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出4章で、神がモーセに民の解放をしに行けと任命されておきながら、子供が割礼をしてないから殺そうとしたのですか?なぜ異邦人の奥さんは気付いたのでしょうか?解放を命じた時に「割礼しとけ」と命じておけば普通に従ったのではないのでしょうか?皆さんはここの箇所はどう解釈しますか?

「4:22あなたはパロに言いなさい、『主はこう仰せられる。イスラエルはわたしの子、わたしの長子である。 4:23わたしはあなたに言う。わたしの子を去らせて、わたしに仕えさせなさい。もし彼を去らせるのを拒むならば、わたしはあなたの子、あなたの長子を殺すであろう』と」。
4:24さてモーセが途中で宿っている時、主は彼に会って彼を殺そうとされた。 4:25その時チッポラは火打ち石の小刀を取って、その男の子の前の皮を切り、それをモーセの足につけて言った、「あなたはまことに、わたしにとって血の花婿です」。 4:26そこで、主はモーセをゆるされた。この時「血の花婿です」とチッポラが言ったのは割礼のゆえである。」

A 回答 (1件)

割礼は「最初の預言者」にしてユダヤ人の始祖アブラハムと神との間で交わされた契約です。


創世記17章で「あなたと後の子孫は代々私との契約を守らなればならない」「これは私とあなた及び後の子孫と私の間の契約であり、あなた達の守るべきものである」「あなたがたは割礼を受けねばならない。それがあなた達と私の間の契約のしるしとなる」と神はアブラハムに言っておられます。
つまりモーセよりも前の時代に既に割礼は契約のしるしとして行わなければならない事が神との間で約束されていました。
しかし、モーセの子はしていませんでした。
おそらくモーセの妻チッポラが止めたからだと思います。
割礼という儀式は夫から聞いていたでしょうが、彼女はミデヤン人祭司の娘でしたから、そうしたイスラエル人の儀式を重要視していなかったのだと思います。モーセも神に会う前はそれほど儀式を重要視せず妻に従っていたいたのかもしれません。
また、モーセは妻の父親エテロの羊を飼っていたり、エテロにエジプトに行く許可を求めている事から、妻の実家には頭が上がらない様子も見えます。そういう事から妻の言いなりだったかもしれません。
つまりモーセは最初は我が子に割礼をしようとしたけれど、妻のチッポラが子供に傷を付けるのを嫌がり割礼に反対し、もともと妻やその実家に頭の上がらないモーセも、仕方ないと割礼をするのを諦めていたのではないかと・・・
しかし、そのモーセも神の言葉を信じて、神の言うとおりに行動を始めました。
ここで、神の言葉を信じ行動を開始しながらも、いにしえの契約のしるしを我が子に果たそうとしないモーセに神はお怒りになったのでしょう。
チッポラは割礼の話を聞いていたので、神が何にお怒りになっているのか気付いたのだと思います。
きっと初めて割礼の話を夫に聞いた時は、まさかそれをしなければ神が殺しにくるとは思ってもいなかったのでしょう。
そして慌てて割礼をしたのだと思います。
まあ、全ては推測ですが・・・
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この回答へのお礼

なるほど~。そういう背景ならつじつまが合いますね。すごくわかりやすかったです。ありがとうございます。聖書でいろいろわからない事がありますので、よろしければこれからもご回答お願いいたします。

お礼日時:2011/02/22 20:37

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