり返して見るものではありませんから、ここは見えるはずのないところです。
つまり、塗らなくて良いところだから塗りません。

ドライブラシ程度の軽いウェザリングしかしない人であれば、組み上げてから塗る方法は面倒なだけだと思いますね。

この回答への補足

blackwidow99様 丁寧なご回答を頂き有り難うございます。勉強になりました。 キャタピラは連結式、ベルト式とありますが、それぞれどのようにして塗装されていますか? 塗装されてから車輪に取り付けていますか?

補足日時:2011/02/19 21:18
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